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【ガッカリ】羽鳥氏「TVが視聴者を安心させるためのものじゃダメなんですか?」村本氏による”マスコミ批判”にムキになって猛反論!(モーニングショー)

【ガッカリ】羽鳥氏「TVが視聴者を安心させるためのものじゃダメなんですか?」村本氏による”マスコミ批判”にムキになって猛反論!(モーニングショー)

どんなにゅーす?

・2019年2月21日の「羽鳥慎一モーニングショー(テレビ朝日)」に、ウーマンラッシュアワーの村本大輔氏とジャーナリストの安田純平氏がVTR出演。沖縄の基地問題などを取り上げつつ、昨今のマスメディアの根源的な問題点や危険性などを指摘した。

・村本氏は、「テレビは不安を解消するための道具で、真実を伝えるための道具ではない」と厳しく指摘したところ、これに羽鳥氏が硬い表情で強く反論「僕は違うと思う。広めるために炎上させようというのはダメだと思う。(テレビが)視聴者を安心させるためのもので、それじゃダメなんですか?」とコメントし、高木美保さんも羽鳥氏に同調。ネット上では羽鳥氏らのコメントに対して「それは違うのでは」「話をすり替えている」「ガッカリした」などの声が相次いでいる。

ウーマン村本、TVに苦言「真実を伝える道具ではない」 羽鳥アナは主張に猛反論「違うと思う」

~省略~

「無関心の人の耳のシャッターを開けたい」という村本は、「(テレビの視聴者は)考えないで楽に語れるものを求めている。自分さえよければいいから苦しみたくないという意識がある」と持論を展開。「僕は見ている側の心の余裕がなくなってきている気がしていて、お金に余裕があるのと心に余裕があるのとは違って、心に余裕があるから(沖縄について)ちょっと考えてみようとか、知りたい、見たいと思うんですよ」と主張した。

続けて、「たとえば、(情報番組で)中国のネガティブなニュースは伝えられるけど、ポジティブなニュースは伝えられない。それはネガティブなニュースを聞いて安心できる人がいるからですよ。やっぱり中国、韓国はこうだったんだ。中国には負けたくないからネガティブなニュースは信じる。信じて安心したいだけなんですよ」とし、「テレビは不安を解消するための道具で、真実を伝えるための道具ではない」と苦言も。自身がツイッターなどで発信し続ける理由については「間違っていててもいいから発信し続けること。自分の見たものを発信することが誰かの何かを刺激する。どっちの意見だとしてもしゃべらないといけない。炎上したら広がる。広がったら考える人がいる」と説明した。

VTRを見届けた羽鳥慎一アナウンサー(47)は「僕は違うと思う。広めるために炎上させようというのはダメだと思う。(テレビが)視聴者を安心させるためのもので、それじゃダメなんですか?」と厳しい表情。宇賀なつみアナウンサー(32)は「テレビが娯楽として面白いものを伝えるというのも役割としては大切」とした上で、「報道に憧れて入ってきた自分は現実とは違ったな、と情けなくて悔しかったりするところもある」と神妙に語っていた。

【Yahoo!ニュース(スポニチアネックス) 2019.2.21.】

村本氏による「忌憚なき指摘」に対し、羽鳥氏が不快感を露わにしながら「TVが視聴者を安心させるためのものじゃダメなのか?」と”開き直り”!

出典:羽鳥慎一モーニングショー

テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」において、ウーマン村本さんによる「昨今のマスコミ界」についての鋭い指摘に対し、羽鳥さんが色をなして強く反論するハプニングが発生し、ネットで話題になっています。
中でも、「テレビは不安を解消するための道具で、真実を伝えるための道具ではない」という村本さんの指摘は、かなり的を射ているものだと思うのですが、これに対して羽鳥さんが、「広めるために炎上させようというのはダメだと思う」と話をすり替えた上で、「(テレビが)視聴者を安心させるためのもので、それじゃダメなんですか?」と言い放ったことに対し、ネット上では、批判や失望の声が相次いでいる状況です。

この羽鳥氏の言葉に対して、高木美保氏も(表面的には中立を装いつつも)基本的に同調していたみたいだけど、「テレビが『視聴者を安心させるためのもの』で何が悪い」「あからさまな嘘さえ伝えないのなら、どのように伝えてもいい」というような考え方は、一見するともっともらしく聞こえるものの、これは、ある意味「かなりの危険性」を秘めているものなんじゃないかな。

例えば、人類が経験したこともないような、未曾有の原発災害が発生したとして、これによって、人体に深刻な影響を与えるような放射性物質が大量に放出されたとしよう。
本来であれば、すぐに適切な対策を行ない、場所によっては急いで避難しないといけないような状況にある中で、「すぐに人体に影響が出るわけではないので大丈夫」「放射能を怖がる必要は全くない」と、極力人々に不安を与えないような報道を続けることが、果たして「正しい報道」といえるのかな?
それに、日本が激しい戦争をしていた時代でも、「国民に不安を与えないように」との理由で、大本営と繋がるマスコミが正しい情報を徹底的に隠したことで、実際には戦況は非常に悪くなっていたにもかかわらず、多くの国民は「日本が優位に戦っている」ものと思い込まされてしまい、こうした「間違った認識の蔓延」によって「最悪の破滅」を引き起こしてしまった。

このように、「国民が警戒すべき情報」「真に知るべき情報」を隠して、「国民を安心させること」に固執した報道がエスカレートしていってしまうと、これは、激しい情報統制や全体主義、独裁社会に繋がっていく上に、その先に待っている戦争や経済崩壊などの”破滅”を大きく近づけることに繋がるし、「本当のこと」を国民が知った時には、すでに手遅れになってしまっていることが往々にしてあるからね。

こうした話は、医者が患者さんに対して「病気を告知すること」にも通じる部分があるかもしれません。
「患者さんを安心させること」に大きな比重を置きすぎて、重大な病に罹っていることを隠し続ければ、それはその人の命を奪ってしまうことにも繋がってしまうわけですからね。

こうした事例からもわかるように、人々にとって真に有益なのは「この国の政治や社会で起こっていることを積極的に『ありのまま』に伝えること」であり、「(情報をコントロールするなどして)不安に感じている人々を安心させること」ではない。
ボクは、村本氏による「多くの人々に知らせることが出来るのなら、炎上させることも一つの方法」という考え方も大いに理解できるし、報道に携わる人間やジャーナリストが最も重視するべきテーマは、「権力側が隠したがっている事実を、いかにして『ありのまま』に一般市民に広く伝えていくか」という点ではないかと思っている。

こうしたポリシーやモラルを報道関係者が根底にしっかりと持っていない限り、必然的にマスコミは腐敗し、徐々に権力側(政権与党とその上に控えるグローバル資本勢力)に取り込まれていくし、こうしたポリシーがマスコミの中に浸透してこなかったからこそ、いつの時代でも人々はマスコミや広告代理店に騙され、多くの悲劇の戦争に巻き込まれてきたんだよ。

そういう意味でも、羽鳥氏のこの発言には、残念ながら全く賛同できないし、真にこうした意識の下に番組を務めているのだとしたら、これはいささか、いやかなり危険な状況なのではと思うよ。

つまり、羽鳥さんも、このグローバル独裁社会によって作り出された「洗脳」に深くはまってしまっているということですね…。
せっかく村本さんが、冷静かつ深い分析の下に、現代の日本社会の危うさとマスコミにおける重要な問題点を指摘したのですが、やや残念な展開になってしまいましたね。

まあ、こうした”事故”のお陰で、(小川アナと同じくテレ朝を去ることが決まっている)宇賀アナの真面目で真摯な人柄がよく分かったし、マスコミ界の腐敗に染まらずに、様々なしがらみと戦いながら自身の信念や矜持を貫こうとしている村本氏や玉川氏や宇賀アナと、腐ったマスコミ界で上手にやっている羽鳥氏&高木氏の”コントラスト”がよく出た放送だったように思えるよ。

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