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核兵器禁止条約会議、不参加表明の日本の席に折り鶴が置かれる!「あなたがここにいてくれたら」の英文メッセージとともに

核兵器禁止条約会議、不参加表明の日本の席に折り鶴が置かれる!「あなたがここにいてくれたら」の英文メッセージとともに

どんなにゅーす?

・2017年3月27日からニューヨークの国連本部で始まった、核兵器を法的に禁止する条約の交渉について、100カ国以上が交渉に参加する中で唯一の被爆国である日本は不参加を表明した。

・日本の不参加を受けて国内外で多くの批判が出てきている中で、日本の交渉席に「あなたがここにいてくれたら」と英文で書かれた折り鶴が置かれ、これが大きな話題になっている。

核兵器禁止条約交渉 日本は不参加を表明

核兵器を法的に禁止する条約の交渉は、100か国以上が参加して27日から5日間の日程で始まり、初日はまず各国の代表や被爆者などによる演説が行れました。

しかし、会場の外では、アメリカのヘイリー国連大使がイギリスやフランス、韓国など20か国余りの国連大使とともに声明を発表し、改めて条約に反対する姿勢を示したうえで、「議場にいる人たちはわれわれが直面している安全保障上の脅威を理解しているのか」と述べ、交渉に参加する各国を批判しました。

また、日本の高見澤軍縮大使は会場で演説を行ったものの、核軍縮は核兵器の保有国と非保有国が協力して行うことが不可欠だとしたうえで、「建設的で誠実な形で交渉に参加することは困難だと言わざるをえない」と述べ、このあとの交渉には参加しないことを明らかにしました。

これに対して、交渉の参加国や被爆者からは、唯一の戦争被爆国である日本が禁止条約に反対し交渉にも参加しないことに、批判も上がっています。

今回の交渉にあたっては、核兵器の保有国と非保有国だけでなく非保有国の間でも立場の違いが際立つ形となり、核軍縮に向けた一歩となるのかは予断を許さない状況です。

【NHK NEWS WEB 2017.3.28.】

日本の席に折り鶴=核禁止条約交渉

【ニューヨーク時事】国連本部で開催中の核兵器を禁止する条約制定交渉会議で、不参加のため空席となった日本の席に28日、白い折り鶴1羽が置かれた。置いたのはNGO「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」のテア・カトリン・ミエルスタッドさんら。今回の交渉に貢献した国に平和の象徴である折り鶴を贈る活動だが、日本の場合「『参加してほしい』という意味を込めた」という。

ミエルスタッドさんは「日本の参加を重視している」と強調。「日本が来て、折り鶴が寂しい思いをしないよう連れ帰ってほしい」と呼び掛けた。

【livedoorNEWS 2017.3.29.】

出典:志位和夫 Twiter

「あなたがここにいてくれたら」のメッセージが添えられた折り鶴、とても胸が痛みますね…。
唯一の被爆国であり、核の恐ろしさをこれでもかというほどに経験している日本が、核兵器の廃絶に積極的に関わろうとしない現実は、本当に悲しいですし情けないです。

「核の恐ろしさ」は世界で最も身を持って知っているものの、それでも核の依存から抜け出せないし、抜け出そうともしない…
この現実こそ、今の日本という国の「本質」を物語っているのであり、まさにこの国の歪んだ歴史や裏事情を如実に表わしているね。

恐らくこの先も核兵器が世界から完全に消え去ることは難しいと思うけど、それでも、世界の市民は一致団結して核の完全廃絶を未来永劫訴え続けていくべきだし、そうすることこそが、唯一で最大の核の抑止に繋がっていくのだと思っている。

こうした分野こそ、日本が世界で存在感を放ち、リーダーシップを取っていくのに最もふさわしいフィールドだと思うんだけど…それを自ら放棄してしまっている現実は本当に情けないし、安倍政権がいかにアメリカの軍産複合体と切っても切れない関係性を持っているのかが、これを見ても分かるね。

むしろ安倍政権そのものが、世界で軍拡や核拡散に貢献していく本質を持っていることを改めて認識させられますし、かつての「非戦」「平和主義」を最大の国家戦略に掲げていた良識ある日本の姿がますます遠ざかりつつあるのを痛感してしまいます。

そうだな。
ボクたち日本国民ももっと、この先の日本が歩むべき道や方向性について、一度立ち止まり、色々と真剣に考えていく必要がありそうだね。

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