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統一地方選の前半戦が終了!安倍政権(自民党)の実質的な勝利に!北海道知事選の自民候補勝利や、維新の大阪での大勝など!

統一地方選の前半戦が終了!安倍政権(自民党)の実質的な勝利に!北海道知事選の自民候補勝利や、維新の大阪での大勝など!

どんなにゅーす?

・2019年4月7日投開票の地方統一選の前半戦が終わり、全体として安倍政権にとって有利な情勢になったことが明らかになった。

自民党は、2015年の改選時より議席を増やし2連続で過半数を獲得。一方で、野党側は立憲民主党が議席を増やしたものの、国民民主党が大幅に議席を減らしたことで公明党が第2党に。共産党候補が健闘・躍進した地域もあったものの、改めて、自民党の1強独裁状態と野党の弱小状態が鮮明に現われた選挙となった。

自民、改選過半数=立憲増加、国民大幅減-41道府県議選

7日に行われた41道府県議選と17政令市議選は8日朝、全議席が確定した。道府県議の総定数2277のうち、自民党は前回2015年を上回る議席を獲得し、2回連続で過半数を占めた。立憲民主党は党籍を持つ現有89人から増やした一方、国民民主党は同145人から大幅に減らした。また、公明党は京都、大阪両市議選で1人ずつ競り負け、全員当選の目標を果たせなかった。

地域政党「大阪維新の会」が大阪市を廃止して特別区に再編する「都構想」の実現に向け、勢力の拡大を目指した議員選のうち、府議選で過半数を獲得。市議選は過半数に届かなかったものの、あと2議席にまで迫った。
都構想に反対する自民の府市議団幹部らにも相次いで競り勝った。維新は大阪府知事・市長ダブル選で勝利し、両議会の議席も伸ばした結果を追い風に議会運営で主導権を握り、都構想を進展させたい考えだ。
道府県議選は、岩手、宮城、福島、茨城、東京、沖縄を除く41道府県で行われ、3062人が立候補した。
党派別の当選者数は、自民1158、立憲118、国民83、公明166、共産99、日本維新の会16、社民22、大阪維新を含む諸派79、無所属536。前回は立憲と国民の前身に当たる旧民主党が第2党だったが、分裂の影響で今回は公明が第2党となった。公明は道府県議選では全員当選した。全都道府県で議席を持っていた共産は愛知で議席を失った上、改選前の111議席に届かなかった。
政令市議選は仙台、静岡、北九州を除く17市が対象。党派別の当選者数は自民327、立憲99、国民33、公明171、共産115、日本維新16、社民4、大阪維新を含む諸派91、無所属156。

【時事通信 2019.4.8.】

焦点:統一地方選・前半戦は政権ペース、高まる衆参同日選の思惑

[東京 8日 ロイター] – 今年7月の参院選の前哨戦とされた統一地方選は、唯一の与野党対決型だった北海道知事選で与党系候補が快勝したほか、大阪府知事選と大阪市長選では大阪維新の会がともに勝利した。安倍晋三政権にとって北海道での勝利は、夏の参院選に向け弾みがつく。

さらに、衆院選準備が大幅に遅れている野党陣営の状況をにらみ、政府・与党内で衆参同日選への思惑が高まりそうだ。

また、安倍政権が進める憲法改正に「前向き」な維新の会が大阪ダブル選で勝利したことで、安倍首相の周辺で、憲法改正の実現に向け態勢を立て直す動きが出てくることも予想される。

~省略~

このため注目されたのが北海道知事選。日欧経済連携協定(EPA)による農産品輸入拡大など与党に不利な材料があったものの、序盤から与党推薦で前夕張市長の鈴木直道氏がリードし、野党が推薦する石川知裕氏は追い上げられなかった。

野党陣営からは「経済重視を前面に出した鈴木氏に対し、脱原発などを掲げたが、十分浸透し切れなかった」(関係者)との声も聞かれ、野党共闘の限界を示した。

また、「大阪都構想」の是非が争点だった大阪ダブル選では、大阪維新の会がどちらかで落選すれば、維新の会の存亡にかかわるとの声も永田町で聞かれた。

このため自民党大阪府連の動きとは別に、憲法改正で日本維新の会との連携を模索している首相官邸にとっても注目の選挙だった。

事前の選挙予測では、一時、大阪市長選で接戦が伝えられていたが、維新の会が「連勝」したことは、安倍政権にとって「朗報」と言えそうだ。

~省略~

【ロイター 2019.4.8.】

「史上最低の投票率」で、安倍政権の自民党が大きく勝利!改めて日本国民の「無関心体質」と現実の危機感を認識できない「不感症」ぶりが露呈!

統一地方選の前半戦が終了しましたが、おおよそ予想(懸念)していた通りの結果となりました。
何よりも目を見張るのは、史上最低の投票率で、過去最低だった前回(2015年)をさらに0.97ポイントも下回り、全国平均で44.08%に終わったとのことです。

こりゃまあ酷い数字だし、これじゃあ必然的に安倍政権の自民党が勝利することになるよね。
半数以上の国民が投票所に足を運んでいないということは、多くの国民が半ば「自分たちの国や生活がどうでも良くなってきている」ということの表れであり、これこそ、まさしく「奴隷思考」の極致というものだ。

「世の中がどうなってもいい」と思っているってことは、ほぼイコールで「自分自身がどうなってもいい」と思っているということにも繋がるし、改めて、日本国民の無気力さや無関心さ、投げやり感や現実逃避の傾向が顕著に表われてしまった選挙だったといえるだろう。

その一方で、野党側においても「政権交代の意欲を持っていない」ことが明るみに出てしまった選挙だったともいえそうだ。
まあ、普通に考えても、もし野党が近い未来に政権交代を果たしたとしても、安倍政権がここまでメチャクチャにしてしまった日本を建て直すというのは、かなりの至難の業だと思うし、恐らく、多くの野党議員が、心のどこかで「今は政権交代したくない」と潜在的に考えてしまっているんじゃないのかな

あらゆる点において、安倍政権が独裁化に向かっていく好条件と最適な環境が整ってしまっているわけですね…。
こうなると、よほどの「何かの強い力」がかからない限り、日本は、完全なる独裁社会の到来とともに落ちるところまで落ちていってしまうでしょうし、されるがままに身を任せっぱなしにしていると、日本国民に待っているのは「暗黒社会」しかありませんね…。

あんまりマイナスの話はしたくないんだけど…「維新帝国の再興」や「衆参同時選挙」などの先に待っている”憲法改悪”など、日本国民にとって、あまりに悪い要素しか見当たらない状況だ。
このままいくと、衆参同時選挙で安倍政権が大勝利する危険性が高いし、国民自身が”覚醒”しつつ、激しく”抵抗”しない限りは、すでに(グローバリストがお膳立てした)暗黒社会への道筋が強力に引かれてしまっている状況だね。

野党側も、まんまとその「暗黒ルート」に乗ってしまっている感じがありますし、まさしく、予感していた通りの「良くない結果」に終わった統一地方選の前半戦といえそうです。

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