どんなにゅーす?
・政府の有識者会議のメンバーである山中伸弥京都大教授と、厚労省のクラスター対策班の西浦博北海道大教授が対談を行ない、現在の日本の状況について、「新型コロナの市中感染が広がっている」との認識で一致した。
・山中教授が「対策を取らないと日本でも何十万もの人が亡くなってしまう」と警鐘を鳴らしたのに対し、西浦教授は「野球で言うとまだ2回表で、コロナウイルス側が人間を攻撃している状態」と解説。日本政府に対し、本格的なコロナウイルス対策を行なうように求めた。
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西浦氏が山中氏と対談 “市中感染が広がり始めている認識”
新型コロナウイルス対策について国のクラスター対策班のメンバーで北海道大学大学院の西浦博教授が京都大学の山中伸弥教授と対談し西浦教授は現在の感染状況について「社会全体で接触を削減しなければならない状況になるか、その分水嶺(ぶんすいれい)にさしかかっている」と述べ、地域の感染状況に応じた対策をすみやかに行う必要性を強調しました。
対談は日本循環器学会が今月27日から開く学術集会に合わせて企画され、西浦教授は政府の有識者会議のメンバーの山中教授と意見を交わしました。
~省略~
対談では、山中教授が日本でも対策を取らないと、欧米のように多くの人が亡くなるおそれがあると指摘したのに対し、西浦教授は感染した人の致死率は日本も欧米も変わらず、重症化する頻度は変わらないと説明しました。
そして西浦教授は流行の収束について「ピュアに科学的に理解しているところからするとあまり明るい希望を抱いていない。流行を繰り返しながらウイルスが弱毒化するかどうか観察していく」と述べました。
そのうえで「野球で言うと、まだ2回表で新型コロナウイルス側が攻撃している」と述べ、世界各国の状況を見ながら、複数年にわたる対策が求められるという認識を示しました。
~省略~
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東京感染者243人でも予定前倒しで #GoToキャンペーン に思わず声が出た。「今からでも10万人が亡くなるかもしれないというウイルスなのに」と山中教授が言うように専門家の多くが強い危機感を表明するなか、総理はこれが「人々の灯火になる」などと発言。何故このタイミングなのか、正気を疑うレベル
— 岩槻優佑 (@yuu_iwatsuki) July 10, 2020
安倍政権は今正気だろうか。東京は感染判明者数がこれまでの最高を記録し首都圏3県も軒並み増加。全国の感染者数は400人を超え緊急事態宣言時よりも酷い。なのに対策なし。その上「サー旅行に行き遊びましょう」という安倍政権。狂ってるとしか言いようがない! 早急にやめさせぬと我々の命が危ない。
— 澤田愛子 (@aiko33151709) July 10, 2020
山中伸弥「対策しなければ10万人以上の死者が出る可能性」
西浦博「野球でいうと2回表。数年間の長期戦になる」
西村担当相「緊急事態宣言を出す状況にはない」
赤羽国交相「GoToキャンペーンを7月22日に開始」いざという時にお世話になる病院を何とか確保しておかなければhttps://t.co/8vdyvzoYKb
— 盛田隆二🍺Morita Ryuji (@product1954) July 11, 2020
山中教授
「対策なければ 日本で死者10万人以上 」
まだ対策もなく、逆にgo to travel キャンペーンやってる日本。
怖すぎる・・・・— katou (@katou21893811) July 11, 2020
物言えば唇寒し。昨日、カナダのインタビューで意味伝えるのに時間を要したコトバ。西浦先生の件で、ちゃんと対策すると怒られるという前例ができたので専門家が口を閉じてしまう。たしかに面倒くさいので西ドイツ戦のオシムみたいにしたくなるのだが、それではいけないという葛藤があり。
— 岩田健太郎 Kentaro Iwata (@georgebest1969) July 10, 2020
西浦先生も、脅迫やら嫌がらせを沢山受けたと、山中教授と他多数の先生方とのリモート対談で言ってました❗️日本のダメな処が出たと思います❗️口を瞑ればそれまでです😣医学の発展はありません❗️勇気がいることですが、どうか、此れからの医療の為にも、発言して下さい🙏
— hiromi (@hiromi24391223) July 11, 2020
>西浦氏も「野球でいうとまだ二回表でコロナ側が攻撃している段階」
投手 小池百合子
捕手 加藤勝信
一塁手 西村康稔
二塁手 萩生田光一
三塁手 茂木敏充
遊撃手 梶山弘志
左翼手 石破茂
中堅手 菅義偉
右翼手 河野太郎ヘッドコーチ 麻生太郎
監督 安倍晋三勝てねえな
https://t.co/btvNxaGGcY— 🇰🇷サイトウカラミ 사이토 카람이 (@saitokarami) July 10, 2020
1番 加藤勝信
2番 萩生田光一
3番DH 尾身茂
4番 西村康稔
5番 梶山弘志
6番 茂木敏充
7番 石破茂
8番 河野太郎
9番 菅義偉ちなみに1回裏の攻撃は、
1番 加藤 スリーバント失敗
2番 萩生田 自信を持って見逃すも三振 (直後審判に猛抗議)
3番 尾身 とんでもないボール球に手を出し空振り三振 https://t.co/EOq74YXJjH— 🇰🇷サイトウカラミ 사이토 카람이 (@saitokarami) July 11, 2020
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ネット上では山中教授や西浦教授に対して「不安を煽るな」「経済が止まる」など非難の声が殺到!ホリエモンは山中教授を「ポジショントーク」と批判!
西浦教授と山中教授が改めて、さらなるコロナショックに対する危機感をあらわにしましたが、ネット上では彼らに対して批判の声が殺到しているようです。
ホリエモン氏も、山中教授による「対策を取らないと何十万もの人が亡くなる可能性がある」との発言などに対し「危機側のポジショントーク」などとTwitter上で批判しており、「不安を煽るな」「経済が止まる」などの理由で、コロナ危機に警鐘を鳴らしている人々への攻撃が、以前よりも増して強くなっているようです。
一度緊急事態宣言を経験したことで、「もう自粛モードはこりごりだ」といった感情的な理由も相まって、ますます両教授への風当たりが強くなっているみたいだね。
しかし、科学的かつ客観的な視点を持って考えてみれば、現実問題として、欧米各国ではこれまでの概念を覆すほどの大規模なコロナ危機が発生しており、さらに言えば、ウイルスそのものも変異していく可能性が高い中で、両教授が言っている発言は、決して国民を脅かそうとしている「悪趣味な話」などではなく、現実的に考えても大いに起こり得る話であるといえる。
その一方で、長期間にわたって強行的なロックダウン(都市封鎖)を行なうと、言うまでもなく経済活動が長きにわたって完全に止まってしまい、政府が全国民に対して長期にわたる補償政策を行なわない限り、国民は(ウイルスではなく)経済危機によって大量死してしまう。
そういう意味でも、政府は非常に難しいかじ取りが求められることになるけど、「国民の命と健康を最優先に守る観点」で判断すれば、今は、国民への補償を最優先に行なうことが急務であり、GoToキャンペーンなどをスタートさせる段階にはないことだけは確かだろう。
安倍政権は、自分たちの利権やお金儲けばかりに目がくらんでいるあまりに、科学的かつ客観的な判断も、国民の生命や健康を最優先に守る視点も完全に見失っている状態のようにみえます。
悲観的な意見を発している専門家に対して多くの「自己責任論者」がよってたかって攻撃する流れも「いつものパターン」だけど、彼らは、「経済最優先」の政策を推し進めた結果多くのかけがえのない人命が失われたとしても、知らんふりして責任放棄を決め込むだろうし、これまでも「こうしたパターン」が何度も繰り返されてきたことを忘れてはいけない。
とにかく、COVID-19はいまだに「分からないことだらけ」であることを念頭に置いておく必要があるし、「どんな(予想外の)展開になっても全くおかしくない」といった意識を、政治家から一般国民まで、全ての人々が頭の片隅に置いておく必要があるのではないかな。
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