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野田聖子総務相、過去の「壮絶セクハラ体験」を告白!「落選中は毎晩セクハラ」「お尻を触られたり、おっぱい見せろと言われたり」「(福田氏に対し)悪寒が走ってしまった自分がいた」

野田聖子総務相、過去の「壮絶セクハラ体験」を告白!「落選中は毎晩セクハラ」「お尻を触られたり、おっぱい見せろと言われたり」「(福田氏に対し)悪寒が走ってしまった自分がいた」

どんなにゅーす?

・2018年4月28日に行なわれた神戸市での討論会において、自民党の野田聖子総務相が、落選中だった29歳~32歳までの期間に「毎晩のように激しいセクハラを受けていた」ことを告白した。

・野田大臣は、福田前次官のセクハラ問題に対し、「もうはるか30年前のことなのに(つい思い出して)悪寒が走ってしまう自分がいた」と吐露。落選中で肩身が狭かったのをいいことに、酒の席で酔った男性らから「お尻を触られたり、おっぱいを見せろと言われたり」した経験を語り、日本に根付く深刻なセクハラ問題に政治が向き合うべきとの考えを示した。

野田総務相「落選中の29〜32歳は毎晩セクハラだった」 過去の体験を告白

野田聖子総務相は28日午後に神戸市中央区で開いたパネル討論会で、「落選中の29歳から32歳までの間は毎日毎晩セクハラだった」と、過去の経験を告白した。野田氏は、福田淳一前財務事務次官のセクハラが週刊誌で報道されたことについて、「もうはるか30年前のことなのに(思い出して)悪寒が走ってしまう自分がいた」と話した。報道の内容は「私が経験したこととほどんど一緒だったから、事実だというのは確信できた」という。

野田氏は「(議員)バッジが付いていないと、居酒屋の宴会場で開く2次会ぐらいにしか呼んでもらえない」と、落選中の当時を振り返る。「それをしなくては生きていけなかった」とはいえ、そうした場所では男性たちが「昼間は紳士なのだろうけど、酔っ払っていると『ただの下品な生物』に成り下がっていて、本当にイヤな思いもしてきた」。「お尻を触られたり、おっぱいを見せろと言われたり、そんなことは男の候補者だったら、まず言われないと思う」

そのうえで野田氏は「いまは私は大丈夫だから、大丈夫じゃない人のために何をしてやろうか、と連休中いろいろ画策してやろうと思っている」と話した。

【神戸経済ニュース 2018.4.28.】

野田氏セクハラ防止へ法整備検討
「完全解決する」

野田聖子女性活躍担当相は28日、福田淳一前財務事務次官のセクハラ問題を踏まえ、再発防止に向けた法整備を検討する考えを明らかにした。「セクハラを完全に解決できるよう法律をつくり替えるのか、新法をつくるのか、いろんなやり方がある」と、神戸市で開かれたシンポジウムで述べた。

野田氏はセクハラの実態を把握するため、新聞やテレビなどの女性記者と懇談の場を設ける意向を示しており、法整備の議論に活用するとみられる。

シンポジウムでは、自身の落選中に男性有権者からセクハラを受けていたことを明かし「耐えて耐えて耐えるしかなかった」と振り返った。

【共同通信 2018.4.28.】

いち早く福田前次官のセクハラ被害の女性記者に配慮した野田総務相が、落選中の自身のセクハラ体験を明かす!

出典:野田聖子オフィシャルサイト

財務省や安倍政権ともども、福田前次官のセクハラ問題にふんぞり返った対応しかしてこなかった中、この中でいち早く配慮の姿勢を見せていた野田聖子総務相が、自身が落選中に受けていた激しいセクハラについて告白しました。

野田大臣は、自身が過去に体験した内容とほとんど同じだったことから、「福田前次官のセクハラは事実だと確信した」と話しており、これらの被害の内容を聞いて、自身も当時を思い出して悪寒が走ったこと、そして、今回の件を受けて、セクハラを防止する法整備を行なうことに意欲を見せました。

野田大臣の話はかなり生々しいし、恐らく、当時の落選中は、よほど自身の弱い立場をいいことに酔った男たちから酷いセクハラを毎晩受けていたんだろうね。

野田大臣が30代だった頃は、まだまだ女性議員の数も少なかった上に「セクハラ」という言葉もほとんど認知されていなかった時代だし、そういう意味でも、今以上に閉鎖的で男尊女卑の風潮が強かったのではないだろうか。

彼女が体験した辛い出来事はよく理解できるけど…ただしその一方で、今回の福田氏の自主退職についても異論を出さずに閣僚の一人として認めてしまった上に、財務省の謝罪会見において、最も肝心な麻生財務相がトンズラして姿を消していたのに対しても、これを強く批判することもしなかった
そういう意味で、結局彼女も、自民党の持つ女性蔑視・弱者差別の風潮に実質的に加担してしまっているのが何ともアカンね。

現状の、権力や組織から様々なハラスメントを受けている社会弱者や被害者側がよってたかって叩かれてしまう日本社会をどうにか変えるには、相当な思考の転換や抜本的な行動や改革が必要になるし、安倍政権の現状に表立って批判や怒りをぶつけることも出来ない野田議員に何が出来るのか、ちょっと怪しい気もするけど…本気で現状を打破させる気持ちがあるのなら、もうちょっとしっかりしてくれないと困るね。

本気でこの状況を変える気力があるのでしたら、野党議員とも一部で連携しながら様々な活動をしていく方法もあるかと思うのですが、どうも野田議員には日和見主義的な側面があるのが気になります…。
今後、セクハラ防止のための法整備を進めていくとのことですが、これが”おかしな方向”に悪用されたりすることのないよう、気をつけて見ていく必要がありそうです。

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