どんなにゅーす?
・「体罰」や「暴言」が子供の脳の萎縮を招いたり、発達に深刻な影響を与えることが科学的に分かってきたとして、厚労省が体罰の悪影響を説明するチラシなどを配るなどして、注意喚起を行なうことになったとのこと。
|
|
「愛の鞭」やめて、子どもの脳に悪影響…厚労省
体罰は虐待につながる心配があるだけでなく、子どもの脳の発達に深刻な悪影響を及ぼすことが科学的に明らかになってきた。体罰の悪影響を説明する啓発チラシを都道府県に提供し、親が集まる健診などの場で活用してもらう。
「愛の鞭むちゼロ作戦」と名付けたチラシで、同省研究班が作成した。厳しい体罰や暴言により、子どもの脳に萎縮いしゅくや変形が起こることや、親子関係の悪化や精神的な問題が起きやすいことなど、国内外の研究結果を掲載。自分を落ち着かせる方法を見つけたり、周りに相談したりするなど、体罰を行わないための心構えも説いている。
子どもへの体罰は、世界50か国以上が法律で全面的に禁止している。日本は体罰の認識が甘く、成人男女の6割以上が容認するとの調査結果もある。
【体罰】「愛の鞭」やめて・・・子供の脳に悪影響 https://t.co/zfCRjBOcHK pic.twitter.com/4ZXvJToKlA
— 伊達おんな_mimi (@date_mimi) 2017年5月18日
これ体罰に限らず、ネグレクトや虐待でも同じように脳の萎縮が見られるって、去年脳科学の研修で勉強したなあ。あらゆる機能を司る大脳皮質の働きが鈍り、体罰は主に前頭前野の萎縮に繋がる。自分に起きた出来事を忘れようと自己防衛意識が働く為、左脳の発達が遅れ、言語に障害が出る事も多い。>RT
— 晶 (@aki_raa) 2017年5月18日
トラウマも心的に影響を及ぼすだけではなく器質的にも影響を及ぼすというのは白川美代子医師の著書にもある。
また、PTSD患者は脳のミクログリア細胞に炎症がみられ、炎症を抑える薬物であるミノサイクリンを投与することでトラウマに伴う行動の異常が少なくなるという報告もある。 pic.twitter.com/8N9Y2Yi8RN
— クロノス🕒 (@Chronus_96R) 2017年5月18日
そう考えると、体罰が子どもの脳になんらかの影響を与えるというのも驚きはない
— クロノス🕒 (@Chronus_96R) 2017年5月18日
|
|
世界では50カ国以上が体罰を禁止しているも、日本では6割以上の大人が体罰を容認!?
「体罰」や「暴言」などの「愛の鞭」は、子供さんの成長上良くないって、最近よく言われるようになって来てましたけど、やっぱり科学的に見てもとっても良くなかったんですねぇ…!
今回の厚労省さんの注意喚起はいいことだと思いますですぅ!
世界ではすでにこうした研究の結果によって、50カ国以上で体罰を法的に厳しく禁止しているんだけど、この日本ではなんと、6割以上の大人たちが体罰を容認するとの調査結果もあるとのことだ。
体罰が子供の成長に悪影響を与えるというのは、少し考えれば分かることだと思うし、いまだにここまで国内で認識が甘く、「体罰を良し」とする風潮があることに驚きだね…。
なんせ、「愛の鞭」だと思い込んでいるのは、親や先生などの大人だけである可能性もあるし、痛い思いをしている子供にとってはただの恐怖でしかない上に、虐待やいじめられているとさえ思われる可能性があるだろう。
こうした不安感や恐怖などの「心的ストレス」が脳に悪影響を及ぼすのは、子供だけでなく大人も同じだし、「愛の鞭」だと思い込んでいるものの”正体”は、大人たちによる単なる「支配欲求」である可能性もあるんじゃないかな。
つまり、弱い子供を自分の思い通りにコントロールしようとしたり、大人自身の普段のストレスを子供にぶつけるなどして、大人自身の欲求を満たしたり、イライラを解消するために「愛の鞭である」と正当化しつつ、子供に体罰を行なっている可能性があるということだ。
暴力や体罰、虐待は「連鎖」する
た、確かにそう思いますですぅ…!
そ、それに、体罰や虐待を激しく受けた子供は、親になってから自分の子供に同じような体罰や虐待を繰り返すようになるっていう話をテレビなどで観た記憶があるですぅ。
これはまさにその通りで、実際に子供への虐待などの暴力行為は世代間で連鎖していくことが科学的にも分かってきている。
これも、小さい頃に虐待を受けた子供が、その過程で脳に何らかの異常や問題が生じたことで、(悪いことだと分かっていながらも)虐待を受けた本人もまた虐待を行なってしまうことが考えられ、これはまさに、「暴力のループ」ともいうべき、とても恐ろしいものだ。
確かに、子供に社会の分別や道理を教えていくことはとても難しいことだけど、(何事もそうだけど)「力ずくで教え込む」ことは、全てにおいて逆効果であるんだよ。
…そういえば、(蛇足だけど)安倍政権と深い関係を持つ宗教組織の「日本会議」の幹部が「体罰の会」なるとんでもない組織を運営していて、以前にこれについて詳しく記事にしたこともあったけど…これについては厚労省(や文科省や安倍政権の政治家たち)はどう思っているのか、彼らの見解を是非聞かせて欲しいものだね。
(ちなみに、あの戸塚ヨットスクールの戸塚氏も「体罰の会」の顧問を務めているとのこと。)
「子供は体罰を受ける権利がある」なんて…とんでもないキャッチフレーズですぅ!!
厚労省は「体罰NO」を推進しているのに、安倍政権と一心同体の日本会議は「体罰の会」を運営していたり、ちょっと今の政府はやってることがアベコベですぅ!
この辺の妙な矛盾が少し気になっちゃうけど…とにかく、暴力や力ずくで人(子供)を支配しようとすることは、「良い結果をもたらさない」のは歴史が語っている上に科学的にも分かってきているので、こうしたことをしっかりと頭に入れた上で、子育てに励んでいくのが良さそうだね。
この記事が「良かった」「共感した」「参考になった」「役に立った」と思ったら、カンパ(ご支援)いただけますと嬉しいです!
●(new)クリエイター支援サイト「Ci-en」を通じた支援(クレジット・銀行振込・電子マネー等多くの支払い方法に対応)
100円~50,000円まで、自由に金額を設定しチップを贈ることが出来ます。(Ci-enを通じた詳しい支援の仕方はこちら)
↓「Ci-en」を通じた当サイトへのご支援はこちらから↓
●「note」を通じての支援(ゆるねとにゅーすイメージソングの購入…価格500円・税込・クレジットまたはモバイル決済)
楽曲の購入とは別に、クリエイターサポート機能を利用することで、100円~10万円までご支援いただけます。
楽曲を購入せずに、サポートのみ(100円~10万円)を行なうことも可能です。
(サポート機能について詳しくはこちら)
●月額ウェブマガジン「ゆるねとパートナーズ」のご購読(クレジット決済または銀行自動引き落とし)
およそ3日に一度配信(月10回)されるウェブマガジン「ゆるねと通信」や、管理人やキャラクターによる動画配信、不定期配信の会員限定記事などをお届けいたします。
金額は月500円~ご自由にお選びいただけます。
決済方法は、PayPalによるクレジット決済または銀行の自動引き落としです。
詳しくは「ゆるねとパートナーズ」のウェブサイトをご覧くださいませ。
|
|