どんなにゅーす?
・2024年3月26日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が記者会見を開催し、「水原一平騒動」について説明を行なった。
・大谷選手は、直近の発表の通りに「水原氏にカネを盗まれた」と主張し、「僕が肩代わりしたという話を、その時に代理人に話した、そしてこれらは全く全てが嘘だった」と説明。記者からの質問を一切受け付けずに会見を打ち切った中、ネット上で様々な声が上がっている。
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【会見全文】大谷翔平選手「ショック」 水原一平氏の違法賭博問題「彼が僕の口座からお金を盗んだ」
大リーグ「ドジャース」の大谷翔平選手の通訳を務めていた水原一平氏の違法賭博を巡る問題について、大谷選手は25日午後(日本時間26日午前)、本拠地ロサンゼルスのドジャースタジアムで会見を開いた。
大谷選手は「僕はスポーツ賭博には関与していない」と説明。「僕自身も信頼していた方の過ちというのは悲しく、ショック」と語った。(デジタル編集部)水原氏が21日に違法賭博関与の疑いで事実上の解雇となって以降、大谷選手が一連の問題について取材対応したのは初めて。
会見は10分ほどで終了。質疑応答はなく、メモを読み上げる形で行われた。◆「水原氏の借金返済に同意していない」
会見で、大谷選手は「結論から言うと、彼が僕の口座からお金を盗んで、なおかつ皆に嘘をついていた」と、自身の関与を否定。
「ギャンブルに関しての問題を初めて知ったのは、(20日の)韓国の第1戦が終わった後のチームミーティング」「彼(水原氏)の借金返済に同意していない」とも語った。
米メディアによると、水原氏は違法ブックメーカー(賭け屋)に借金があり、大谷選手の口座から少なくとも450万ドル(約6億8千万円)が送金された。捜査当局や税務を所管する内国歳入庁が調べを進め、大リーグ機構も調査を開始している。【会見全文】
大谷選手の会見の全文は次の通り。~省略~
結論から言うと、彼が僕の口座からお金を盗んで、なおかつみんな僕の周りもそうですね、みんなに嘘ついていたっていうのが、結論を言うとそういうことになります。
まず初めに言うと先週末、韓国ですね、僕の代理人に対してメディアの方から、違法なブックメーカーから、僕がスポーツ賭博について関与しているのではないかという連絡ありました。
一平さんは僕にこういった取材の依頼があるということをまず、僕には話していなかったし僕の方にそういう連絡はまず来ていなかったということと、まず初めに一平さんは僕と話してわかったのは、一平さんにではなく、友人の借金の肩代わりとして支払ったというふうに、僕の代理人も含めてみんなに話しています。
その翌日にさらに尋問で一平さんは、僕たちの代理人に対して、借金は自分のものつまり、一平さん自身が作ったものだということを、説明しました。
それを僕が肩代わりしたという話を、そのときに代理人に話したそうです。そしてこれらは全く全てが嘘だったっていうことですね。~省略~
そして僕がこのギャンブルに関しての問題を初めて知ったのは韓国での第1戦が終わった後に行われたチームミーティングのときです。
~省略~
僕は彼の借金返済にももちろん同意してませんし、ブックメーカーに対して彼に送金をしてくれって頼んだことはもちろん、許可したことはもちろんないです。
その試合後、ホテルに戻ってちゃんと初めてそこで話をして、彼に巨額の借金があることを知りました。
彼はそのとき私に僕の口座に勝手にアクセスして、ブックメーカーに送金していたということを僕に伝えました。
僕はやっぱりおかしい、これおかしいなと思って代理人と話したいということで代理人たちを呼んで、そこで話し合いました。
話終わってこれを聞いて僕の代理人もやっぱり彼に嘘をつかれていたということを、初めて知ってすぐにドジャースの皆さんと、弁護士の人たちに、そのときに連絡しました。
ドジャースの皆さんも代理人たちも彼らもそのときに初めて、また自分たちも嘘をつかれていたということを、そのときに知りました。
そして弁護士の人たちは、これは窃盗と詐欺なのでこれを警察の当局に引き渡すという報告をそのときにしました。~省略~
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大谷翔平の記者会見を大谷発言のみ抜粋して
5分にまとめました
(字幕あり・1.2倍速)全体的に大谷さんの誠実さが伝わる会見でした
はたして 水原一平が大谷の口座から勝手に送金していたのでしょうか? pic.twitter.com/8dqV0IOkfG— パナマ文書 (@Panamabunsyo) March 26, 2024
大谷選手の会見を受けて、アメリカ人の反応
「大谷翔平の口座からどの様にして出金されたのか、そこを聞きたかった。」
「これだけの大金をイチ通訳に預けるだろうか、もし不正送金をしていたら会計士は気付かないのか」
「銀行はザルすぎないか」
今回の会見で疑惑は晴れなさそうですね
↓フル pic.twitter.com/xKTsGmigSK— 水 (@booounun) March 26, 2024
米誌フォーブス:大谷翔平の口座から水原一平通訳が無断で大金を送金するのは「ほぼ不可能」
金融機関には通常、電信送金額の制限があり、口座保有者に対し多くの身元確認チェックや書類作業を行った上で、制限を解除できるという。… pic.twitter.com/SOA5tT20GP
— 水 (@booounun) March 26, 2024
今回のこの騒動ってさ
水原氏のギャンブル依存&借金問題より
大谷選手の口座からのお金の流れが、一番意味わからんくて気持ち悪くない?この部分はみな納得できてる感じ?
大谷翔平の口座から水原一平通訳が無断で大金を送金するのは「ほぼ不可能」米誌フォーブス報じるhttps://t.co/gIxoBIj9AH
— 細川バレンタイン (@valentine_promo) March 25, 2024
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大谷選手本人が改めて「水原氏にカネを盗まれた」と説明するも、重大な疑問点は晴れないまま…!フォーブスは「水原一平通訳が無断で大金を送金するのはほぼ不可能」と報じる!
出典:YouTube
大谷翔平の口座から水原一平通訳が無断で大金を送金するのは「ほぼ不可能」米誌フォーブス報じる
大谷翔平投手の銀行口座から水原一平通訳が無断で大金を送金することは、ほぼ不可能とみられると報じた。
金融機関には通常、電信送金額の制限があり、口座保有者に対し多くの身元確認チェックや書類作業を行った上で、制限を解除できるという。70年制定の銀行秘密法に基づき、金融機関は金融犯罪取締ネットワークに取引を報告する義務がある。このため、金融機関は社会保障番号や運転免許証など個人を識別する情報を取得する必要があるという。
~省略~
日本や全米を揺るがせている「水原一平騒動」について、大谷選手本人が記者会見を開催し、改めて「水原氏にお金を盗まれた」ことを主張しました。
ネットを見たところ、この会見に対して、日本の大多数の人々が大谷選手を絶賛し、ますます水原氏を総叩きする論調が強まっていますが、私個人は、どうもモヤモヤする部分がある会見だったように感じます。
冷静になって考えてみると、やっぱり腑に落ちない部分が多い感じだね。
ボク自身が強い疑問を持った点は、「なぜ水原氏が勝手に大谷選手の口座にアクセスし、7億円もの大金を胴元に送金することが出来たのか?」という点に加えて、「なぜ大谷選手の広報は、水原氏の説明をそのままなぞるような説明(水原氏の借金を肩代わりすることに同意し、大谷選手と一緒に胴元の口座に送金した)を行なったのか?」という点だ。
普通であれば、ここまでとんでもない話なのだから、この水原氏の説明が本当かどうかを大谷選手本人によく確認してから発表するのが当然だと思うけど、なぜ大谷選手本人に全く確認しないままに大谷選手の広報が水原氏の同様の説明を行なったのかがあまりに謎過ぎる。
(また、大谷選手がこの”うその説明”を行なった自身の広報担当に対してどのような対応や措置をとったのかも今回明らかにされなかった)
そして、水原氏が大谷選手が知らないところで大谷選手の口座にアクセスし、7億円もの莫大なお金を勝手に送金できてしまうのかというのも全く信じられないような話ですね。
現在では、100万円そこそこのお金ですらも、二段階認証などの極めて厳重なセキュリティを通さなければ送金することは不可能ですし、例えばスマホのSMSに認証コードが送られるような認証システムの場合、水原氏が大谷選手のスマホを常に自由に触り持ち出すことを許されていない限りは無理でしょう。
恐らく、会見場にいた記者は、こうした素朴な疑問点を大谷選手にぶつけていたのだろうけど、大谷選手が記者からの質問を完全にシャットアウトし一方的に会見を締め切ったことで、海外では疑念と批判の声が噴出してくることになるだろう。
そもそも、米国人にとっては、大谷選手は外国人選手だし、そんな外国人選手が自国のメジャーリーガーをゆうに凌駕するほどの活躍をしていることに対して、元から快く思っていない人が多いだろうからね。
日本においても、外国人選手が日本人選手を超えるほどに活躍してタイトルを総なめにした場合、そこまで熱狂的に喜ぶことはないですし、「日本人選手にタイトルを獲ってほしかった」みたいな声も必ず上がりますからね。
実際のところ、すでに米国内では大谷選手への批判と懐疑の目が強まっている様子ですし、残念ながら今回の会見をもってしても、これらの声を鎮静化させることは難しいのではと思います。
やはり、どこがどうなっても水原氏の一番最初の説明が最も自然でしっくりくるし、一旦は大谷選手の広報も水原氏と同じようなコメントを出したものの、「そうだとすると大谷選手に刑事責任が問われる恐れがある(最悪の場合球界追放もあり得る)」と気が付き、慌てて球団が主導し(水原氏にもカネを握らせた上で)「水原氏が大谷選手のカネを盗んだ」とのストーリーを作り上げることにした…ということではないかな。
この様子だと、この先米国内では大谷選手が”ヒール役”に成り代わっていってしまう可能性が高そうだし、この問題はこの先の選手生活に絶えず付きまとっていくことになりそうだ。
日本国内の人々の過熱度もかなり危ういものがありますし、私自身も「人生何が起こるか分からない」「一寸先は闇」ということを肝に銘じ、常に慎ましく暮らしていこうと思います。
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