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新型コロナ、中国当局が「わずか15秒で感染」の可能性を示唆!「エアロゾル感染」の可能性にも言及し、日本のネットユーザーも騒然に…

新型コロナ、中国当局が「わずか15秒で感染」の可能性を示唆!「エアロゾル感染」の可能性にも言及し、日本のネットユーザーも騒然に…

どんなにゅーす?

・中国国内で新型コロナウイルスの感染者と死者がさらなる広がりを見せている中、上海市民政局の曽群副局長が、防疫の専門家の意見として「エアロゾル感染」の可能性があることに言及BBCなどの欧州メディアもこれを報じた。

・また、中国当局は、新型肺炎と診断された浙江省の男性の経路を追跡し、「野菜売り場で買い物をしている15秒の間に感染した」可能性を示唆中国政府の発表でさえ、中国国内で感染者が4万人に迫り、死者数も800人を超えた中、ネット上で様々な声が飛び交っている。

中国コロナ報道から1カ月 エアロゾル感染の主張も

中国で新型コロナウイルスが患者から確認されたと報道されてから9日で1カ月が経過した。中国国家衛生健康委員会はこの日、死者が中国本土で89人増え、計811人になったと発表。2002年~03年に大流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の世界全体の死者数774人を超えた。

中国や各国は隔離や検疫による対策を急いでいるが、大規模な流行を防げず、封じ込めは難航している。

◇   ◇   ◇

新型コロナウイルスによる感染者も増え、累計で3万7198人となった。感染者のうち重症者が約6100人、感染疑い例は2万9000人近くおり、被害の拡大が続いている。

~省略~

中国からは、飛沫や接触だけでなく、エアロゾル(空気中に浮遊する微粒子)形態でも感染するという主張も出た。中国メディアによると、上海市民政局の曽群副局長は8日の記者会見で衛生防疫専門家の意見として「現在の確定的な新型肺炎感染主要経路は『直接感染』『エアロゾル感染』『接触を通じた感染』と判断される」と明らかにした。そして「一切の社会活動関連の会合を取り消すべき。窓を開けて頻繁に換気すべき」と話した。

【日刊スポーツ 2020.2.9.】

中国「新型肺炎、飛沫・接触のほかエアロゾル通じた感染可能」

新型コロナウイルによる肺炎が飛沫や接触だけでなくエアロゾル(空気中に浮遊する微粒子)形態でも感染するという主張が中国から出た。

中国メディアの澎湃によると上海市民政局の曽群副局長は8日の記者会見で衛生防疫専門家の意見として「現在の確定的な新型肺炎感染主要経路は『直接感染』『エアロゾル感染』『接触を通じた感染』と判断される」と明らかにした。

特に曽副局長は「エアロゾル感染は飛沫が空気中で混ざり合ってエアロゾルを形成し、これを吸入して感染するもの」と説明した。

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【livedoorNEWS(中央日報) 2020.2.9.】

わずか15秒で新型肺炎感染か 中国・浙江省、患者の行動追跡で当局が可能性示唆

新型コロナウイルスによる肺炎が全国的に広がっている中国で、2020年2月4日に新型肺炎と診断された浙江省の男性が、「野菜売り場で買い物をしている15秒の間に感染した」可能性を報じられ、現地メディアやSNSで大きな話題になっている。

少なくとも2週間は武漢のある湖北省に出入りなし

浙江省寧波市江北区の衛生当局によると、この男性は56歳。2月4日に新型肺炎と診断されたが、男性は発症前少なくとも2週間は武漢のある湖北省に出入りしておらず、野生動物との接触もなかったほか、知り合いに新型肺炎患者はいなかった。

当局は、感染に至る経路を特定するため、男性の発症前の行動と、近隣で既に発症した人の行動を照合。その結果、男性が1月23日午前7時47分に近所の野菜売り場で買い物をしたときに、男性より先に新型肺炎の確定診断を受けている61歳女性と、15秒ほど近くにいたことが判明した。この女性は1月19日に私的な行事に参加した際に、感染したとされている。2人ともマスクはしていなかったという。

当局は、男性がこの61歳女性から感染したとは断定していないが、唯一の感染者との接点として紹介。さらに男性が1月23日以降に立ち寄った店舗も全て公開した上で、「全ての市民は公共の場に行くときは絶対マスクをつけて!マスクをつけて!マスクをつけて!」「全ての市民は極力外出しないで、集まらないで!」などと注意を呼び掛けたため、人民日報など主要メディアが一斉に、「マスクを付けないで買い物に出かけた男性、15秒で感染?」と報道した。

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【J-CASTニュース 2020.2.6.】

中国国内で(公式発表でさえ)4万人近くの感染者が伝えられる中、「15秒で感染」「エアロゾル感染」などのワードも出現!

出典:YouTube

新型肺炎が中国国内を中心にさらなる広がりを見せている中、中国当局による「15秒間感染者の近くにいただけで感染の可能性」に加え、「エアロゾル感染の可能性」との言葉まで出てきました。
ネット上では、「エアロゾル感染」のワードがトレンド入りし、かなり騒然となっているようですが、こうした状況に伴い、様々な憶測や間違った見解も飛び交っているようです。

ボクがざっとチェックしてみたところ、「エアロゾル感染は空気感染とほとんど同じ」みたいな声が大きく広がっていては、かたや、医療関係者を名乗るツイッタラーが「エアロゾル感染は飛沫感染とほぼ同じ(だから無用に騒ぎすぎ)」とのツイートが拡散されていたりと、まあ、色々と騒然としている状況だ。

ボクが軽く調べてみたところ、どうやら厳密に言うと、空気感染とも飛沫感染とも異なる「別もの」ということらしい。
もう少しだけごく簡単に補足すると、くしゃみや咳などにより感染する飛沫感染と比べて、エアロゾル感染は「非常に微細な飛沫」を通じて感染するものとのことだ。
したがって、飛沫感染よりもより長距離を移動するため、より感染リスクが大きいものと捉えるのがよさそうだ。

このサイトの記事が、比較的わかりやすいのではないかと思うよ。)

-エアロゾルとは-

気体中に浮遊する微小な液体または固体の粒子をエアロゾル(aerosol)といいます。エアロゾルは,その生成過程の違いから粉じん(dust)とかフューム(fume),ミスト(mist),ばいじん (smokedust) などと呼ばれ,また気象学的には,視程や色の違いなどから,霧(fog),もや(mist),煙霧 (haze),スモッグ(smog)などと呼ばれることもあります。

~省略~

【日本エアロゾル学会】

とにかく、あまりガッチリ正確に把握しようとするとかえって混乱してしまうかもしれないので、上の日刊スポーツや中央日報などの記事に加えて、J-CASTニュースが伝えている情報も参考にした上で、直感的に受け取り、自らの感性を頼りに「大まかに把握」しておくのがいいのではと思うよ。

いずれにしても、ネット上の声をウォッチしていても、はっきりしていない情報や要素に対し、常に「断定的な受け取り方」をしては、極端な解釈や意見に向かってしまう傾向が見られますし、これが、間違った情報やデマの拡散に繋がってしまっているように感じます。

そして、「医療関係者」「医師」「科学者」などの「専門家」の肩書を掲げている人に対して、自分自身の思考を通さずにすぐに盲信してしまう傾向があり、これが「正常性バイアス」の醸成に繋がったり、正しくない情報が拡散する要素になってしまっている事例が散見されるように感じる。

福島原発事故でも経験したように、腐敗した権力と癒着し、利権を得てきた”専門家”が、(権力側への利益誘導のために)何も知らない民衆に様々な「間違った情報」を植え付けてきた歴史があるし、こうした可能性を全く考えない上で、”専門家”の肩書を掲げているだけで、脊髄反射によって彼らによる「あらゆる言葉」を盲信してしまうのは危険だ。
中には、腐敗した権力と距離を置きながら、論理的かつ科学的な視点によって情報を発信している良心的で優秀な専門家もいるけど、その一方で、「エア御用」などといわれる、権力を無根拠に盲信する「奴隷思想」に深くはまってしまっている医師なども多くいるからね。

なかなか難しいことですが、はっきりと分かっていない要素に対しては、極力断定的な見方をせずに、そのまま「分かっていないこと」として捉えることも大切ですし、こういう時こそ、考えられるあらゆる可能性や疑いを念頭に置きつつ、冷静に、それぞれが出来る対策や予防法を考え、実行に移していくことが大事なのではと思います。

その通りだ。
科学的で論理的な視点を持って物事を考えてみると、選挙すら存在しない「完全独裁体制」の中国政府の発表を無根拠に盲信することは、いかに危険なことなのかが分かるだろうし、加えて、「医師」「科学者」の肩書を掲げている人々が、これまで自らの都合がいいように、様々な嘘や捏造、改ざんなどを繰り返してきた安倍政権の発表を鵜呑みにしたうえで、テレビやネット上などで「断定的なこと」を触れて回っているケースについても、注意してみておいた方がいいのでは…と思うよ。

国内外のマスコミから、現地の中国人の市民による情報まで、出来るだけ幅広いチャンネルを通じて様々な情報を入手しつつ、自らの感性と想像力を働かせながら、俯瞰的な視点を持って、現在日本や中国で起こっている状況を考えていくことが、様々な流言やプロパガンダに惑わされないためにも有効なのではないでしょうか。

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