どんなにゅーす?
・2017年に発生した「東名夫婦死亡事故」に代表される「あおり運転」に対する2018年10月までの摘発件数が前年同時期の2倍近くの1万873件に上っていることが伝えられた。
・また、「将来に事故を起こす危険性がある」と判断されて免許停止にしたケースも過去最多の41件に上っており、ネット上では警察による対策強化を評価する声が上がっている。
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“あおり運転”摘発1万件超に、去年の倍近くに増加
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警察庁によりますと、「あおり運転」に該当する「車間距離不保持」での摘発件数は、10月までに全国で1万873件にのぼり、去年の同時期と比べて倍近くに増加しました。
また、“あおり運転”をしたドライバーが事故にまで至っていなくても、将来起こす可能性が高いとして免許停止にした件数も、10月までで41件と大幅に増えています。背景には、去年6月の東名夫婦死亡事故をきっかけに全国の警察が“あおり運転”の摘発を強化したことがあります。
この事故で危険運転致死傷罪に問われている石橋和歩被告の初公判は、3日に開かれる予定です。
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単に摘発を強化するだけでなく、「心身共に余裕やゆとりのある社会」を作っていくことも必要
いわゆる「あおり運転」に対する摘発件数が17年に比べて1倍近くに急増していることが報じられました。
1万873件という摘発件数にも驚いてしまいますが、周りに危害を及ぼすほどの危険な運転を繰り返すドライバーが減ることに繋がるのなら、これは基本的に良い流れなのではないでしょうか。
確かに、警察もこれまでに比べてあおり運転の摘発を強化するようになった面もあるかと思うけど、何よりも一般のドライバーの間でもドライブレコーダーを設置する事例が増えていることが、多くの摘発に繋がっている可能性がありそうだ。
しかし、ボク自身も運転していてよく見かけるけど、ちょっとの割り込みやスピードが遅い車に対して異常なまでに腹を立てて、激しく煽ったり幅寄せをしたりする嫌がらせを行なうドライバーが本当に多いね。
このようなあおり運転をしたところで、自分自身にとっても何もいいことは無いどころか、最悪免停になったり、東名事故のように人の命を奪ってしまう上に重大な罪を問われる事態になってもおかしくないのに、ちょっとしたことで自らの感情をコントロールできず逆上するような、いわゆる”幼児性”が伴った人間が増えているようにも感じるよ。
言い方を変えれば、それだけ心身ともに余裕がなく、精神を病んでいる人間が増えているのかもしれないけど、ただ単に摘発を強化するだけでなく、日本国民の心身に余裕とゆとりが出るような、穏やかで優しさのある社会を作っていくことも必要なんじゃないのかな?
例えば、東名夫婦死亡事故の犯人である石橋和歩被告に対しての激しいバッシングと中傷が過熱したあまりに根も葉もないデマが広がり、結果、全く関係のない建設会社に嫌がらせや脅迫の電話が殺到したのも、現代日本の「殺伐とした現状」を表しているように思えます。
自分たちに多大なストレスを強いている日本の政治や社会システムに対する批判や問題提起を行なわずに、ただ「日頃の鬱積したストレスを一時的に発散」するために、自分と関係のない他者や弱者を叩く事例が絶えないし、これも、1%の資本勢力が作り上げた教育制度や社会風潮などによって、日本国民の頭脳や思考が劣化させられ続けているのと無関係ではないのかもしれないね。
そういう意味でも、ただ単に摘発や規制を強化させていくだけでなく、そもそも、悪質なあおり運転を行なう人が出ないような「心身共に豊かな社会を作っていく」ことについても、日本国民みんなが日頃から考え、深く意識を向けていく必要があるように感じているよ。
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