第2次世界大戦の中でも、最も激しく悲惨な戦闘が行なわれたといわれる沖縄戦
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出典:ウィキペディア
みんなは、今日6月23日は何の日か、知っているかな?
えっと・・・6月は特に休日はないと思ったんですけど、何の日…でしたっけ?
にゃ・・?623・・・ろにさ・・・むにさん。。
ろう、にいさん・・・?
???
えっと・・・確か・・
今日は沖縄の慰霊の日、だったかしら?
おお!あおいちゃん、よく知っていたなあ!とっても偉いぞ。
いや、えっとぉ、去年テレビで特集がやってて、その時に初めて色々知ったんだけどねっ・・・。
そう、今日6月23日は沖縄慰霊の日で、沖縄の学校は休みになって、沖縄県民みんながこの日に、沖縄戦で命を落とした人たちに深い祈りを捧げ、二度と沖縄戦の悲劇を繰り返さないように誓う日なんだ。
そ、そうだったんですねえ!わたしったら全然知らなくってぇ・・。
にゃこもこんな大事な日を知らないで、反省だにゃ・・。
いや、これを機に知ってもらえば全然いいんだよ。
たぶん、きみたちのように、本土の人たち、特に若い人たちは知らない人も多くいると思うから、この記事では、およそ70年前に起こった、人類史に残るほどの激しく悲惨な戦闘が行なわれた沖縄戦について、残された資料や記録をもとに紹介していこうと思うよ。
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日本側の死者およそ18万8000人(民間人9万4000人)、アメリカ側の兵士の死者1万4000人を出した歴史に残る悲劇
出典:ウィキペディア
沖縄戦は、すでに日本の戦況がかなり悪くなっていた1945年3月26日から開始され、なんと3ヶ月もの期間にわたって、文字通りに”泥沼の戦い”が展開されたことで知られている。
かなり不利な戦いを強いられることが予想されていた日本側は、日本本土に攻め込まれないための時間稼ぎを目的とした「捨石作戦」なんていう言葉も出たほどの、あまりに無茶な戦闘を日本兵に命じ、自爆も含めた特攻戦術による「沖縄特攻」も行なわれた。
そして、すでに日本側はボロボロの状態になっていたにもかかわらず、現地の兵力に強引に戦闘を続けさせ、これが歴史上に残るほどの悲劇を生み出したといわれている。
戦闘開始からおよそ3ヵ月後の6月23日に、牛島司令官ら日本軍の幹部が自決、7月2日にアメリカ軍側が戦闘を終結し、勝利を宣言、日本側の降伏調印式が9月7日に行なわれたんだ。
兵士を増強するために、沖縄の学生などの若者たちも急遽招集され、その数はおよそ3万5000人。
まともに訓練を受けたことも無いような素人同然の若者たちも戦闘に駆り出されたといわれている。
また、沖縄戦で無視することができないのが、沖縄の住民達による集団自決だ。
分かっているだけでも80人以上が集団自決したことが知られており、若い女性の看護部隊だった「ひめゆり学徒隊」の集団自決をはじめ、一部において日本軍側が集団自決を強制したという説もあり、表に出ていない数などを合わせると、1000人以上もの住民が集団自決をしたともいわれている。
読谷村のチビチリガマの事例(83人[206])などが知られ、集団自決者の総数は1,000人以上とする研究者もいる[207]。【ウィキぺディア】
さらに驚くべきことに、日本軍が沖縄の住民を殺害したことも分かっていて、最大で1000人程度もの沖縄の人々を日本軍が殺害した可能性もあるということだ。
なっ!?
なんで、日本軍が仲間のはずの沖縄市民を殺害したのよっ!?
はっきりしたことは分かってないんだけど、一部の沖縄の人々をアメリカのスパイであることを疑ったという説や、中には地下壕で泣き止まない子供を「敵に見つかる」との理由で殺害した事例もあったということだ。
住民殺害の動機は、スパイ容疑での処刑が中心で、そのほか物資や壕を巡る日本兵と住民の争いで殺害された事例や、地下壕の探知を避けるために泣き声の止まない子供を殺害した事例などもある[213]。【ウィキぺディア】
他にも、愛国心や本土への忠誠を目的として、現地の沖縄語を使用するのを禁止していたところ、これを破った人間を処分したこともあったみたいだし、日本兵自身も極度のストレスで精神を病んでいる状態だったこと、そして、誰が味方で誰が敵かも分からなくなってくるほどに、現地が混乱し、メチャクチャな状態になっていたことも予想される。
つまりこれくらいに、有り得ないほどの極限の状態に陥り、土地も人間もなにもかもが破壊され、文字通りに”地獄の地”と化したのが沖縄戦だったということだ。
そんな、、、そんなにも恐ろしいことが沖縄であったなんて・・・。
だからこそ、今でも沖縄の人たちは当時の悲劇と怒りと苦しみを忘れることなく、心の奥底にそれらを抱え続けながら生きているのね。
こんなことがあったなんて、わたしは全然知りませんでした・・・。
日本人として恥ずかしいです・・・っ。
当時の沖縄のこと、想像しただけで、怖くなって眠れなさそうだにゃ・・・。
こんなに罪も無い人や一般の若い人が無理やり兵隊にさせられて、相手と殺し合いをして次々殺されていく世界なんて・・・絶対に狂ってるにゃ。
これから、今から、そういうことを分かっていけば、それでいいんだよ。
なんせ、こうなった大きな原因は、当時の日本(大日本帝国)にもあって、特に敗戦直前の頃に、日本国内にあった都合の悪い資料を焼き払って、多くの事実を隠蔽した可能性も大いにあるんだ。
当時の日本が行なっていたこと。
一般市民に「愛国心」という名の「洗脳教育」を施し、自国のために迷わず相手と殺し合いをし、自らが迷わず自爆するような、「人間兵器」に作り変えていく。
これ以上ないほどに恐ろしい思想と世界だし、もはやカルト宗教のようでもある。
そして、国家が自国民を単なる「兵器」としてみていたからこそ、どんなに戦況が悪くなろうとも、強引に戦闘を命じ、自爆作戦をも決行させた。
この狂気ともいえる当時の大日本帝国の政治部や軍部に対して、ボクたちは徹底的に追及しなければならないし、これを”日本史上の最大の恥部と失敗”として、二度とこんな狂気の世界を再来させてはならないことを、日本国民全員が認識していかなければならないとボクは思っている。
そして、だからこそボクは、このような”大日本帝国の復興”を目指しているようにも見える、安倍政権や安倍政権を支えている日本会議を解体させなければいけないと思っている。
これから先、彼らがより権力を握っていけばいくほど、こんな当時の戦争の悲劇は隠され、さらに進むと史実を歪曲・捏造され、しまいにはこの戦争を「正義の戦争」と肯定さえされていくかもしれない(すでに一部の安倍政権に近い政治家は、”その兆候”を見せている人物さえいる。)。
もちろん、このような”悲劇”は沖縄だけでなく、形こそ違っているものの日本全国で行なわれた。
東京大空襲や広島・長崎の原爆投下、それ以外でも多くの悲劇が日本全土のあちこちで発生した。
このような、”この世の地獄”といえるような戦争は、絶対に二度と引き起こしてはならないはずなのに、せっかくボクたちを戦争から遠ざけてくれる平和憲法が、幸い今のこの国にはあるものの、何とも恐ろしいことにこれを書き換え、自ら戦争の危険を引き寄せるような動きが、安倍政権になってから加速度的に起こり始めてきた。
みんなもこの恐ろしい現実に一日も早く気づき、安倍政権の暴走を一日も早くに止めなければいけないこと、日本がいかに再び危ない方向に向かい始めているのかということを、理解して欲しいと思っているよ。
わたしも、管理人さんと同じ意見だわ!
基本的人権や自由を縮小させて、憲法9条をいじろうとしている安倍政権は、絶対に私たちの味方じゃないと思う。
わたしも両親や友達にここで勉強してきたことを色々話して、みんなに危機感を持ってもらうように頑張ろうと思うわ。
確かに、それは・・・わたしもとっても危ない状況だと思いますぅ。
とにかく、絶対にこんな戦争が起こらないように、わたしたちがしっかりと権力を止めていかなきゃいけないんですね。
にゃこも戦争だけは大反対だし、そういう意味では安倍政権は危なすぎだにゃ!
みんなが安心して自由にのんびり暮らせる日本になるように、国民みんなで頑張っていかなきゃいけないにゃっ!
みんな、ほんとに素晴らしい!
自民党の憲法改正草案をみてもらえると分かると思うけど、安倍政権が目指す国は、”国家に忠実な国民の育成”を含んだ、とても危険なものだ。
大日本帝国の狂気を絶対に繰り返さないためにも、しっかりとみんなが安倍政権が目指す憲法改正の内容や国作りを理解して、しっかりと一人一人が考え、判断した上で、選挙で審判を下してほしいと思っているよ。
※参院選、自民圧勝で「憲法改正」が現実に? 「改憲草案」の問題点とは【争点:憲法改正】
※【自民党憲法改正草案】見やすい対照表で現憲法との違いが分かる!
※日本国憲法改悪草案 日本の未来にふさわしくない 憲法改悪阻止を今こそ
※自民党憲法改正案の本質(日の丸を国旗、君が代を国歌と定め、自衛隊を国防軍と位置づけるなど、基本的人権を守ろうとする姿勢が大きく後退している)
まとめ
「安倍政権の憲法改正はそこまで危険なものではない、騒ぎすぎ!」という声も確かに見かけることがある。
だけど、そもそもいきなり大日本帝国さながらの「過激な憲法草案」を出してきて、それに賛同する国民はどれだけいるだろう?
権力側が戦争を肯定し、(軍需産業の利益誘導のために)それを引き起こしたいと思うのなら、少しづつ憲法の内容を段階的に作り変えて、なるべく国民に警戒感と刺激を与えないように、長い時間をかけて国の姿を作り変えていくのが、当たり前の常套手段なんだ。
だからこそ、一度このような憲法改正の前例を作ってしまうことが最も危険で、この段階で止めておくことがとっても大事だからこそ、ボクや憲法改正に反対している人々は声を上げているってことだ。
一般の人たちは、安倍政権をサポートしている人間達が発するこのような「詭弁」に騙されず、一人一人が今の現実をしっかりを理解した上で、今までの世の中のように”当時の悲劇の戦争”すらすっかり忘れてしまうような、平和で優しい日本でずっとあり続けることができるように、選挙などの行動を通して、しっかりとした意志を示していってほしいと思っているよ。
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