どんなにゅーす?
・年末から新年にかけて、多くの有名芸能人が軍産資本に与した政策を推進する安倍政権と続々会食を重ねている中、これらと一線を画して、不戦や平和への祈りを込めた活動を続ける吉永小百合さんに多くの注目が集まっている。
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吉永小百合さん「世界動かす時」 ICANに平和賞
原爆詩の朗読をライフワークとする俳優の吉永小百合さんが朝日新聞のインタビューに応じ、今年のノーベル平和賞が国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN(アイキャン))に贈られることについて「核兵器をなくそうと願う世界中の人たちの声が届いた」と喜びを語った。そして「今がチャンス。一人ひとりが目覚めて声を上げ、世界を動かす時」と話し、「核なき世界」への新たな一歩に期待を寄せた。
吉永さんは1945年3月、大空襲があった東京に生まれた。原爆の悲劇を描いた映画「愛と死の記録」(66年)や、NHKドラマ「夢千代日記」(81年)で胎内被爆した女性を演じたのがきっかけで、原爆詩の朗読を30年以上続けてきた。
この夏、約100カ国にわたる400以上の市民団体でつくるICANの尽力で、あらゆる核兵器の保有・使用を許さない核兵器禁止条約ができた。吉永さんは「とにかく核兵器を禁止しようと世界中の人が横につながって運動して、成果をあげた。とても素晴らしい」と感じたという。
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「生きられなかった子どもたちが大勢いるなか、生きられた人間として、できることをやらなきゃ、という思いが自分のなかにはあるんですね」。
原爆詩の朗読、北朝鮮問題、核廃絶、原発……。穏やかだが鋭いその発言は、私たちに説得力をもって迫ってくる」(1月6日付朝日・吉永小百合) pic.twitter.com/zx4W0aqiVv— 市田忠義 (@ichida_t) 2018年1月6日
吉永小百合が観客を魅了、「北の桜守」試写会で岸部一徳と主題歌披露(写真26枚) https://t.co/PCqXFZRzEL pic.twitter.com/WNwTGNTuaM
— 映画ナタリー (@eiga_natalie) 2018年1月4日
吉永小百合さんの訴えが新年から届いた。東アジア情勢が緊迫する今、「軍事力でもって抑止はできない」と言い続け、「小さな声であっても一人の人間として思うところを語っていきたい」。同時に「一人一人が声を出すことが大事」と。彼女の訴えには、理性と良心だけでなく、希望を感じる。
朝日・be面— knamekata (@knamekata) 2018年1月6日
吉永小百合さん。能弁でも多弁でもなく、物静かな中にも凛として雄弁ですね。 https://t.co/WqXibKEOci
— きし百合子 (@dmggc808) 2018年1月6日
きょうの中日新聞30面には、女優・吉永小百合さんの120本目の映画と平和への思いが特集されてます。この人はホントに立派だと思います。 pic.twitter.com/79ez3ojXC7
— 川上芳明 (@Only1Yori) 2018年1月3日
吉永小百合:今年の抱負は「朝寝坊」の改善 映画出演作120本目に「ホッと」 https://t.co/8fE8U1OCTl
— 毎日新聞 (@mainichi) 2018年1月4日
核廃絶、原発ゼロ、平和など「政治的発言」も多い吉永さん。芸能界で発言するのは厳しくないですか→「自分たちでそう思っちゃっているところがあるかもしれませんね…弱い立場の人にはダメージが大きすぎることもある。私たちみたいに(芸歴が)長い人間が発していかないと」https://t.co/PnJuctsphm
— 冨永 格(たぬちん) (@tanutinn) 2018年1月5日
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「小さな声であっても一人の人間として思うところを語っていきたい」吉永小百合さんの、弱い人々に寄り添い続ける優しさと、権力に与せずに不戦と平和を訴え続ける”強さと覚悟”
出典:斜め上からこんにちは
やっぱり、吉永小百合さんはさすがだわっ!
「生きられなかった子どもたちが大勢いる中、生きられた人間として、できることをやらなきゃ、という思いが自分の中にはあるんですね」
「小さな声であっても一人の人間として思うところを語っていきたい」
「一人一人が声を出すことが大事」
「弱い立場の人にはダメージが大きすぎることもある。私たちみたいに(芸歴が)長い人間が発していかないと」
…どれもとっても素敵な言葉だし、最近安倍総理が有名芸能人と次々会食し続けていて、芸能界そのものが政権に取り込まれつつある中で、ますます吉永さんのこうした生き方や信念が注目されつつあるのも納得だわ!
ああ。芸能界そのものが”伏魔殿”みたいなもので、色々などす黒いものやいかがわしい誘惑などに溢れかえっている中、これらに染まらずに、長い芸歴の中でここまで尊い社会貢献の意識を持ちながら、自らの保身や利益を顧みずに自身の確固たる信念を貫くというのは、なかなか出来ることではない。
やはり、こうした心の強さや弱い人々に寄り添う優しさなどの「内面の美しさ」が、彼女の清廉なオーラや美しさを形成しているのだろうし、この先、ますます彼女のような存在がより日本国民にとってかけがえのないものになってくるのは間違いないだろう。
当サイトでも、近頃安倍政権が芸能界に本格的に接近し始めていることや、数多くの有名芸能人が安倍総理の会食に動員されたことを逐一紹介してきたけど、恐らく、吉永小百合さんも言っているように、特に若手芸能人などは、上下関係が非常に厳しい芸能界の中で無碍に断ることも中々出来にくく、色々と思うことがありながらも、半ば無理矢理総理の会食に担ぎ出されたようなケースもあるだろう。
こういう構図を見ていると、「当時の泥沼の戦争も、”こういうプロセス”を通じて起こってしまったんだろう…」と感じずにはいられないし、元々「忖度」「空気を読む」などの文化が根付く日本では、全体主義や独裁政治が蔓延しやすく、これらの延長線上にある権力腐敗や戦争に巻き込まれやすい性質があるように感じる。
どうか、吉永小百合さんみたいな稀少な芸能人や彼女のような生き方にもっと多くの国民が注目し、表面的な「お金」「保身」「立場」などよりも、この世の中にはもっと大切なものが存在しているということに気がついて欲しいところだ。
「自分の意見が言いづらい」「嫌だとはっきり断れない」「上の命令に逆らえない」「世の中の流れにただ流される」…こういう風潮がどんどん社会に蔓延し続けていったことで、かつての戦争も起こってしまったし、今もまさにこれとそっくりな流れになりつつあるってことね。
確かに、吉永さんのように、平和を訴えたり戦争に反対するような「当たり前の意見」を発するだけで、すでによってたかって非難や中傷を受けるような社会になってきているし、二度と同じ轍を踏まないためにも、私たちは今の段階で危機を察知して、この流れをみんなで食い止めていく必要があるんじゃないかしら?
大御所の芸能人を見ても、ビートたけしや松本人志のように、権力にすり寄りはじめている人物と、鶴瓶やさんまのように、これと一線を画している側に分かれてきているけど、生粋のサユリストを公言しているタモリも、その思いが本物なら、早くに率先して彼女を支える側に回って欲しいところだね。
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