どんなにゅーす?
・米軍辺野古新基地の建設強行において、埋め立て区域に生息していた絶滅危惧種「オキナワハマサンゴ」を政府が別の場所に移植した中で、移植した9群体のうち3群体が死滅または消滅していたことが明らかになった。
・防衛局は、「移植前から見られた衰弱が進行したことによって自然死したとみられる」と移植に問題はなかったとの考えを示したのに対し、東京経済大学の大久保奈弥准教授は「1年で9群体のうち3群体が死ぬのはかなり高い率。明らかな失敗」と指摘しており、当時に多くの人々が懸念した通りの状況になってきている。
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移植の希少サンゴ1群体死亡確認
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普天間基地の名護市辺野古への移設工事をめぐっては、絶滅のおそれがある希少な「オキナワハマサンゴ」、9群体が埋め立て予定海域で見つかり、防衛局が去年、県の許可を得て別の場所に移植しました。
防衛局によりますと、このうちの1群体が先月、死んでいるのが確認されたということです。
死んだ原因について、防衛局は、移植先で特異な水質や海流の流れの変化は確認されていないことなどから、移植前から見られた衰弱が進行したことによって自然死したとみられるとしています。
また、防衛局は、別の1群体がことし7月の台風5号の高波の影響で消失したほか、もう1群体は部分死の場所が広がっていることを報告しました。
防衛局では死んだサンゴも含めて引き続き状況を観察していくことにしています。
辺野古の移植サンゴ、9群体のうち3群体が死滅 専門家「明らかな失敗」
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沖縄防衛局は、同群体が移植前から全体が白化するなど衰弱しており、自然死であるとの見方を示した。移植先に元々生息していたオキナワハマサンゴにも同様の現象があるという。また、別の1群体が消失、さらに別の1群体が部分死していることも報告された。
消失した1群体は食害や削り取られた形跡がないことから、防衛局は「目視調査の直前に接近した台風で高波の影響を受けた可能性が高い」と説明した。部分死がみられる1群体は原因不明で、「今後も観察を続ける」と述べた。
サンゴ生物学に詳しい東京経済大学の大久保奈弥准教授は、「消失」とされる群体は生存部が確認できない以上「死滅していると言える」とし、「部分死」としている群体も「ほとんど死んでいる状態」と指摘した。
過去の研究で夏の高温期がサンゴの移植に不適切なことが分かっているにもかかわらず、移植を提言した環境監視等委員会の判断を「1年で9群体のうち3群体が死ぬのはかなり高い率。明らかな失敗だ」と批判。部分死した群体が回復するかは見通せず「環境監視等委員会のサンゴの学者が無責任に移植のアドバイスをした責任は大きい」と語った。
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辺野古移植サンゴ1群体死滅で環境団体が疑問視
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沖縄防衛局では、死滅した群体は移植前から白化が進んでいた上、移植先に元々生息していたオキナワハマサンゴも同様に死滅していることから「自然死である」と結論付けています。
これに対し、日本自然保護協会の安部真理子さんは「移植するという事自体、人間でいえばお引越しするようなものですからエネルギーがいる。弱っているものを移動させたという時点で、ものすごいストレスをサンゴに与えてるので、自然死とはいいがたい。工事と移植は関係していないという証明をすべきであると思います」と話しました。
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今朝の沖縄タイムスコメント。辺野古で皆の反対を押し切り、無理やり移植された絶滅危惧種のハマサンゴが死にました。
環境監視等委員会の服田委員(お茶大)が「案外ハマサンゴは高水温でも移植可能」と非科学的な思いつきのコメントをし、防衛省がそれを根拠に移植して案の定失敗したのです(続く) pic.twitter.com/FDAM1vn9Av— 大久保奈弥(Nami Okubo) (@acroporanobilis) 2019年9月9日
絶滅危惧種のハマサンゴが昨年の9月に移植されて一年後、既に9群体中3群体もが死滅・部分死してしまいました。死にやすいミドリイシサンゴを移植した私の論文結果(添付)と比較しても、死亡率が高い方であることがわかります。沖縄県が防衛省にサンゴの採捕許可を出した責任も大きいです(続く) pic.twitter.com/Hj3ucdQtBz
— 大久保奈弥(Nami Okubo) (@acroporanobilis) 2019年9月9日
サンゴの移植技術が進歩しても、生息環境が合わなければサンゴは増やせません。水槽ならコントロールできますが、海の環境は多様で微妙なバランスの上に成り立っており、環境変動も大きいからです。自然界でのサンゴ種毎の生息条件を完璧に把握するのは不可能です。https://t.co/JCcUq11onc(続く)
— 大久保奈弥(Nami Okubo) (@acroporanobilis) 2019年9月9日
防衛省と環境監視等委員会は「移植前から見られた衰弱が進行したことによって自然死したとみられる」とありますが、ではなぜその弱ったサンゴを移植したのですか?普段はサンゴ保全すると謳って大型科研費とってるのに、茅根氏と服田氏はサンゴを守らないのですか?https://t.co/cTbW6zvU8y
— 大久保奈弥(Nami Okubo) (@acroporanobilis) 2019年9月10日
辺野古の、移植したサンゴの辺野古新基地1群体が死滅との報道。
9群体移植とされたものですが、7月にも台風で1群体が死滅。これだって移植しなければなかったことでしょう。さらに、もう1群体に部分死が拡がっていると。最初から、サンゴの移植は難しいとされていたのですが。— 大阪のうめ吉 (@fCYtoZtyOh5jWgC) 2019年9月10日
こうなる事は分かっていた!!
辺野古の移植サンゴ、9群体のうち3群体が死滅 専門家「明らかな失敗」
https://t.co/RYsALneJwJ— 昭和おやじ 【安倍政権を打倒せよ】 (@syouwaoyaji) 2019年9月10日
「失敗」じゃすまないんだよ💢
もう取り戻すことなんて出来ないのに😱https://t.co/frQJU1Fnrk— kmos@選挙に行こう! (@kmokmos_) 2019年9月10日
移植サンゴが死滅。防衛局は責任取れ!https://t.co/rbzSxSv5Wl
— 太郎-脱原発に一票チーム (@taromtber) 2019年9月10日
辺野古の移植サンゴ、3群体が死滅。移植されなかったサンゴは、どれだけの被害を受けているのでしょうか? https://t.co/AlriwwM735
— 野村羊子 (@hitujinomura) 2019年9月10日
珊瑚にまで酷いことを…。総理である前に人間として救いようがないわ。#辺野古 #珊瑚
安倍晋三首相が豪語した辺野古基地のサンゴ移植、1群体の死亡確認・・・ 衰弱による自然死 https://t.co/9QFah6vD5Q @情報速報ドットコムから
— watahana (@watahanasweet) 2019年9月10日
安倍晋三がドヤ顔で「サンゴは移植した」とほざいていたが、実態はこう。テレビはトップニュースで流すべき。
辺野古の移植サンゴ、9群体のうち3群体が死滅 専門家「明らかな失敗」 https://t.co/q5YhELzpha @theokinawatimes
— taaaaaaak (@770125T) 2019年9月10日
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安倍総理が「サンゴは移している」とNHKの番組で吹聴していたものの、多くの人々が懸念していた通りの結果に!
出典:YouTube
辺野古基地の埋め立て予定地に生息していた絶滅危惧種のサンゴですが、やはり、9体を移植したうち3体が死滅・消失したとのことです。
安倍総理は、NHKの番組の中で唐突に「あそこのサンゴは移している」なんて発言していましたが、多くの人々が心配していた通りの状況になっています。
当時を思い起こすと、(たったの9群体しか移植されていないにもかかわらず)安倍総理が突然「あそこのサンゴは移しています」なんて言い出して日本中が騒然となった後に、急遽沖縄防衛局が7万群体を超えるほどのサンゴの移植計画を発表し、安倍総理の発言の”つじつま合わせ”を行なったような展開があったけど…今回の報道を見る限り、死滅したサンゴというのは、その一番最初に移植が行われた9群体のサンゴのうちの3群体ということになるのかな?
多くの専門家も言っているけど、自然環境というのは、人間の理解をはるかに超えるほどの、複雑で繊細な生態系や様々な条件の下に成り立っているものだし、言うまでもなく、「移植さえすればOK」なんていう単純なものじゃない。
政府は「サンゴが勝手に死んだ」と強調しているけど、いかにも、何でもかんでも自分たちの都合のいいように物事を捻じ曲げる安倍政権らしい見解だし、日本を潤している貴重な自然環境に対する敬意を微塵も感じないような言い分だね。
日本の貴重な自然環境の保全よりも、自らのお金儲けや米軍への隷属を最優先する安倍政権の本質が露呈していますね。
こうした政府側の対応を見ても、この政権を放置している限り、私たちの人間社会のみならず、日本の貴重な自然環境までもが次々と破壊されていってしまうのは避けられなさそうです。
グローバリズムというのは、根本的に愛国や郷土愛などとは最もかけ離れた概念だからね。
(長州閥にルーツを持つ)安倍政権も、日本の民や国土、自然に対する愛着や敬意が微塵もないことが、あらゆる政策を通じて見え隠れしているし、相変わらず、政治の世界でもネットの世界でも、「似非愛国勢力」のグローバリストが跋扈している現状を感じるよ。
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