どんなにゅーす?
・自衛隊の日報隠蔽問題において、稲田防衛相が特別防衛監察の結果を発表したものの、稲田氏本人の関与があったのかどうかはあいまいなままの報告となった。
・報道では、複数の関係者が「稲田大臣に日報が存在していたことを報告している」と証言しているものの、特別監察では、「(稲田大臣に対して)何らかの報告があった可能性は否定できない」とした一方で、会議において「(大臣自身が)隠蔽の方針決定や了承をしたことはなかった」としており、辞任を発表した稲田氏本人も、重ねて隠蔽の了承を否定した。
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日報データ非公表、稲田氏の関与認定せず 特別監察結果
南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣されていた陸上自衛隊の日報問題で、稲田朋美防衛相は28日、特別防衛監察の結果を公表した。日報の電子データが陸自に保管されていたことを非公表にした経緯に、稲田氏が関与したかが焦点だったが、稲田氏が出席した幹部会議で「方針決定や了承はなかった」と結論づけた。会議でデータの存在が稲田氏に報告されていたかについては、「何らかの発言があった可能性は否定できない」とあいまいな指摘にとどめた。
特別防衛監察
「任意の調査ではこれが精いっぱいの結論だ」これで幕引き? pic.twitter.com/6xMlz0sDCY
— キャオ@大阪トホホ団亡者戯 (@tohohodan) 2017年7月28日
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「報告をした可能性は否定できない
稲田氏による方針決定や了承の事実はなかった」なんじゃそら
せめて「了承の事実は確認できなかった」というべき— 水のほとり (@watermargin2014) 2017年7月28日
特別防衛監察は、私の開示請求に陸自が意図的に日報を不開示にした事実を情報公開法違反と認定しました。隠蔽自体も問題ですが、本来国民に公表されるべき日報が隠されて、南スーダンPKOに安保関連法に基づく新任務付与が閣議決定されたことが最大の問題です。この責任は安倍首相がとるべきです。
— 布施祐仁 (@yujinfuse) 2017年7月28日
日報問題 特別防衛監察結果 稲田氏関与の可能性
長らく時間をかけて出てきた観察結果ですが、あいまいな部分もあり、稲田氏の主張と矛盾する部分もあります。稲田防衛相は「退場」しますが、これで幕引きにしてはいけないですねhttps://t.co/KlSdXOZpf0 pic.twitter.com/pw4K1cfBWJ— 東京新聞政治部 (@tokyoseijibu) 2017年7月28日
特別防衛監察の結果について(平成€9年7月27日)
こんなに沢山の人が日報データを保有してたのね。ホントに大臣が知らなかったとしたら、そっちの方が大ごとだと思う。 pic.twitter.com/Uc87ukkjak— 高橋千鶴子 (@chiduko916) 2017年7月28日
「特別防衛監察の結果」に「本件日報の保有状況」がありますが、みると陸自と内局・統幕で過去に保有していたもの194名、現在保有しているもの42名。日報の不開示決定にかかわった部署でも保有していた。市民に「文書不存在」といいながら、これだけの方が保有していた。 pic.twitter.com/sUxsCf49Uo
— 宮本徹 (@miyamototooru) 2017年7月28日
この件について安倍首相が知らぬ存ぜぬで済むとは思われない。安倍首相が、河野太郎のように、ひと言「あるだろ、出せ」と言えば、当然出てきたはず。文民統制が機能しなかった責任は重い。内閣総辞職ものだ。 / “<特別防衛監察>日報「公文…” https://t.co/1kxRSDCWoe
— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) 2017年7月28日
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ほとんど矛盾するような曖昧な監察結果に批判が殺到!さらに、当初「破棄された」としていた日報が実際には数多く保存されていた実態も判明!
出典:Twitter(@tohohodan)
↓日報の保有状況を示した文書。共産党高橋千鶴子議員のツイッターより。
出典:Twitter(@chiduko916)
本日、防衛省による特別防衛監察の結果が発表されましたが、予想通りというべきか、やはり、稲田大臣の関与を決定付ける文言は盛り込まれず、非常にあいまいな内容だったことにネット上でも批判が多く集まっています。
「(稲田大臣に対して)日報が存在していたことを報告した可能性を否定できない」としながらも、「稲田大臣が隠蔽を了承した事実はなかった」なんて、ほとんど矛盾するような内容だからね。
そもそも特別防衛監察とは、防衛大臣が指示することで行なわれる”内部調査”なので、結局は稲田氏や安倍政権側の意向が多く入り込んでしまうのは避けることが出来ないだろう。
それよりも、この問題の最大の本質は、「日報の存在について、当初”破棄した”と、事実を違うことを発表し、情報開示請求に応じなかったことで、南スーダンでの危険な状況が隠蔽。これが結果として、安倍政権がやろうとしていた自衛隊の危険任務の決定を後押しさせたこと」だろう。
その後に、日報が実際には存在していたことが分かり、これを「公表するかどうか」の話し合いが幹部の間で行なわれたとされているけど、これは果たして本当なのか?
ボクもこの問題が発覚した当初から、意図的に日報を隠した可能性を疑ってきたけど、やはり、現地の危険な様子が記されていた日報が長らく隠されていたことを考えると、安倍政権本体の関与を疑わざるを得なくなってくる。
これ以上この問題を掘り下げられると、いよいよ「疑惑の本体」に行き着くことを感じた安倍政権が、稲田大臣と防衛幹部、陸自のトップを辞めさせることで一気に幕引きを図り始めた可能性もあるかもしれませんね。
実際にここまで日報が多く保存されていた現状が分かった以上、この問題は想像以上に根が深いもののように感じる。
これも、安倍政権による徹底的な”官僚支配”の強権的な政治がもたらしたものである可能性もあるし、稲田氏一人だけでこれら一連の判断を行なったことも考えづらい。
どちらにしても、この稲田大臣の辞任だけでおしまいにせず、国民は今後も徹底的な真相の究明を求めて、声を上げ続けていく必要がありそうだ。
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