どんなにゅーす?
・2021年1月21日、英国のタイムズ紙が「(新型コロナ危機で開催が危ぶまれている)今夏の東京五輪について、日本政府は非公式ながら中止せざるを得ないと結論付け、2032年開催を目指す方向で動いている」と報道した。
・このスクープ報道に対して、日本政府は全面的に否定、火消しに全力を傾ける事態に。また、海外メディアに出し抜かれたような形になっていることに、日本のマスコミからも困惑の声が上がっているという。
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日本政府、コロナのため五輪中止の必要と非公式に結論=タイムズ紙
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最近の世論調査では、選手団の入国による感染拡大への懸念などから、国民の約8割が今夏の五輪開催を望んでいないとの結果が示された。
タイムズ紙は、こうした世論を背景に、日本政府は将来的な東京五輪開催の可能性を残した上で、今夏の五輪中止を発表することで面目を保つ道を模索していると伝えた。
先の与党幹部は同紙に対し、「誰も言い出したがらないが、(開催は)極めて困難という結論は出ている」とし、「個人的には開催されると思わない」と語った。
東京五輪組織委員会はこの報道に関するコメント要請に応じていない。
オーストラリアと米国の五輪委員会は22日、予定通り五輪の準備を進めていると表明した。
米オリンピック・パラリンピック委員会は「2020年東京オリンピック・パラリンピックに関する公式発表は、国際オリンピック委員会(IOC)、東京五輪組織委員会、日本政府が行う」とツイッターに投稿。「五輪が予定通りに実施されないとの情報は受け取っていない」と述べた。
オーストラリア五輪委員会は「オーストラリアの選手団が東京に入り、競技を行い、新型コロナに感染せず安全に帰国できるよう、計画の策定を継続している」との声明を発表した。
東京五輪「日本政府、中止必要と結論」 英紙タイムズ報道、官邸は否定
【ロンドン時事】英紙タイムズ(電子版)は21日、新型コロナウイルスの感染拡大により開催を危ぶむ声が出ている今夏の東京五輪について、日本政府は非公式ながら中止せざるを得ないと結論付け、2032年開催を目指す方向で動いていると報じた。
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坂井学官房副長官は22日の記者会見で、報道について「そのような事実はない。きっちり否定したい」と反論。政府高官は「大誤報だ」と批判した。
「政府、東京五輪中止と結論」英紙報道…日本メディアは“後追い”、政府内の水面下の協議
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朝日新聞デジタルは22日午前8時57分、記事『日本政府、コロナのため五輪中止の必要と非公式に結論=タイムズ紙』を配信した。ソースである英ロンドン・タイムズ紙を翻訳引用し、自社の取材を追加した原稿を配信するのでもなく、「東京発のロイター通信の記事」をそのまま配信するという異例の事態だ。仮に報道内容が事実だとすれば、日本の主要メディアはもれなく“抜かれた”ことになる大失態だ。メディア関係者からは「平河クラブ(自民党本部付記者クラブ)や東京オリンピック・パラリンピック組織委員会に数十人規模で張り付いている全国紙やキー局の記者は何していたのか」といぶかる声もある。
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この記事に関し全国紙政治部記者に聞いたが、「そのせいでこっちも忙しい。あとにしてくれて」と取りつくしまもなかった。政治部所属ではない朝日新聞記者も、この報道に困惑している。
「ロイターの配信記事とはいえ、内容が内容だけに平河(記者クラブ)のキャップに確認を取らないでネット(朝日新聞デジタル)に流すとは考えられない。ましてや、元のソースが与党関係者の談話でしょう? 事実だったら大失態の“抜かれ”ですし、『誤報』であれば編集幹部や前線の記者が即時否定し、配信しないような対応が必要になります。つまり『裏が取れないからそのまま流した』ということではないでしょうか。
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自民党関係者「水漏れ箇所がどこなのかがわかる」
この報道に関し、自民党衆議院中堅議員秘書は次のように見る。
「一般論ですが、この案件は(五輪組織委会長)森喜朗さん、菅義偉首相、二階俊博党幹事長、そして東京都の小池百合子知事が全員合意しない限り、話は進みませんよ。いずれにせよ政府と組織委が正式発表したものが事実であり、決定です。非公式の決定とはなんですか?
この情勢下だから、さすがに首相官邸も党本部も、中止も含めていろいろな選択肢を検討しているんじゃないですか。真偽がどうあれ、この手の怪情報は『党内の水漏れ箇所がどこなのか』を探る意味で時折流れます。情報を流していた人物と、流していなかった人物なんてすぐにわかりますからね」
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なんでこういう大切なことを、僕らは海外メディアを通じて知らされなければいけないのだろう。国民を欺き続ける政府のあり方も、その情報を伝える国内メディアのあり方も、僕らはもっと深刻に考えなければいけないhttps://t.co/iH77ta8hcH
— 三浦英之 新刊「白い土地」発売 (@miura_hideyuki) January 22, 2021
#Tokyoインパール2020
これは衝撃的ニュース。政府が中止を決めたと書くからには、それなりの情報源があるはず。タイムズが書けば全世界に発信される。組織委ももはや進退窮まったな。
日本政府、コロナのため五輪中止の必要と非公式に結論=タイムズ紙 | https://t.co/U6RPgIlu3t— 本間 龍 ryu.homma (@desler) January 22, 2021
お、外電来ましたね。https://t.co/kP6N9bATQp
— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) January 22, 2021
余りにも決断が遅かったけど、当然でしょう。そして、32年の立候補には反対します。他にすべきこと、予算を使うべきことがあります。 / 日本政府、コロナのため五輪中止が必要と非公式に結論=タイムズ紙 #NewsPicks https://t.co/UwxibiMlFZ
— 平野啓一郎 (@hiranok) January 22, 2021
昨年も五輪開催にこだわって延期の判断が遅れたために、コロナ対策が遅れた。この過ちを2度も繰り返すつもりか。ここで五輪開催を再検討、中止する決断をしなければ、コロナ対策が歪められ、多くの犠牲を出すことになる。これでは五輪憲章とも根本的に反することになるではないか。中止すべきです。 https://t.co/gxd0Rkvb1j
— 志位和夫 (@shiikazuo) January 21, 2021
結局、五輪中止決定の前に国会で「止めろ」と言ったのは志位和夫だけか。
— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) January 22, 2021
東京オリンピックはいまやスポーツイベントというより、医療現場を始めとした国民の最大懸念事項ですから、途中経過も含めてなるべく情報の公開をお願いします。国民が外電で情報を知るというのはおかしいです。https://t.co/wxeVt0dHLa
— 香山リカ (@rkayama) January 22, 2021
五輪の前に国民の命や生活が大切です。政府は早く発表して下さい
日本政府、コロナで五輪中止必要と非公式に結論 タイムズ紙
タイムズ紙が与党関係者の話として日本政府はコロナのため東京五輪を中止せざるを得ないと非公式に結論。2032年東京五輪開催獲得に照準を合わせる https://t.co/Ma7QTDSdQA
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) January 22, 2021
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菅政権関係者が「絶対に五輪やる」とゴリ押し表明していた中、英タイムズ紙が「日本政府が非公式に中止を決断」とスクープ報道!→この事態に菅政権や日本メディアは大混乱に!
一体これはどうなってるのよっ!!
海外メディアからこんな重大スクープが出てきたのも異常ですし、日本のマスコミは一体何をやってるのかしら!?
ああ。
この報道を受けて、菅政権の内部も早速大混乱に陥っているようだぞ。
なんせ、菅総理はつい先日の施政方針でも「東京五輪の強行開催に向けた準備を進めていく」ことを明言してたし、自民・下村博文政調会長も20日の記者会見で「五輪中止は100パーセントない」などとさらなるゴリ押しを表明していたからね。
早速、菅政権は公式にこの報道を全面否定しており、坂井学官房副長官は「そのような事実はない。きっちり否定したい」と反論しては、ある政府高官は「大誤報だ」とタイムズ紙を強く非難しているらしい。
しかし、東京五輪に関する「根も葉もない話」を海外のマスメディアが報じること自体とても考えづらいし、東京五輪の開催自体が物理的にどう考えても不可能である中で、いよいよ「水面下で東京五輪を中止にさせる力がかかり始めてきた(権力層の内部で自然発生してきた)」とみるべきだろう。
従って、このまま劇的にコロナ危機が終わらない限り、東京五輪はやはり「最終的には行なわれない」可能性が極めて高くなってきたといえそうだ。
タイムズの報道によると、「2032年の開催を目指す方向に動き出した」とのことだけど、これについても大反対だわっ!
「一体どこまでしつこいのか?」って感じだし、そもそも、五輪に投じるお金なんか、今の日本にこれっぽっちもないのが現状なんじゃないかしら!?
この報道が出てもなお、菅政権は(公式の姿勢として)「東京五輪ゴリ押し」を崩してないけど、それなら、一体「どういう形」で着地させるつもりなのかな?
意固地になればなるほど、菅政権自身の首を絞めることになるように見えるし、いい加減に観念して、思い切って東京五輪の中止を決断した方が、むしろ、菅政権にとってはダメージが最小限で済む可能性が高いだろう。
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