2017年以内に日経平均55銘柄で日銀筆頭株主という驚きの現実
|
|
大株主「日銀」、17年末に日経平均4分の1で筆頭-ETF増功罪
追加の金融緩和策として上場投資信託(ETF)の買い入れ額を増やした日本銀行が、日本株市場への影響力を強めている。ETFの保有額から試算した結果、既に主要企業の実質的な大株主となっており、7月会合の方針に沿って今後買い進めば、筆頭株主・日銀の銘柄が急増する。
ブルームバーグの集計によると、8月初旬時点で日経平均株価を構成する225銘柄のうち、75%で日銀が大株主上位10位以内に入っており、楽器・音響のヤマハに至っては既に事実上の筆頭株主状態にある。日銀が今回、ETF購入枠を従来の約2倍へ拡大したことで、年内にはセコムやカシオ計算機でも筆頭株主化し、2017年末には55銘柄まで増加する見通しだ。
この記事によると、アベノミクスと連動した日銀の金融緩和の影響により、日経平均を構成する大企業の株を日銀が大量に買い占めている実態が判明。
すでに8月の初めの段階で、日経平均225銘柄のうち、75%にも上る企業が上位10位以内に日銀が大株主に入る事態になっており、楽器メーカーのヤマハでは、すでに日銀が筆頭株主に。
さらにこのままいくと、今年中にセコムやカシオも同様の状態になり、2017年末までには驚きの55銘柄にまで日銀が筆頭株主になる状況になるらしい。
これはまさに、とんでもない異常事態だと思うんだけど、一体どうなっているんだろうか。
これは、、、かなり驚きましたね。
もはやこれは、実質、民間企業の国有化とも言える状態で、民主資本主義と自由市場経済を完全に侵害している状況と言えるのではないでしょうか?
|
|
アベノミクスがうまくいかない→そうだ、自分たちで無理やり株価を上げてしまえ!→結果こうなった
まったくだ。
アベノミクスは元々”劇薬”を含めた景気刺激策だったけど、かなり大胆に日銀と連動して金融緩和を行なっても、その結果は限定的で、株価は上がったものの民間の中小企業や一般庶民が潤う状況とは程遠い程度のものでしかなかった。
そして、しまいには株価も思ったようには上がらず、逆にズルズル下がり始めるような状況になってきた。
これをどうにか「アベノミクスは上手くいっている」という雰囲気を演出するために、国民の年金資金を大量に株に注ぎ込んでは、日銀が大企業の株をどんどん買い増していった。
それでもなかなか上がらない→さらに買い増す→でもそんなに上がらない→さらに買い増す…これを繰り返した結果、こうなったということだろう。
こんな詐欺のようなやり方で好景気を”演出”すること自体がありえないような話で、それに国民の年金資金なんかもぶっこんでいるのだから、なおたちが悪い。
そして、日銀も異常なまでに大企業の株を買い占めた結果、すでに日本は中国のような経済体制に変わっていたということだ。
安倍政権は、安全保障の面でも日本を危険に晒そうとしているけど、経済の土台までもここまでメチャクチャにしてしまうとは…まさに史上最悪の政権といえるのではないだろうか。
このまま国が完全に経済をコントロールしようとすると最後はどうなってしまうのか?
本当に恐ろしいことですね…。
しかも、そんな安倍政権がここまで安泰で長寿政権になっているなんて…。
これはつまり、安倍政権は、海外の支配層にとっては「非常に都合が良い政権」であることを示しているといえるだろう。
年金資金も日銀のお金も、元はといえば国のお金であり、国民の財産だ。
安倍政権は世界中の猛者がうごめく市場にそんな国民のお金を大量に注ぎ込んでいるんだから、市場に棲んでいる獰猛な海外の資本勢力は笑いが止まらない状況なんだ。
だからこそ、外部から政情やマスコミなどをコントロールして安倍政権を生き永らえさせているのであり、逆に日本国民にとって有益な政治勢力はすぐに潰される運命にあるんだよ。
すでにここまで「官製相場体制」が出来上がってしまった日本は、今後一体どうなっていってしまうのか。
このままでは、ますます日本国民のお金が市場に消えていき、最後は国家デフォルトなどの”破綻”に向かっていく危険性もかなりあるとボクは見ているよ。
大手銀行が日本国債を手放す流れが起こってきていることを見ても、ますますそんな心配が出てきますね…。
こうなってしまった以上、元の状況に戻すのも難しそうですし、日本の国の形が大きく変わってしまっていきそうな状況で、とても不安になってきてしまいます。
この記事が「良かった」「共感した」「参考になった」「役に立った」と思ったら、カンパ(ご支援)いただけますと嬉しいです!
●(new)クリエイター支援サイト「Ci-en」を通じた支援(クレジット・銀行振込・電子マネー等多くの支払い方法に対応)
100円~50,000円まで、自由に金額を設定しチップを贈ることが出来ます。(Ci-enを通じた詳しい支援の仕方はこちら)
↓「Ci-en」を通じた当サイトへのご支援はこちらから↓
●「note」を通じての支援(ゆるねとにゅーすイメージソングの購入…価格500円・税込・クレジットまたはモバイル決済)
楽曲の購入とは別に、クリエイターサポート機能を利用することで、100円~10万円までご支援いただけます。
楽曲を購入せずに、サポートのみ(100円~10万円)を行なうことも可能です。
(サポート機能について詳しくはこちら)
●月額ウェブマガジン「ゆるねとパートナーズ」のご購読(クレジット決済または銀行自動引き落とし)
およそ3日に一度配信(月10回)されるウェブマガジン「ゆるねと通信」や、管理人やキャラクターによる動画配信、不定期配信の会員限定記事などをお届けいたします。
金額は月500円~ご自由にお選びいただけます。
決済方法は、PayPalによるクレジット決済または銀行の自動引き落としです。
詳しくは「ゆるねとパートナーズ」のウェブサイトをご覧くださいませ。
|
|