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「空母いぶき」総理役の佐藤浩市さんが”大炎上”被害!百田氏ら安倍カルトが「ビッグコミック」インタビュー記事を元に”イチャモン”攻撃!

「空母いぶき」総理役の佐藤浩市さんが”大炎上”被害!百田氏ら安倍カルトが「ビッグコミック」インタビュー記事を元に”イチャモン”攻撃!

どんなにゅーす?

・2019年5月24日公開予定の映画「空母いぶき」において、総理大臣役で出演している佐藤浩市さんによる「ビッグコミック(小学館)」のインタビュー記事に対し、百田尚樹氏ら安倍シンパ勢力が”発狂”。これが次々に拡散され、大炎上に発展している。

・騒ぎの発端になったのは、佐藤さんによる「最初は絶対やりたくないと思いました(笑)。体制側の立場を演じることに対する抵抗感が、まだ僕らの世代にある」と語りつつ、「(総理役について)ストレスに弱く、すぐにおなかを下す設定にしてもらった」と打ち明けた部分。これに百田氏らは「安倍総理をバカにしている」などと決めつけた上で佐藤さんを猛攻撃。一部スポーツ紙も取り上げるほどの騒動に発展している。

映画「空母いぶき」公式サイトが舞台挨拶出演者を発表 佐藤浩市は出演せず

5月24日公開の映画「空母いぶき」の公式サイトが13日に更新され、舞台挨拶上映会の詳細を発表した。

「『空母いぶき』公開記念舞台挨拶決定!」のタイトルで更新。東京、大阪、名古屋を会場に計9回行われる予定で、主演を務める西島秀俊(48)、佐々木蔵之介(51)、そのほか若松節朗監督らが登壇するが、その中に佐藤浩市(58)の名前は無かった。

佐藤は先月22日、都内で行われた同映画の完成披露試写会の取材会には出席していた。

佐藤は10日発売の漫画誌「ビッグコミック」で同映画内で演じた首相役について「最初は絶対やりたくないと思いました(笑い)。体制側の立場を演じることに対する抵抗感が、まだ僕らの世代にある」と発言。首相像を「ストレスに弱く、すぐにおなかを下す設定にしてもらった」と明かしていた。

これに対してネット上では「病人への思いやりがない」などの声が上がった。また、安倍晋三首相に「潰瘍性大腸炎」の持病があることから「首相を揶揄(やゆ)している」との指摘も相次いだ。

【livedoorNEWS(スポニチアネックス) 2019.5.14.】

「佐藤浩市が安倍首相を揶揄した」は言いがかりだ! 俳優の役作りまで検閲する阿比留瑠比、百田尚樹ら安倍応援団

~省略~

きっかけは産経新聞の御用記者・阿比留瑠比がFacebookで5月10日夜にこんな書き込みをしたことだ。

〈観に行こうかと考えていた映画『空母いぶき』に関心を失った件について。『ビッグコミック』誌のインタビューに、首相役の俳優、佐藤浩市氏がこう述べているのが掲載されていたのを読んでしらけたからです。
「最初は絶対やりたくないと思いました(笑)。いわゆる体制側の立場を演じることに対する抵抗感が、まだ僕らの世代の役者には残ってるんですね」
「彼(首相)はストレスに弱くて、すぐにお腹を下してしまうっていう設定にしてもらったんです。だからトイレのシーンでは個室から出てきます」
……はあ。あえてアレコレ言う気もおきません。次は三田村某さんに続いて菅直人元首相の役でもやるといいですね。どうでもいいや。〉

これがネトウヨを中心にツイッター上で拡散。安倍応援団らが次々と佐藤浩市攻撃を始めた。

たとえば百田尚樹は昨日5月12日からツイッターで、佐藤や映画『空母いぶき』への攻撃を次々投稿した。

〈原作は好きやけど、映画は絶対観ない!〉
〈三流役者が、えらそうに!!何が僕らの世代では、だ。人殺しの役も、変態の役も、見事に演じるのが役者だろうが!〉
〈思想的にかぶれた役者のたわごとを聞いて、下痢する首相に脚本を変更するような監督の映画なんか観る気がしないというだけ。
文句ありますか!〉
〈「空母いぶき」の原作は素晴らしい!
しかし映画化では、中国軍が謎の国に変えられているらしい。それだけでも不快だったのに。「下痢する弱い首相にしてくれ」という一役者の要求に、脚本をそう変えたと聞いて、もう絶対に観ないときめた〉

見城徹・幻冬舎社長も百田らに追従するように、ツイートした。

〈佐藤浩市さんは何でこんなこと言ったんだろう?三流役者だとは思わないが、百田尚樹さんの言う通りだ。大体、そんなに嫌なら出なければいいだけだ。しかも、人の難病をこんな風に言うなんて。観たいと思っていた映画だけど、僕も観るのはやめました。〉
〈じゃあ、織田信長も徳川家康も演じないわけ?伊藤博文も吉田茂も?表現より政治信条を上位に置くんだ?北朝鮮の俳優みたいなことを言っていることに何故、気が付かないんだろう?〉
〈佐藤浩市さんは大好きな俳優だった。しかし、これは酷い。見過ごせない。こんなことを言うんなら、断るべきだった。佐藤浩市さんの要求を飲んだ製作側も情けない。〉
〈佐藤浩市さんの真意は[安倍首相を演じるのに抵抗感があった]ということだと思う。それを[体制側]などと婉曲に言うからおかしなことになる。だったら出演を断れば良かった。脚本変更を要求して、病気を笑い者にするように演じたなら、黙して語らないことだ。そんな悪意のある演技を観たくもないよ。〉

“佐藤浩市が安倍首相をバカにした、安倍首相の病気を笑い者にした”として、口々に『空母いぶき』を観に行くのを止めたと大騒ぎしているのである。

百田や見城だけではない。高須克弥や有本香、一般のネトウヨたちも一斉に佐藤浩市を攻撃し、さらに攻撃ツイートを互いにリツイートし合い拡散。きのうの夕方頃から夜通し現在にいたるまで、ネット上では「佐藤浩市」がホットワード化し炎上し続けている。さらに今朝になって、スポニチが「佐藤浩市が“首相を揶揄”」、あるいは東スポが「百田尚樹氏 佐藤浩市に絶縁宣言」などと、メディアまでがネット上の批判を真に受けて、佐藤浩市攻撃を煽るような記事を配信している。

~省略~

佐藤浩市の「お腹を下す設定」は責任の大きさや苦悩を表現する役作り

まず、前者の「体制側に対する抵抗感」という回答は「総理大臣役は初めてですね」という質問に対して理由を話したにすぎない。そして、「彼はストレスに弱くて、すぐにお腹を下す設定にしてもらった」という後者の発言は、「漢方ドリンクの入った水筒を持ち歩いてますね」という質問への回答だ。

しかも、この発言の前に、佐藤はこう語っている。

「少し優柔不断な、どこかクジ運の悪さみたいなものを感じながらも最終的にはこの国の形を考える総理、自分にとっても国にとっても民にとっても、何が正解かなのかを彼の中で導き出せるような総理にしたいと思ったんです」

つまり、他国の武装集団に上陸され、自衛隊を武力出動させるかどうかという、戦後初の重大な選択を迫られる総理大臣の責任の大きさや逡巡を表現しようとして考え出された設定であり役作りなのだ。

佐藤は、戦争を始めるかどうかという重大な局面で、総理大臣という立場にいてしまった人間の苦悩を演じることで、国が「武力を行使すること」「戦争」がどういうものなのかを、よりリアルにより重層的に表現しようとしたのだろう。

~省略~

ようするに、両者は「胃腸が弱い」「水筒を持ち歩いている」という表層のディテールが似ているだけで、その背景は似ても似つかない。佐藤が演じる総理大臣が安倍首相をモデルにしているなどというなら、逆に「安倍首相を美化している」と文句をつけたいくらいだ。

~省略~

【リテラ 2019.5.13.】

佐藤浩市さん演じる「すぐにお腹を下す設定を変えてもらった」総理は、自身の職に真摯に向き合いながら、国と民を守ることに自問自答する、安倍総理よりもよほど誠実なキャラだった!

出典:映画「空母いぶき」

日頃から、社会に害を与える問題行動ばかり繰り返している安倍シンパ集団だけど、今度は、映画「空母いぶき」で総理役を演じた佐藤浩市さんに対して、理不尽な「イチャモン攻撃」を仕掛けて、これが大炎上に発展してしまっているみたいねっ!
上のリテラを読めばよく分かるけど、佐藤さんが演じている総理大臣、むしろ安倍総理なんかよりもよほど「真面目で誠実なキャラクター」じゃないのよっ!!

WEZZYビジネスジャーナルなどでも、安倍シンパ集団が曲解している可能性を伝えているけど、佐藤浩市さんは安倍総理の「あ」の字も言ってないし、「お腹を下す」の部分を勝手に安倍シンパが安倍総理に結びつけた上で、これが「安倍総理をバカにしている」に変換され、百田氏らが騒ぎ出したのをトリガーに、大炎上に発展したというのが実情のようだね。

そもそもの発端は、日頃からデマ記事を量産していることで、自ら新聞社としての信頼性を地の底まで貶めている(裁判でも敗訴)、産経の安倍カルト記者・阿比留瑠衣氏がFBに投稿した記事がきっかけだったみたいだし、改めて、この界隈(安倍カルト集団)の拡散力と社会的影響力に驚かざるを得ない状況だ。

リテラでも述べられているけど、もし彼が安倍総理に近づけるために設定の変更を提案したのだとしたら、あまりにも安倍総理を”曲解”して高く評価しすぎだし、安倍総理はどこをどうみても、(映画で描かれているような)こんなに真面目で誠実な人間ではない
安倍総理の頭の中は、(これまでの言動や行動を振り返ってみても)自らの「保身」と「権力のアップ」、「利権の確保」や「金儲け」などでいっぱいで、「どうすれば国民を上手く騙して、国家や国民を思い通りに私物化できるか?」を”自問自答”しつつ、なおかつ、一般国民のことなど「使い捨ての雑巾」程度にしか考えていないのが実情だろう。

そういう意味では、佐藤浩市さんは、かなり気の毒な炎上被害に見舞われてしまっているといえるだろうし、相変わらず、安倍カルトシンパの手の施しようのない「反知性」に言葉も出ないような状況だ。
(相変わらず、「反日」やら「左翼」やら、手垢の付いた古臭い「騙しの手法」もしつこく使い続けているし、こうした”稚拙な手法”を執拗に繰り返していることにも呆れてものが言えない。)

ほんとに、こんなまともな思考力が根っから欠け落ちてしまっている連中が、安倍政権と強力に結びついた上で、ここまで社会的に大きな力を持ってしまっているなんて…改めてこの国が末期的な状況に陥ってきてしまっているのを感じてしまうわ。

それに、もし、今回の役が安倍総理を彷彿とさせるような、とんでもない「売国政治家の設定」だったとしても、表現や言論の自由が認められている社会であれば、全く何の問題もないどころか、社会にとっても有益で高い価値のあるものだといえるだろう。
映画や音楽、文学などの芸術の分野において、様々な社会問題について提起したり、作品を通じて権力の腐敗や不正を風刺したり警鐘を鳴らすのは、ごく当たり前で尊い「表現行為」であり、これらを頭ごなしに否定して排除しようとしたり、感情的に誹謗中傷を浴びせる行為こそ、民主主義を暴力的な手段で破壊しようとする「テロ行為」のようなものだ。

改めて、この国において、豊かな文化や自由で多面的な思考を破壊することに繋がる、画一的・単一的な「反知性」や「思考の崩壊」が本格的に蔓延していることを感じるし、安倍政権(安倍カルト一派)そのものが、国民主権の民主主義社会を本格的に崩壊に向かわせる、危険な「カルト(反社会)勢力」であることを強く感じるこの頃だ。

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