どんなにゅーす?
・2016年12月3日に発生した、福岡市博多区の原三信病院でタクシーが突っ込み10人が死傷した事故について、事故を起こしたタクシードライバーの話などから、プリウス(トヨタ)の不具合を疑う声が出始めている。
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病院突入直前まで正常運転 タクシー、停車車両かわす
福岡市博多区の原三信(はらさんしん)病院で3日夕、タクシーが突っ込んで3人が死亡、7人が負傷した事故で、タクシーが現場直前の道路で停車車両をかわすなどし、正常に運転していたことが福岡県警への取材でわかった。県警は事故の直前に急加速した原因を調べている。
~省略~
県警によると、タクシーは現場の病院へ続く直線道路へ左折した後、約350メートル直進。その間、左前方に止まっていた車を右へ回避するなどしており、異常はみられなかったという。病院の数十メートル手前で速度を上げ、正面の病院東館のラウンジに突っ込む様子が目撃されている。
松岡容疑者はこれまでの調べに「ブレーキを踏んだが止まらなかった」「ギアを変えてエンジンブレーキを使おうとしたが、減速しなかった」と供述。現場の約50メートル手前にある交差点には一時停止の標識があったが、「止まれなかった」と説明しているという。県警は、運転操作を誤ったか、車両に不具合があった可能性があるとみている。
福岡県の「原三信病院」突撃事故…プリウスの不具合が原因か? https://t.co/NQhn3JhLsD
— aizenshaft (@aizenshaft) 2016年12月5日
運転慣れしてる人はわかると思うけど、今シフトがどこに入ってるかなんていちいちランプみないでしょ。教習所でも「どこに入ってるかはシフトレバーで触って確認しろ」って習ったし。そういう意味でもプリウスは運転経験が長いほど事故りやすい車だよなーと思って乗ってる。
— ビリオンチェイサーゴロー (@golowthe30th) 2016年12月5日
プリウスがよく事故ってるのは売上はもちろんだけど、高齢者がよく乗ってる車種だからだと思う。
別にプリウスが悪いわけではなく、運転者に問題があるのです。— 琴音 (@1205cosmos) 2016年12月5日
【画像】プリウスのシフトレバーの仕様が酷すぎるんだが。もしかして度重なる事故はこれのせい? https://t.co/MvOdIOZIdF #MT2
— 高橋成冬 (@naru3414) 2016年12月5日
プリウスの事故、ブレーキの踏み間違いって350mも気付かないものなの?短い距離で踏み間違えて突っ込むなら結構あるけど。あと、もし車両異常だった場合は報道無くなるのかなー?
— ウーミン( ´ ▽ ` ) (@ANAJAL2896) 2016年12月5日
プリウスタクシーの事故ってどうなったんだろ
プリウスならどこでアクセルやブレーキ踏んだか細かく記録されてるはずなんだがのう— misima mamoru (@mamoru0721) 2016年12月5日
そろそろ2ペダルの配置位置とかを人間工学的に考えて何でプリウスが踏み違い事故が多いか研究するべき。アクセルがオルガンペダルだったら踏み違いしにくいかもしれないし
— 上村佐織は衰退しました。 (@tunarin) 2016年12月5日
私、プリウスは運転しにくくて嫌い(笑)あのシフトレバーも無理。
テレビのニュースで自動車事故の報道を見るたびに、プリウスやアクアとかのHV車が事故を起こしてる気がするんだけど、気のせいかな— むむむ (@muuugiho) 2016年12月5日
福岡の事故を起こしたプリウスは30系初期あたりかな?きちんと点検出してるっていうし、6年半前のリコールをずっと放置してる訳じゃないだろうし。原因が早く分かりますように。
— むむむ (@muuugiho) 2016年12月5日
@LusterGrace プリウスのシフトレバー分かりづらいよねー。でも今回の事故に限って言えば、仮にバックとかに入っていたら大暴走はしなかったわけで。明らかに言い逃れだよ
— あるかでぃあ (@bari5) 2016年12月5日
病院にタクシー突っ込んだ事故(‘ω’*)
ドライバーの言い分が正しいとなればプリウスに欠陥があったか、何者かの工作によるものになる(´ω`)— ゆめ (@yumesora1127) 2016年12月5日
プリウスのシフトノブを、大昔のATみたいにするか、大きめのクリープを出さない限り事故は減らない。オレでも雪のスタック脱出の時にぎったんばっこんしてるとたまに間違うもん。
— もろてっく『12WX』 (@morotechcorally) 2016年12月5日
プリウスの事故の真相はどうなるんだろ?プリウス ブレーキで検索すると恐ろしい体験談しか出てこない。
— オビト (@dreamryu) 2016年12月5日
うーん、病院にプリウスが特攻した例の事故について
プリウスの欠陥を指摘してる人いるけど
ブレーキ踏んでも止まらないって、そんな欠陥あり得るんかなぁ。システムエラーあったとしても、車が動かないような動きになるはずなんだけどなぁ、普通は。— R300 L (@3600turbo) 2016年12月5日
@Kazuhiro_T_1970 情報ありがとうございます。
ハイブリッド車はブレーキの作動の仕方がガソリン車などと違うわけですね。プリウスはハイブリッド車としてはダントツに台数が多いので、事故の原因究明は不安を拭うためにも欠かせないと思います。— いち@9/11超いきものまつり厚木! (@ichi_frienger69) 2016年12月5日
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博多の病院で発生した痛ましい個人タクシーによる死傷事故ですが、ネット上では、事故を起こしたドライバーが運転していたプリウスの不具合を疑う声が出てきているようですね。
現在、ネット上では「プリウスの不具合だ!」という声と、「プリウスは悪くない、ドライバーがただ単に操作を間違えただけだ!」という声がぶつかり合っている状況のようだ。
事故を起こした松岡龍生容疑者は64歳と、そこまで高齢でもないことも、この事故に対して多くの議論を呼んでいる一因となっているようだね。
プリウスのブレーキ関連のトラブルは確かに過去に複数起こっている
まず、運転手の「ブレーキを踏んだけど止まらなかった」という話を元に、ネットで少し調べてみたんだけど、プリウスに関するブレーキトラブルは、(下の記事のように)確かに過去に複数報告されているようだ。
ただし、これらが問題になっているのは6年位前なので、今回の事故の際に同様の不具合によってブレーキが利かなくなっていたのかどうかは、これだけでは判断がつきかねるところではあるね。
プリウスのブレーキが効かなくなるワケ
ブレーキトラブルの原因は、ABSの制御プログラムに!
連日マスコミをにぎわせているプリウスのブレーキトラブルの問題ですが、2月9日に正式にリコールの対象となることが発表されました。リコールの内容としては、ブレーキのABS制御プログラムに不具合があったため、このプログラムの内容を修正するというものです。
プリウスでは、制動時に通常の油圧式のブレーキとともに、減速エネルギーを活用して発電を行う回生ブレーキを組み合わせてクルマを減速させています(エンジン始動時にはエンジンブレーキも効きます)。どちらのブレーキをどれくらい効かせるかは、コンピュータが制御して最適に配分しているため、ドライバーは特に意識せずともこの二つのブレーキをうまく併用しているのです。
最近では、この手の回生ブレーキ・システムはプリウスなどのハイブリッドカーだけに限らず、一部の欧州車を中心に普通のエンジンを搭載した車でも採用され始めていますし、昨年からF1マシンに採用された「カーズ」も一種の回生ブレーキといえます。ただそれにしても、これまであまりにもクルマとは縁のなかったものだけに、ちょっとその仕組みがイメージしにくいものかもしれません。
そのため、プリウスのブレーキに不具合がある、という話が出回りだしたころには、この油圧ブレーキと回生ブレーキの切り替えに問題があるのではないか? というような憶測も出ていたようです。ただ、今回のトヨタの発表によれば、不具合はABSの制御にあったというのがその真相だったようです。
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シフトチェンジが分かりづらい(間違えやすい)という声も
ネット上では、プリウス独自のシフトチェンジが分かりづらく、「時々間違えることがある」という声もいくつか見かけました。
ああ。下の画像が分かりやすいかと思うけど、普通のAT車と違って指を離すとシフトが元の位置に戻ってしまう上に、インパネ上でも「どのシフトに入っているのかが小さくて見づらい」という声もあり、「これらの機構が誤動作を誘発しやすいのでは?」という声が結構あったよ。
↓プリウスの中でも特徴的なシフトレバー。
出典:twimg.com
↓確かにインパネ上でもやや見づらい気が。
出典:gazoo.com
事故車には「イベントデータレコーダー」が搭載されているとのこと
事故を起こした車には「イベントデータレコーダー」という機能が搭載されており、アクセルやブレーキが作動した状況を細かに記録する装置がついているようです。
そのようだね。これなら恐らく、ドライバーが話している内容が本当がどうか、機器を分析すればはっきりと分かるはずだ。
なので、事の真相は(これらを調査した警察関係者になら)いずれ全て分かるのではないだろうか。
まとめ
現時点では、事故の内容について不可解な点が多くあり、それによって数多くの見立てが飛び交っている状況ですが、時間がたてば、おのずと私たちにも真相が明らかにされるのでしょうか。
現時点でのボクの見立てだけど…情報を総合したところ、数十メートル手前で「急加速した」との証言が本当であれば、直接的な事故原因は、運転手の操作ミスによる可能性が高そうな気がしている。
ただし、この操作ミスは、(誤動作を招きやすい)プリウスの構造上の問題が背景にあった可能性があるし、運転手の「途中からブレーキがきかなくなって、”止まれ”の標識のある交差点でも止まることができなかった」という話が本当であれば、ブレーキの不具合からドライバーがパニックに陥り、そこに操作ミスが重なった可能性もあるかもしれない。
いずれにしても、レコーダーの解析が正常にできれば、真相が明らかになるとは思うけど、もし、車両の不具合が最大級の原因だとしたら…(あまり考えたくないけど)突然マスコミが静まり返る可能性もあるかも、、、しれないね。
それから、もし運転手による誤った操作が原因だとしても、運転手一人に全ての責任を押し付けることで終わりにさせるのではなく、自動車メーカー側も、人間の行動学などを細かく研究した上で、誤動作を誘発させにくい設計を追求していくことも忘れてはならないかと思います。
最近は「デザイン性」や「ファッション性」がついつい追求されがちになっている面もあるからね。
やはり、自動車は「時として、多くの人の命を奪う凶器になりうる乗り物である」ことを忘れずに、運転者だけでなくメーカー側も真摯に考え、対応してほしいところだ。
ひとまずは、この先、メディアはどういった報じ方をするか…警察によるレコーダーの分析を待つこととしよう。
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