どんなにゅーす?
・2017年12月29日、米大手メディアのNYタイムズが「詩織さん事件」を大々的に特集。事件の詳細な経緯と、日本国内でこれがほとんど報道されない実情を山口敬之氏の写真と共に紹介し、世界的に話題になっている。
・一方で、先日に毎日新聞で報道された内容では、不自然なまでに山口氏の名前も事件の経緯も全く触れられておらず、この件を「タブー視」している国内メディアの異常さがますます際立つ形になってきている。
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She Broke Japan’s Silence on Rape
TOKYO — It was a spring Friday night when one of Japan’s best-known television journalists invited Shiori Ito out for a drink. Her internship at a news service in Tokyo was ending, and she had inquired about another internship with his network.
They met at a bar in central Tokyo for grilled chicken and beer, then went to dinner. The last thing she remembers, she later told the police, was feeling dizzy and excusing herself to go to the restroom, where she passed out.
By the end of the night, she alleged, he had taken her back to his hotel room and raped her while she was unconscious.
The journalist, Noriyuki Yamaguchi, the Washington bureau chief of the Tokyo Broadcasting System at the time and a biographer of Prime Minister Shinzo Abe, denied the charge and, after a two-month investigation, prosecutors dropped the case.
Then Ms. Ito decided to do something women in Japan almost never do: She spoke out.
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ニューヨークタイムスが詩織さん事件を報じる。日本の恥ずかしい実態が今、世界を駆け巡っている。しかし日本人の多くはまだ知らない。本当に情け無い国。
The journalist, Noriyuki Yamaguchi, the Washington bureau chief of the Tokyo Broadcasting System https://t.co/Zb5CYcKuhx
— 清水 潔 (@NOSUKE0607) 2017年12月29日
日本のメディアが軒並みスルーしている中で、ニューヨークタイムスが詩織さんの事件について、日本の性暴力の問題点まで言及して取り上げている。しかも記事には山口敬之氏の写真も。https://t.co/YXgYjbEcNw pic.twitter.com/iXVOnvitn3
— Tad (@CybershotTad) 2017年12月30日
ついにニューヨークタイムズ紙に詳細な記事が。
She Broke Japan’s Silence on Rape https://t.co/fTCd72uGM2— 想田和弘 (@KazuhiroSoda) 2017年12月30日
NY Times記事 re: #ShioriIto #JusticeForShiori
米法観点からみて興味深いのは、詩織さんがホテルロビーのカメラで記録を見ると”incapacitated” (自律能力がない)と見える、と明記されていること。米国内であったなら、大多数の州で、強姦立証要件の一つです。https://t.co/q2veoQcSZQ— 渡邉葉 (@YoWatShiinaEsq) 2017年12月29日
伊藤詩織さんの告発について報じたニューヨークタイムズの記事。山口氏にも取材しています。逮捕が取りやめられた経緯だけでなく、性暴力について日本の社会やメディアが語ろうとしない背景を伝えています。
She Broke Japan’s Silence on Rape https://t.co/b5inPCBad7
— 小島慶子 (@account_kkojima) 2017年12月30日
伊藤詩織さんの件は、日本における #MeToo 運動と絡めてBBCやNYタイムズ、スウェーデンのダーゲンス・ニュヘテルでも取り上げられ、他にもフランスのフィガロやルモンド、イタリアのコリエーレ・デッラ・セーラ等で報道されている。それに引き換え、国内メディアの怠慢ぶりは一体何なのか。 pic.twitter.com/UWikT7BH4F
— 異邦人 (@Beriozka1917) 2017年12月30日
「フィガロ」の見出しは「伊藤詩織 強姦事件日本を震撼させる」ですけれど、国内メディアを見る限り、日本は全然「震撼」されていないようです。現に起きていることを報道できないメディアって何の役に立つんでしょう? https://t.co/tA5vcE6xvM
— 内田樹 (@levinassien) 2017年12月30日
ニューヨークタイムズ紙。警察はホテルのロビーを歩いている間、山口敬之が無意識の彼女を引き上げるように見える、ホテルの防犯カメラ映像を入手したと述べた。 警察はまた、タクシー運転手を見つけてインタビューした。タクシー運転手は彼女の意識がなかったことを確認した https://t.co/yyTYlSwHxM
— 非一般ニュースはアカウント凍結 (@kininaru2014111) 2017年12月30日
伊藤詩織さんをめぐるニューヨークタイムスの記事が掲載されています。記事全体を読む時間のない方は、見出しをはじめ、それぞれの写真に添えられたコメントを読むだけででも、この出来事の本質にふれることができるはずです。⇒https://t.co/58oGj2Qzo0
— 若松英輔 (@yomutokaku) 2017年12月30日
ニューヨークタイムズに伊藤詩織さんの記事が。
山口の紹介欄にはちゃんと
「安倍首相の伝記の著者」
と書かれている。海外メディアはちゃんと報道するんだな…
She Broke Japan’s Silence on Rape https://t.co/KBmApGx5ay
— VH (@hideandseek2012) 2017年12月30日
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続々と大手海外メディアが「詩織さん事件」の詳細を報道!この件を一切報じない日本のマスコミの異常性が世界で周知されることに
つ、ついにアメリカ最大手のNYタイムズがこんなに詳細に、詩織さん事件の顛末を報道したのねっ!!
山口敬之氏の写真までこんな風に報じていて、日本のメディアとは雲泥の差だわっ!
ボクも、取り急ぎ日本語に翻訳した上で目を通させてもらったけど、事件現場となったシェラトン都ホテルのタクシーの写真まで載せた上で、実に詳細なまでに事件の経緯が綴られている上に、山口氏のことを、安倍総理の伝記を書くほどに「安倍政権と特別な関係を持つ人物」として紹介しており、事件の本質に迫る記事となっている。
これは、つい先日に世論の高まりを受けて”仕方なく”報道した毎日新聞とも見事なまでに対照的で、当サイトでも、この毎日新聞の記事を「非常に残念な内容」として紹介したばかりだった。
NYタイムズでは、この一件を知らない人にもよく分かるように事件の経緯が実に詳細に書かれており、かつ、「何故詩織さんがここまで立ち上がり、彼女の頭を必死に抑え付け、口を塞ごうとする日本社会の激しい抑圧に倒れそうになりながらも、それでも懸命に声を上げ続けているのか?」という理由を、誰もが容易に理解できる内容となっている。
やはりこうした記事を出すことが、マスメディアに課せられた役割であり、ますます日本のマスコミの絶望的な劣化と異常性を浮き彫りにする状況になっているね。
この毎日新聞の記事を読んでも、その差は歴然よねっ!
改めて読み直しても、不自然すぎるくらいに全く事件の経緯が書かれていないし、これじゃあ、どうして詩織さんがここまで頑張って活動し続けているのもよく分からないわ。
本来のジャーナリズムとは、世の中で起こっている「事件の本質」をありのままに伝え、読者の側に問題提起をしつつ、ボクたち一般市民に多くの「考える機会」を与えることであり、権力側に忖度して都合の悪いことを隠したり、権力が利するような世論操作をするものではない。
日本のマスメディアの関係者も、こうした海外の報道機関の内容をよく見ながら、自らの報道姿勢に対して、胸に手を当てて今一度考えてみることが必要なんじゃないかな?
海外のマスメディアは、メディアとして「当たり前」の報道ポリシーに基づいて、(海外での出来事でありながらも)詩織さん事件をどんどん積極的に取り上げている状況だわ。
こんな体たらくをいつまでも続けていたら、どんどん最近の日本の異常性や社会の腐敗が世界に知れ渡ることになっていくし、このままでは日本のイメージも世界でますます悪化して、私たち自身にとっても重大な損害を被っていく可能性も大だわっ!
それだけに、ボクたち日本国民も、今以上に現状の日本に危機感を持って、安倍政権の危険さと異常性をより強く批判していく必要があるね。
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