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ユニクロ柳井正氏の「怒り」が話題に!「民度がすごく劣化した」「ゆでガエル現象が全部出来上がってしまった」「今の延長線上では日本は滅びる」

ユニクロ柳井正氏の「怒り」が話題に!「民度がすごく劣化した」「ゆでガエル現象が全部出来上がってしまった」「今の延長線上では日本は滅びる」

どんなにゅーす?

・「ユニクロ」をはじめとした巨大グローバル企業を運営する柳井正ファーストリテイリング会長兼社長が、日経ビジネスのインタビューにおいて、日本の現状について「民度がすごく劣化した」「ゆでガエル現象が全部出来上がってしまった」「今の延長線上では日本は滅びる」などと怒りを込めた発言を連発。ネット上で様々な声が飛び交っている。

柳井正氏の怒り 「このままでは日本は滅びる」

~省略~

日本出身ということは必要で、日本のDNAはすごく必要だけど、強みが弱みになっています。例えば、みんなと一緒にやるという強みが弱みになってしまっている。たとえば忖度(そんたく)で公文書を偽造するのは犯罪で、官僚なら捕まって当然でしょう。

民度がすごく劣化した。それにもかかわらず、本屋では「日本が最高だ」という本ばかりで、僕はいつも気分が悪くなる。「日本は最高だった」なら分かるけど、どこが今、最高なのでしょうか。

新聞のスポーツ欄を見たらよく分かります。日本選手が3位や4位になったという記事ばかりで、1位は結局、誰かが書いてない。オリンピックなどにたきつけたお祭り騒ぎで、ローマ帝国の「パンとサーカス」と一緒ですよ。国民がそうした生活に明け暮れ、気が付いたらパンが全部なくなり、サーカスをする費用もなくなっていくということです。

いわゆる「ゆでガエル現象」というものが全部でき上がってしまった。私はそんな日本についてあきれ果てているけれど、絶望はできない。この国がつぶれたら、企業も個人も将来はないのですから。だからこそ大改革する以外に道はないんですよ。

まずは国の歳出を半分にして、公務員などの人員数も半分にする。それを2年間で実行するぐらいの荒療治をしないと。今の延長線上では、この国は滅びます。邱永漢さんも亡くなる前に「日本は政治家と生活保護の人だけになる」と言っていました。でも滅びると思っている人がほとんどいません。

参議院も衆議院も機能していないので、一院制にした方がいい。

~省略~

【日経ビジネス 2019.10.9.】

ユニクロ柳井氏の「怒りの提言」に対し、ネット上で賛否が飛び交う!

出典:YouTube

ユニクロで知られるファーストリテイリングの柳井会長が、「このままでは日本は滅びる」として、”怒りの提言”を行なったことが話題になっています。
「ゆでガエル現象が全部出来上がってしまった」「今の延長線上では日本は滅びる」など、一見すると正論っぽいことを言っているようにみえますが、これはどうでしょうか。

「本屋では『日本が最高だ』という本ばかり」「どこが今、最高なのでしょうか」「パンとサーカスと一緒」など、この辺は確かにその通りだと思うんだけど、「民度がすごく劣化した」というのは、これは正確に言うと、「民度を劣化させるための世論誘導が激しく行なわれている」ということで、「(グローバル資本勢力によって)民度が劣化させられてしまった」という方が実態に近いだろう。

日本国民は、元来より「自ら支配され、型にはまったり拘束されることを好む」といった側面があるように思えるけど、本来は、道徳観や倫理観を大事にし、何よりも「秩序やルールを守る」ことを大切にする傾向があったように思える。
しかし、近年の日本社会は、「お金」を全知全能の神のように崇拝しては、自分の利益のために平気をウソをついて多くの人を騙したり、手段を選ばず汚い手段でお金儲けをする人が続出したりと、本来持っていたはずの、道徳観や倫理観が崩壊しつつあるように感じる。
これは、小泉・竹中時代から日本に急速に流入していった(欧米支配層を発信源とした)グローバリズムに端を発しており、今やホリエモンみたいな、反社会的な価値観を持つ人物が巨額の富を築き、彼らを崇拝する人々までもが出てきてしまったね。

これこそ、グローバリズムの流入による「日本国民の倫理観の破壊」であり、これら、グローバリストによる洗脳に深くはまってしまっていることで、民度がどんどん劣化させられてしまっているということですね。

日本国民は、元々素直で純粋な側面も持っているように感じるし、これ自体はとても優れていて素晴らしいことなんだけど、こうした側面をまさにグローバリストに”悪用”されてしまっている状態ということだね。
そして、柳井氏は、「日本人の民度がすごく劣化した」と言っているけど、劣化させてしまったのは、まさに「彼ら自身」ということだね。

2年間で実行するぐらいの荒療治で「国の歳出&公務員数を半分に」すると、それこそ日本は”速攻”で滅びることに…!

それから、柳井さんの提言で私が引っ掛かったのは、「国の歳出を半分にして、公務員などの人員数も半分にする。それを2年間で実行するぐらいの荒療治をしないと(日本は滅びる)」と言っている部分です。

現在、日本がここまで惨憺たる状況になってしまっているのは、「グローバリズムの深化」による国家や国境の弱体化と、巨大資本勢力の”超権力化”に伴う「政治権力の傀儡化」や、貧富の格差拡大を通じた「一般市民の奴隷化」が大きく影響していることに他ならない。

この日本の貧困化や衰退をどうにかするには、国家の機能を健全化させ、「国家が国民を助け守る仕組み」を復活させることだ。
山本太郎氏のれいわ新選組は、柳井氏とは逆に「公務員を増やす政策」を掲げているけど、これこそが、日本における「グローバリズムの深化」を食い止めるための重要な手段ということだ。

そして、日本を立て直すために、まず、真っ先に取り組むべきことは、「与党政治家や官僚たちの壊れきっているモラルを”かつての状態”にまで戻す」ことだ。
つまり、せっかく日本に存在している(憲法や三権分立、刑事・司法制度などの)優れた民主主義システムを「ある程度健全に機能させる状態」に戻すことが必要ということだね。

確かに、これらの部分を健全化させない限り、他のどの部分を改革したとしても、すべてがまともに機能しない状態に陥ってしまいます。

その上で、公務員の数を増やし、国民が国家からサポートを受ける体制をより拡充させることで、国民が国家からしっかりした社会保障を受けるシステムを強化させていく。
こうすることで、なおかつ国が主導して、手厚い教育制度や安定した生活を送るための労働制度を構築させることが出来れば、日本の多くの国民が豊かになり、経済や技術、産業の分野でももっと活性化し、世界の最先端を進んでいくことが出来るだろう。

こうした体制を作っていくことができれば、若い人たちが結婚・子育てしやすい環境を作ることもでき、少子高齢化の進行を食い止めていくことにも繋がるかと思います。

…ということで、柳井氏は一見それっぽいことは言っているものの、やはり根底にはグローバリズムの精神が染みついており、結局は、「国家や国境の破壊」による「日本国民の真の奴隷化」を進行させてしまうような提言を行なっているということになりそうだ。
それに、2年間で「国の歳出を半分にして、公務員などの人員数も半分にする」なんて、あまりにも過激で急進的な手法だし、こうした主張を見ても、やはり、柳井氏は本質的にはホリエモンと同じような根っからのグローバリストといえそうだね。
(まあ、ホリエモンは「野蛮で粗野なグローバリスト」で、柳井氏は「インテリ的なグローバリスト」という感じかな)

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