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民族派右翼・一水会の鈴木邦男氏「『国のため』『私は愛国者』などと声高に言う人は偽物だと思う」「人に優しくしている人が一番の愛国者です」

民族派右翼・一水会の鈴木邦男氏「『国のため』『私は愛国者』などと声高に言う人は偽物だと思う」「人に優しくしている人が一番の愛国者です」

どんなにゅーす?

三島由紀夫氏の自決を機に結成された民族派右翼組織「一水会」の元最高顧問・鈴木邦男氏が、昨今の安倍シンパを中心とした「自称愛国者」の実態を強く批判した。

・保守的な視点で、隷米主義の脱却や日本の自主独立を掲げる鈴木氏は、「『国のため』『私は愛国者』などと声高に言う人は偽者だと思う」「そういうのは心の中で思っていればいい」などと語り、韓国や中国を仮想敵として煽り、醜く罵る安倍シンパの「自称愛国者」が幅を利かせる現代日本に警鐘を鳴らした。

鈴木邦男氏が明言 「私は愛国者」と声高に言う人は偽物

安倍政権の5年間で日本はどう変わったのか。今後、どうなるのか。民族派右翼の重鎮、「一水会」元最高顧問の鈴木邦男氏に話を聞いた。

~省略~

僕は日本が好きだけど、そんなに立派な国だとは思っていない。どうしようもない失敗もしてきましたからね。それでもこの国が好きだと思うのが本当の愛国心ではないですか。今は政権中枢が率先して「侵略も虐殺もなかった」と過去から目をそらし、歴史をフィクションで糊塗しようとしている。民族間の憎悪をあおり、韓国や中国をバカにした本が書店に並ぶ。韓国を褒めたり、日本政府を批判すれば、非国民のように叩かれる。そんなものは愛国心でも何でもありません。

――安倍政権イコール国ではないのに、ちょっとでも政府を批判すると、国賊扱いですからね。

しかし、「国のため」とか「私は愛国者」とか声高に言う人は偽物だと思いますよ。そういうのは、心の中で思っていればいい。行動を見て、周りが判断すればいいのです。外に敵をつくって支持を固めるのは、運動家の常套手段。政府や政党がそれをやるべきではない。

~省略~

愛国心に右翼も左翼もない。周りに迷惑をかけず、人に優しくしている人が一番の愛国者です。無理して「日本は素晴らしい」と言わなくてもいいと思う。物を贈る時も「つまらないものですが」と言ったり、愚妻や愚息という言い方をするのが日本の精神ですよね。本来は謙虚な文化なのに、今は自分で自分を褒めてしまう。自国のことも「愚国」「弊国」くらい言ってもいいのにね。会社だって、弊社と言うでしょ。本当に自信があれば、謙虚になれるはずですよ。

【日刊ゲンダイ 2018.5.14.】

三島由紀夫の精神を柱に活動を続ける、鈴木邦男氏に共感の声!「無理して『日本は素晴らしい』と言わなくてもいい」「自分に自信がある人ほど謙虚になれる」

出典:YouTube

民族派右翼として長年活動を続けている鈴木邦男さんのインタビュー記事に、共感の声が多く集まっているわ。
私も、鈴木さんの数多くの言葉、本当にその通りだと思うし、今の日本の人たちに聞いて欲しい言葉がたくさん含まれているように感じるわ。

ボクも前から言ってきたけど、「『国のため』『私は愛国者』などと声高に言う人は偽者だと思う」というのは、これはまさしく的を射た言葉だ。
その実態が大きく異なっている組織や人間ほど、「私こそが本物の愛国者」「日本がとにかく大好き!」と、”日本人(日本大好き)アピール”を強烈にする傾向があり、トランプが「ヒラリーやオバマの勢力が作った」と語っている「イスラム国」なども、その本質は「イスラム」とは全く関係の無い組織だからね。

「日本会議」なんかもそうだけど、その実態が大きく異なっているものほど、「日本」やら「イスラム」やらを強調して看板を掲げる傾向があるということだね。

朝鮮暴力団が日本国旗をでっかく掲げて街宣活動したり、ツイッターのアイコンに日本国旗を掲げながらヘイト活動を行なっているのも、基本的には同じよね。
鈴木邦男さんの言っているように、本当の日本人だったら、いちいちそんなことを強調する必要も無いし、「日本が大好き」なんてひたすら声高に自画自賛することもしないわね。

現実を冷静に受け入れ、自国の失敗や間違いを直視し、謙虚に反省と向上を目指していくのが「本当の愛国者」

ボク自身も、日本が好きだからこそ、今の日本の政治の腐敗や社会の荒廃を非常に心配している一人だけど、元来「日本人の美学」というのは、自らが謙虚に振る舞いつつ、相手を認め敬うような文化や考え方が根底にあり、「俺はこんなに凄いんだぞ!」と虚勢を張ったり、他を見下ろして激しく軽蔑するのは、日本の美学として著しく反した行為だろう。

そして、「本当の愛国者」とは、鈴木邦男氏も言っているように、過去や現実をありのままに冷静に受け入れ、自らの至らない点を素直に認めつつ、現在よりもっと国や国民が発展・向上していけるように地道に努力を重ねていく人のことをいうのだろう。

現状を見てみると、昨今の多くのコンプレックスを抱えた日本の人たちをそそのかしつつ、「歪んだ愛国心(愛国カルト思想)」を植え付け結果、グローバル軍産複合体にとって都合のいい”奴隷たち”(隷米&アジアの不安定化を望む人々)が量産されている実情があるように見えるわね。

そうした”運動”を繰り広げているのが、日本会議とそこに結びついている数々の新興宗教であり、こうした思想に引っかかってしまっている人(いわゆるネトウヨ)が、トルーマンダレスらが提唱していた「愚民化洗脳」のコアな犠牲者ということになるのだろう。

「本当の愛国者」とは、こうしたグローバル資本勢力の利益にくみすることなく、真の国益や国民の利益を追求する活動を行なう人々のことであり、現代の日本は、まさに国を破壊する人が「右翼・保守」と呼ばれては、国を守ろうとする人が「左翼・革新」と呼ばれる、非常に奇妙な状況になっているね。

私たちは、こうした様々な幻惑や虚構に騙されずに、しっかりと物事の本質を見ていくことが必要だし、そういう意味でも、これらの矛盾や不可解な部分を的確に突いている鈴木邦男さんは、今の日本で非常に貴重な存在なんじゃないかしら?

かつては生長の家の関係者と接点を持っていたり、日本会議の内情もある程度知っている上でも、彼の話はとても興味深いね。
ボク自身も、今の日本国民に最も必要なのは、「自己の確立」「真の意味で自立心を持つこと」だと思っているし、そうした精神や能力を多くの日本国民が手に入れることが出来た暁には、おのずと、現在の歪んだ「自称愛国者」は淘汰されていくんじゃないかな?

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