どんなにゅーす?
・NHKが同時通訳による「FTA」の訳を訂正・謝罪するなど、日本のマスコミに日米の貿易交渉において「FTA」の言葉を使用するのを”タブー視”する姿勢が広がっている。
・これらのマスコミの動きに背後には「TAG(物品貿易協定)」の使用を強要する安倍官邸の圧力が指摘されており、トランプ政権側もこの動きを黙認することで、安倍政権にさらなる厳しい要求を突きつけようとしている思惑が見え隠れしている。
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安倍官邸の「FTAという言葉を使うな」圧力でNHKが過剰訂正! ペンス副大統領は「FTA」とツイートしたのに
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13日の正午過ぎからはじまった、ペンス副大統領と安倍首相による共同記者発表。NHKはこの模様を正午の『NHKニュース』の時間を延長して生中継したのだが、その後、13時台のニュースのなかで、このような訂正を出したのだ。
“正午のニュースで安倍首相とペンス副大統領の共同声明が流れた際、ペンス副大統領の同時通訳で『2国間による貿易協定』を『FTA』と表現しましたが、これは誤りでした”
そして、テロップで「×FTA・自由貿易協定 ○2国間による貿易協定」と打ち出したのだ。
たしかに、ペンス副大統領は共同記者発表で「bilateral trade agreement」(2国間の貿易協定)と述べており、FTAとは言っていなかったのだが、問題はこのあと。NHKはその後、過剰なまでに「TAG=物品貿易協定」を強調、安倍首相とペンス副大統領との会談の“成果”を伝えたのである。
NHKの看板ニュース番組である『ニュース7』と『ニュースウオッチ9』では、「TAG=物品貿易協定」というテロップをデカデカと打ち出し、「自由で公正かつ互恵的な貿易のために最良の方法は2国間による貿易協定だ」というペンス副大統領の発言をピックアップ。さらに、「協定の交渉中はアメリカ側は自動車など関税引き上げ措置を発動しないことを確認した」という情報を強調したのだ。
すばやい訂正報道と、これみよがしな「TAG」のアピール……。じつはこの訂正後の露骨な報道の裏には、官邸からNHKに対する圧力があったと見られている。
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朝日新聞11月6日付けの記事によると、貿易協定の交渉開始で合意した9月26日の日米首脳会談の前日、安倍首相はライトハイザー米通商代表と閣僚級協議に入っていた茂木敏充経済再生相に対し、協定の呼称について、こう尋ねたという。
「3文字ではなんて呼ぶの? TPP(環太平洋経済連携協定)とかFFRとか、普通は3文字だよね」
つまり、新たな貿易協定として「FTA」とは違う「3文字」の略称を使えば、「FTAではない」と言い切れる。だから新たな3文字をつくろうと安倍首相は言い出したのだ。
そして、翌日午前、茂木経産相はさっそくライトハイザー米通商代表に「Trade Agreement on Goods」という協定名を提示。ライトハイザー米通商代表は交渉が包括的ではなく「Goods」に限定するかのような印象を与えかねないことから反対したが、茂木経産相はこれを「goods」と小文字にする妥協案を提案した上で、「その代わり日本ではTAGと呼びますからね」と宣言。ライトハイザー米通商代表も〈異を唱えなかった〉という。
何のことはない。「TAG」とはまさしく国民を欺くために安倍首相が編み出した「造語」でしかなく、アメリカ側が黙認しているだけで問題の協定の中身は「FTA」に代わりはないのだ。
ペンス副大統領が何と言おうと、言葉の印象で騙せればそれでいい──。現に安倍首相は、今月5日の参院予算委員会で野党からの追及に「『FTAの一種ではないか』との意見は承知している。3文字で簡単に言えるものということでTAGにした」と開き直り、茂木経済再生担当相は「何を言っているかがわかればいい」とまで宣った。これこそ、安倍首相の口癖である「印象操作」ではないか。
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自動車関税、日米通商交渉中の回避確認 詳細控えたい=西村官房副長官
[東京 13日 ロイター] – 訪日中のペンス米副大統領と安倍晋三首相の会談について、西村康稔官房副長官が13日午後に説明した。それによると、両者は年明けに始まる日米通商交渉の継続中は米国が自動車の追加関税を課さないことを確認したという。 ペンス副大統領は会談後の共同記者発表で日米貿易不均衡について強い不満を表明したが、この点について西村官房副長官は「日米双方の利益になる貿易・投資を議論した。これ以上は控えたい」と詳細を明らかにしなかった。
<ペンス氏は「FTAとは言っていない」>
貿易不均衡是正の手段として取り沙汰される防衛装備品については「議論はなかった」という。西村官房副長官は、共同記者発表でペンス氏による「bilateral trade agreement(二国間貿易)」との発言を同時通訳がFTAと訳したと指摘し、「ペンス氏はFTAとは言っていない」と強調した。
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すごいね大本営放送
“正午のニュースで安倍首相とペンス副大統領の共同声明が流れた際、ペンス副大統領の同時通訳で『2国間による貿易協定』を『FTA』と表現しましたがこれは誤りでした。そして、テロップで「×FTA・自由貿易協定 ○2国間による貿易協定」と打ち出したのだ。” https://t.co/vFmNC9LW5H— L.A.M.F. (@sabor_sabole) 2018年11月15日
「西村官房副長官は同時通訳が「FTA」と訳した問題を取り上げ、「ペンス氏はFTAとは言っていない」と発言。同時通訳のミスに官邸が激怒し、NHKに強い抗議をおこなったことが伺える。」ちょっとした意訳で恐らくHNKに二度と使ってもらえなくなった同時通訳者さんがかわいそう! https://t.co/0U0U93N6n5
— 北野慶(虚構の太陽) (@keikitano) 2018年11月15日
政権にとって不都合な事実を、公共放送が歪曲して報道する異常な瞬間を、私たちは目の当たりにしました。これは本当に恐ろしいことです。
『安倍官邸の「FTAという言葉を使うな」圧力でNHKが過剰訂正! ペンス副大統領は「FTA」とツイートしたのに』 https://t.co/D2fcsw9Ttv
— きづのぶお (@jucnag) 2018年11月15日
ニュースピークとダブルシンク。僕たちは今、オーウェルが想像した世界に生きている。メディアがこの状態になってしまったらどうしようもない。これはだめだよNHK。官邸の「FTAという言葉を使うな」圧力でNHKが過剰訂正! https://t.co/2ypbgBJI8v @litera_webさんから
— 森達也(映画監督・作家) (@MoriTatsuyaInfo) 2018年11月15日
NHKのニュースは観ないようにしてるから知らなかった。
もう完全に大日本帝国だな(T ^ T)https://t.co/y1E1rqiJux https://t.co/y1E1rqiJux— Ken Negami(肉球新党「猫の生活が第一」) (@debu4649) 2018年11月15日
NHKは最近の「移民マンセー」しかり、みっともないほどのFTA言い換え騒動しかり、こっちの方が「イッテQ」よりもBPO案件なはずだが。報道の正義は完全に死語だな。 / “post-4370.html” https://t.co/UTHcraUCp3
— u-chan (@u_chan_) 2018年11月15日
安倍のダブルスピーク👅
戦争法案→平和安全法制
対米追従→積極的平和主義
武器輸出三原則→防衛装備移転三原則
共謀罪→テロ等準備罪
カジノ法→統合型リゾート実施
戦闘→衝突
墜落→不時着
徴用工→労働者
FTA→TAG
移民政策→労働力の受け入れまだ他にもあるかな。https://t.co/1BbsZbBLOI
— Paul🏳️🌈 (@WallsCome) 2018年11月15日
なるほど、ペンスは記者会見でFTAとは言わなかったと。しかし、優秀な通訳なら予備知識を入れ、文脈を読んで訳すだろう。
その点から内容としてFTAと訳すべきだったことは、ロイターの記事が裏書きしている。誤魔化しが必要なのは安倍内閣だけだ。https://t.co/TcMREQW7Lx @litera_webより
— 日々寸鉄 (@BkJ2vjTcaG2ykKk) 2018年11月14日
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「安倍直属の広報機関」に堕したNHKを筆頭に、ことごとく官邸の意向におもねる日本の腰抜けマスコミ!国民が「TAG」に騙されながら、安倍政権は「未曾有の売国」へ…
出典:テレビ東京
出典:Twitter(@karinoakaunt)
NHKが同時通訳の人が訳した「FTA」の単語に対して、わざわざ訂正と謝罪を出してまで打ち消したことは当サイトでも話題にしたけど、やっぱり、この背後には安倍官邸が絡んでいたみたいねっ!
まさしく、今のNHKは安倍官邸直属の「洗脳広報機関」そのものじゃないのよっ!!
見たところ、赤坂自民亭問題で多くの非難を受けた上に、総裁選の際には石破氏支持の議員を反社会的に恫喝していたことがバレた「ベトナム買春議員」こと西村康稔官房副長官が先頭に立って、今回のペンス氏の訳を否定しつつ、マスコミに圧力をかけているみたいだね。
まったく、高い受信料を搾取されながら「安倍信奉脳」に変えさせられるなんて、一般国民にとってこれ以上の「悪夢」はないけど…今回の件については、同時通訳の人も、ペンス氏のこれまでの発言や方向性を考慮した上で、あえて「FTA」と意訳したわけで、どう見ても訂正を出すほどのあからさまな誤訳ではないだろう。
それでも、わざわざここまで大々的に訂正を出しながら安倍官邸の意向に従おうとしているNHKは”異常”の一言だし、その他のマスコミも、揃って安倍政権によって捏造された「TAG」をいまだに連呼しているのを見ても、ここまで日本のマスコミは腐ってしまったかという印象だ。
ちなみに、トランプ政権はというと、その様子を見たところ、安倍政権が「TAG」なる造語を作り出し、日本国民を騙しているのをあえて黙認している様子で、安倍総理の顔をある程度立ててやる代わりに「より厳しい要求」を突きつけ、「国民に分からないような形」でなし崩し的に安倍政権にさらなる売国をやらせる算段であることがうかがえる。
つまり、今回の一連の日米の貿易交渉で、最も深刻な損害を被るのは他ならぬ日本国民自身であり、安倍政権と大手マスコミによる”洗脳”によってまるで「自覚症状」がない中で、史上最悪の売国が行なわれていく流れに向かっているということだ。
んもうぉ~~!!どこまで日本国民が虐げられれば気が済むのよぉっ!!
このままじゃ、安倍政権と(NHK筆頭の)日本のマスコミによって、私たちは財産だけじゃなく命まで奪い取られるような事態に発展していきそうだわっ!!
「知らぬが仏」とはいうけど、「知った時にはすでにジ・エンド」なんてなったら、本当に洒落にならないからね。
一刻も早くにマスコミの報道を盲信してしまう情報弱者から卒業した上で、自分自身の頭で本質を読み解き、見極める能力を身に着けていくことが必要なのではと思うよ。
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