【森友】安倍総理が「安倍晋三記念小学校」と報じた朝日新聞を「真っ赤なウソ」と非難するも、総理本人もこの”旧名”を認識していたことを以前の国会で答弁!

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どんなにゅーす?

・2018年1月29日、衆院予算委員会の中で、以前に森友学園が財務省に提出した小学校新設の設置趣意書が公表された際、学校名が黒塗りにされていたことに際し、籠池前理事長の証言を元に「安倍晋三記念小学校」と報道していた朝日新聞を安倍総理が強く非難。実際には「開成小学校」だったことに対し、「(朝日報道は)真っ赤なウソだった」と批判した。

・ところが、すでに、当初に「安倍晋三記念小学校」として籠池前理事長が開校に動いていたことが分かっている上に、安倍総理本人も17年当時の国会で、籠池氏による「安倍晋三記念小学校」の名称を以前から把握していたことを認めており、今回の安倍総理の主張に対して疑問の声が相次いでいる。

安倍首相「真っ赤なうそ」朝日新聞の森友報道批判

安倍晋三首相は29日の衆院予算委員会で、森友学園が「安倍晋三記念小学校」の校名を記した設置趣意書を財務省に提出したとの朝日新聞の昨年5月の報道について「真っ赤なうそだった」と重ねて批判した。朝日の報道を前提に議論され、疑惑が広がったとの認識も示した。

首相は、森友学園が財務省に提出した小学校名は「開成小学校」だったと説明。朝日の報道を根拠に「忖度(そんたく)されたのではないかと(国会で)質問されたが、そうではなかった」と強調した。立憲民主党の川内博史氏への答弁。

首相は昨年11月の衆院予算委でも朝日新聞の当時の記事を取り上げ、学園前理事長の籠池泰典氏の話を「うのみにした」と批判していた。(共同)

【日刊スポーツ 2018.1.29.】

早速アベ工作員が大挙して出動し、「安倍晋三記念小学校デマ報道」として朝日新聞を一斉非難しているものの、安倍総理本人がこの校名を把握していたことを17年の国会で自ら答弁!

自らに都合のいい展開に誘導するために、日頃より捏造や虚偽や本質を歪めることに余念がない安倍総理一派による悪質な世論工作が、また激化してきています。

財務省が公表した森友学園が提出した設置趣意書の校名が黒塗りになっていた件で、朝日新聞が籠池氏の証言を元に、校名が「安倍晋三記念小学校」と報じたものの、実際には「開成小学校」だったことに対して、早速安倍総理が「真っ赤なウソだった」と朝日を批判
こうした安倍総理からの”号令”を受けて、ネット上でも一斉にこの件に対する朝日叩きが激化しており、「安倍総理を不当に貶めるためのフェイクニュースだ」「今すぐに廃刊しろ」の怒号で溢れかえっている状況です。

安倍政権はいつものように巨大な組織力を使って、大規模な世論誘導の国民騙しを行なっているものの、だんだんとこの手口がお粗末になってきているように感じるね。

確かに、設置趣意書の黒塗り部分は「開成小学校」だったみたいなので、これは、籠池氏の記憶違いか世論を盛り上げるためのパフォーマンスだった可能性があり、その点では朝日新聞は事実とは違ったことを報道したことになる。

しかし、籠池氏が当初は学校の名称を「安倍晋三記念小学校」にしようとしていたのは明白で、すでにこの校名をプリントした寄付を募るための振込用紙が出てきている上に、↓下記の記事にも出ているように、安倍総理本人が2017年の国会での中で、「安倍晋三記念小学校の名前は、総理在任中はマズイので、私が死んだ後であれば…」などと(昭恵夫人や籠池氏に)伝えていたことを本人が認めているし、昭恵夫人も15年9月の森友学園での講演会において、「総理を辞めてからであれば…」と、総理本人がこの学校名にいささか前向きな姿勢を示していたことを昭恵夫人自身が籠池氏らの前で語っている

「安倍晋三小学校、断った」首相、国有地売却の関与否定

妻が名誉校長についていることについて、「妻から森友学園の先生の教育に対する熱意は素晴らしいと聞いている」と説明。また、同学園が「安倍晋三記念小学校」の寄付者銘板に名前を刻印して顕彰する、との文言で寄付金を集めていたことを知っているかとの福島氏の問いには、「いま話をうかがって初めて知った」と答弁した。

そのうえで「私の考え方に非常に共鳴している方から、(2007年に内閣総辞職して)首相を辞めた時に『安倍晋三小学校にしたい』という話があったがお断りした。まだ現役の政治家である以上、私の名前を冠にするのはふさわしくない。私が死んだ後であればまた別だけれど、私の郷土の先輩である、例えば吉田松陰先生の名前をつけられたらどうかという話をした」とも語った。

【朝日新聞 2017.2.17.】

森友学園と安倍首相の深い因縁 名誉校長・昭恵夫人が認めた「晋三記念小学校」

2月17日の衆院予算委員会では、民進党の福島伸享議員が「安倍晋三記念小学校」の名前を使って寄付金集めが行われていた事実を、振り込み用紙のパネルを手に指摘した。安倍首相は、

「そもそも、今、話をうかがって、これ初めて知ったんですが…」
とした上で、

「いわば私の考え方に非常に共鳴している方、その方から小学校を作りたいので『安倍晋三小学校』にしたいという話があったが、私はそこでお断りをしているんですね」
「私が死んだ後であれば話は別だけれども、何かそういう冠をしたいというのであれば、私の郷土の大先輩である、例えば吉田松陰先生とかの名前を付けられたらどうですか、という(話をした)」
と、名前を冠する打診はあったが断ったと説明していた。

そして、森友学園への国有地売却や小学校の認可に安倍夫妻が関与していたことが明らかになれば、「総理大臣も国会議員も辞める」と断言した。

昭恵夫人「総理大臣を辞めてからにしていただきたいということで」

しかし、この答弁は必ずしも正確ではない可能性が出てきた。

テレビ東京は2月21日夕方のニュース番組「ゆうがたサテライト」で、昭恵夫人が15年9月に行った、森友学園が運営する小学校の名誉校長就任の記念講演を放送した。昭恵夫人は講演の中で、

「こちらの教育方針は大変主人もすばらしいという風に思っていて、(学園理事長の籠池泰典)先生からは、安倍晋三記念小学校という名前にしたいという風に当初は言っていただいていたんですけれども、主人が、総理大臣というのはいつもいつもいいわけではなくて、時には、批判にさらされる時もある」
「もし名前をつけていただけるのであれば、総理大臣を辞めてからにしていただきたいということで…」
と発言。

安倍首相が「安倍晋三記念小学校」という名前にすることについて、「お断りしている」と断言し、ぎりぎり「死んだあとなら」という条件をつけたと言っていたのに対して、昭恵夫人の発言は、首相退任後の命名であれば構わないという含みを持たせているように受け取れる発言だ。

【J-CASTニュース 2017.2.22.】

 

塚本幼稚園の園児たちも、訪問した昭恵夫人に「安倍晋三記念小学校をよろしくお願いします!」

さらにこれだけにとどまらず、(当時に当サイトでも紹介しましたが)新設小学校で名誉校長を務めることになっていた昭恵夫人が塚本幼稚園を訪問した際、園児たちが(籠池園長からの号令で)昭恵夫人に向かって「安倍晋三記念小学校をよろしくお願いします!」と声を上げており、これに昭恵夫人が、「主人に伝えておきます」と言いながら、感極まり涙するシーンがマスコミで伝えられています

昭恵夫人が涙 新映像入手

2014年4月、森友学園が運営する幼稚園で、園児たちが、「日本国、日本国のために活躍されている安倍晋三内閣総理大臣を、一生懸命支えていらっしゃる昭恵夫人、本当にありがとうございます。ぼくたち・わたしたちも頑張りますので、昭恵夫人も頑張ってください」と話すと、安倍昭恵夫人は「感動しちゃいました」と話していた。

~省略~

籠池理事長「中国から、何? 言って」
園児「中国から鉄砲とかくるけど、ぜったい日本を守ろう」
籠池理事長「安倍総理大臣を応援してあげてくださいよ!」
園児「はい!」
昭恵夫人「ありがとう。おうちに帰って安倍総理大臣に伝えます。みんなを守りますように、みんながそう言っていたことを伝えます」
籠池理事長「うれしいですか?」
園児「はい!」

籠池理事長の話は、さらに。

籠池理事長「『日本を守ってください、お願いします』と、昭恵夫人にきちんと伝えてください」
園児「日本を守ってくださいね」
昭恵夫人「ちゃんと伝えます。ありがとう」

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【FNN(フジテレビ) 2017.3.1.】(リンク元はすでに削除済み)

つまり、籠池氏が当初より「安倍晋三記念小学校」を設立すべく奔走していたこと、そして、昭恵夫人はもとより安倍総理本人もこの名称をかなり前から把握していた上で、一緒になってこれを応援していたことは明々白々ということだ。

こういう風に事実関係を照らし合わせていくと、いかに安倍総理が、本質から外れている些細な点を持ち出しつつ「朝日報道は真っ赤なウソだ」と必死に宣伝し、これを受けてネット工作員が「問題の本質」から国民の目を逸らさせようとする、見え透いた世論誘導をしようとしているのかがよく分かる。

つまり、産経やまとめサイトなどによるネット上の噂レベルの情報や、日本会議系勢力が日々流布させている悪質な流言をソースにした数多くのフェイクニュースと比べても、今回の件はその質と度合いが全く違っているし、今回の問題の本質は、「黒塗り部分が安倍晋三記念小学校だったかどうか」などではなく、「確かに”安倍晋三記念小学校”として、当時より安倍夫妻の支援の元で開校が進められていたこと」と、「こうしたプロセスの中で、8億円値引きによる悪質な国有地の横流し行為が行なわれた」ということだ。

こうした一連の疑惑を大手マスコミとして最初に報じたのが朝日新聞ですし、その点についても、朝日新聞は一定の評価をされるべきなのではないでしょうか。

少なくとも、悪質なフェイクニュースや安倍政権の意向によるプロパガンダ記事を日常的に量産している産経や読売に比べれば、よほどマシなのは間違いだろう。
考える能力が退化していない賢明な国民であれば、すでにこうした陳腐な世論工作には引っかからないとは思うけど、この他にも安倍政権による多数の騙しやフェイクが仕掛けられていく可能性が大なので、くれぐれも注意するようにしよう。

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