実の娘にレイプ繰り返した父親に「懲役10年」の逆転有罪判決!衝撃の「1審無罪」受け、全国で抗議運動広がっていた中で!堀内満裁判長「1審は誤った結論になっている」

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どんなにゅーす?

・2020年3月12日、愛知県で実の娘に長年にわたって性的暴行を繰り返してきた父親に対し、名古屋高裁の堀内満裁判長が、1審の無罪を覆す懲役10年の有罪判決を言い渡した。

1審で言い渡された無罪判決(名古屋地裁岡崎支部・鵜飼祐充裁判長)に対し、多くの性暴力被害者が怒りの声を上げ、全国で抗議運動が広がっていた中での逆転有罪判決に、各所から多くの喜びと安堵の声が上がった。

・父親への有罪判決が言い渡されたのを受け、被害者女性の娘がコメントを発表。無罪判決が出た時のショックや絶望感、そして、現在の素直な心境を明らかにした。

娘への性的暴行罪 父親に有罪の逆転判決 名古屋高裁

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この裁判は3年前、愛知県内で、父親が当時19歳の実の娘に性的暴行をした罪に問われたもので、1審の名古屋地方裁判所岡崎支部は娘の同意がなかったことは認めた一方、「相手が著しく抵抗できない状態につけ込んだ」という有罪の要件を満たしていないとして無罪を言い渡し、検察が控訴していました。

2審の名古屋高等裁判所では、検察が、娘は心理的・精神的に抵抗できない状態だったとして有罪とするよう求めた一方、被告の弁護士は改めて無罪を主張していました。

12日の判決で名古屋高等裁判所の堀内満裁判長は「被害者が中学2年生の頃から、意に反した性行為をくり返し受けてきたことや、経済的な負い目を感じていたことを踏まえれば、抵抗できない状態だったことは優に認められる」と指摘しました。

そして、「1審の判決は、有罪の要件である『抵抗できない状態』について、被害者の人格を完全に支配するような状態だということまで求めていて、要件を正当に解釈しなかった結果、誤った結論になっている」としました。

そのうえで「1審は、父親が子に対して継続的に行ってきた性的虐待の一環であるということを十分に評価していない。抵抗できない状態につけこみ、自分の性欲のはけ口にした卑劣な犯行で、被害者が受けた苦痛は極めて重大で深刻だ」と述べ、1審の無罪判決を取り消し、検察の求刑どおり、父親に懲役10年を言い渡しました。

この裁判をめぐっては、性暴力の被害者たちが、1審の無罪判決を受け、被害の実態が理解されていないとして各地で抗議のデモを行うなど波紋が広がり、2審の判断が注目されていました。

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【NHK NEWS WEB 2020.3.12.】

性的暴行罪 父親に有罪の逆転判決 被害受けた娘のコメント全文

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今日の名古屋高等裁判所の判決を受けて(令和2年3月12日)

1.私は、実の父親からこのような被害を受けてとても悔しい気持ちでいっぱいです。

「逃げようと思えば逃げられたんじゃないか。もっと早くに助けを求めたらこんな思いを長い間しなくて良かったんじゃないか・・・」。

そう周りに言われもしたし、そのように思われていたのはわかっています。

でも、どうしてもそれができなかった一番の理由は、幼少期に暴力を振るわれたからです。

「だれかに相談したい」、「やめてもらいたい」と考えるようになったときもありました。

そのことを友達に相談して友達から嫌われるのも嫌だったし、警察に行くことで弟達がこの先苦労するのではないかと思うと、とても怖くてじっと堪え続けるしかありませんでした。

次第に私の感情もなくなって、まるで人形のようでした。

被害を受けるたび、私は決まって泣きました。

「私にはまだ泣ける感情が残っている」ということ、それだけが唯一の救いでした。

私が一人っ子だったら、何も迷わずにもっと早くに訴えられていたかもしれません。

やっぱり大切な弟たちのことが心配だったのです。

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3.無罪判決が出たときには、取り乱しました。

荒れまくりました。

仕事にも行けなくなりました。

今日の判決が出て、やっと少しホッとできるような気持ちです。

昨年、性犯罪についての無罪判決が全国で相次ぎ、#MeToo運動やフラワー・デモが広がりました。

それらの活動を見聞きすると、今回の私の訴えは、意味があったと思えています。

なかなか性被害は言い出しにくいけど、言葉にできた人、それに続けて「私も」「私も」と 言いだせる人が出てきました。

私の訴えでた苦しみも意味のある行動となったと思えています。

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【NHK NEWS WEB 2020.3.12.】

名古屋高裁(堀内満裁判長)が極めてまっとうな判決!1審の鵜飼祐充裁判長の無罪判決を「誤った結論になっている」と指摘!

多くの人々が注目していた、愛知県での「実の娘に性的暴行を繰り返してきた父親」に対する裁判ですが、ご覧のような、良識のある判決が出されて、本当に良かったです…!

当サイトでも、19年4月当時に言い渡された、常識では考えられないような1審の無罪判決を大きく取り上げたけど、ひとまずは、このようなまっとうな判決が出されて本当に良かったね。
しかも、今回の判決に際して、名古屋高裁の堀内満裁判長は「1審は誤った結論になっている」と異例の指摘をしているし、どこからどう考えても、1審の鵜飼祐充裁判長の無罪判決は異常ということだ。
この度被害女性が発表したコメントを読んでも改めて感じるけど、当時の「無罪判決」を聞いた時の被害者女性の計り知れないほどのショックや絶望感を思うと、胸が締め付けられるような思いだよ。

やはり、それだけ、日本の司法の内部に、性犯罪に対する圧倒的な無理解と、被害者側の心理や精神的な深い傷に対する配慮のなさや意識の鈍さが根底に存在しているのだと思われます。
その中でも、科学的な視点に基づいた良識ある判決が出たのは、大きな救いでしたし、この流れがこの先の性犯罪裁判にも広がっていくことを切に願っています

伊藤詩織さんもこの裁判を息をのんで見守っていたみたいだし、彼女との裁判で敗訴したアベ友ジャーナリストの山口敬之氏が、先日に判決を不服として控訴したけど、今回の判決がこちらの件にも何らかの影響を及ぼす可能性が考えられる。

とりわけ、この国においては、性犯罪(特に性的暴行)に対して非常に”寛容”かつ被害者を救済するシステムが大きく立ち遅れている実情がある中で、今回の流れが少しでも社会にとっていい影響を及ぼしていくことを願っているよ。

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