政府・市民の排除に本格化!「暴力団の排除と同規模では?」と懸念を示す警備関係者も…
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高江の機動隊投入 「暴力団壊滅と同規模」 自民議席失い、政府強行
参院選の投票箱が締め切られて約10時間後、東村高江の米軍北部訓練場メインゲート前には機動隊による人垣ができ、ヘリパッド建設に向けた関連作業の資機材搬入が始まった。政府は衆参全ての県内選挙区で自民党議員が議席を失ったことで、選挙対策のために控えてきた米軍基地建設を一気に強行し、県民を“敵視”するような方向にかじを切り始めている。
~省略~
抗議行動の現場に合計560人もの人員投入の計画。参院選のさなかに進められた背景に防衛省幹部は「逆風というより暴風。(参院選の)勝負は決まっていた」と明かす。
一方、一部の警察、防衛関係者からは異論もある。警備関係者は「工藤会の壊滅作戦と同規模だ。重火器を持つ暴力団と一般市民を同一視するのは尋常じゃない」と苦渋の表情を浮かべ、特定危険指定暴力団工藤会の壊滅作戦で2014年に機動隊が約530人に増派された例を挙げ、同様に一般市民に対峙(たいじ)する政府の姿勢を疑問視した。
参院選で現役大臣が大差で落選するほどに自民党が大敗した沖縄で、新たな展開が起こっているようだ。
なんと参院選が終わった直後から、住民の反対運動が起こっている米軍の「高江ヘリパッド建設予定地」に大量の機動隊を導入。
選挙前ではしらじらしく歩みよりの姿勢を見せていた安倍政権だけど、選挙で沖縄が惨敗したことに激怒した模様で、この意趣返しとして、従来以上の強硬姿勢で徹底的に反対住民を排除、米軍ヘリパッドの建設を強行しようとしているようだ。
なんだか、沖縄ではまた大変なことになっているみたいね…。
ところで、「高江ヘリパッド」って一体どんなものなのかしら?
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「高江ヘリパッド問題」とは?
出典:高江ヘリパッド問題ってなに?
高江ヘリパッド問題とは、沖縄県東村高江で起こっている「米軍のヘリ発着基地建設」にかかわる一連の問題のことだ。
事の発端は、1995年9月に発生した沖縄米軍兵士による少女暴行事件までさかのぼる。
この事件を機に、沖縄県民の米軍に対する怒りが爆発。住民側から盛り上がってきた米軍基地縮小の機運を受けて、日本政府とアメリカ側が「沖縄に関する特別行動委員会(SACO)」を創設。
この中で普天間飛行場などを含む11の基地の返還が合意されたんだけど、その交換条件として、高江に6つのヘリパッド(ヘリコプターの発着基地)を作ることを突きつけてきたんだ。
実はアメリカ側にとっては、古くなった基地を手放して使い勝手のいい新しい基地を作るのはかなりのメリットがあって、逆に県民側にとっては、この新基地周辺の住民が危険にされられる上に、貴重な森林が新たに破壊される事態になることを受けて、付近の住民をはじめとした反対運動が勃発。
2007年から現在まで、沖縄の住民による座り込みの抗議がずっと続いていたんだけど、ついにこの反対運動に対して、強制排除も辞さない上でヘリパッド建設に強行する動きが強まってきたってことなんだ。
(参考:ゆんたく高江)
そんなに前から起こっていた問題だったのね!
私ったら、こんな重要な問題を全然知らなくって…ちょっと反省だわ。
本土ではほとんど報道していないから、仕方ないよ。
それにしても、「まるで暴力団の排除」と身内の人間まで躊躇するほどに、ここまで過激な強制排除に出始めてきた安倍政権には、ボクも驚かされるね。
米軍施設の建設のために、日本国民を排除する日本政府
高江のヘリパッドだけではないけど、沖縄では日々異常な光景が展開されている。
日本の土地の中で起こっているアメリカによる不当な支配に怒り、米軍の犯罪や基地建設による自然破壊に反対をしている国民を、日本政府が強制排除するという、何とも奇妙で異常な構図。
これこそが、日本全体に横たわっている”歪み”そのもので、それが凝縮され、表にはっきりと顕在化しているのが、これら沖縄の基地問題なんだ。
だからこれは、なにも沖縄に限ったことではないし、ボクたち日本国民全体の問題でもあるんだよ。
つまり、今の日本政府は、日本国民よりもアメリカ政府を何より大事にしているってことね。
私もこんなの絶対におかしいと思うし、日本の国と日本国民を何より大事にしてくれる世の中になってほしいと思うわ。
ボクもどうか、沖縄の人たちが安心・安全に暮らせる日がやってくることを心から祈っている。
それにしても、改めて、安倍政権は情け容赦のない本当に恐ろしい政権であることが認識されたよ。
もっと、こんな安倍政権の非人道的なやり方に異を唱える人たちが増えていけばいいんだけどね…本当に困ったものだな。
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