日本の理化学研究所のグループが発見、国際機関から命名の権利をもらう
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113番元素の名前の案 「ニホニウム」に
日本の理化学研究所のグループが発見し、日本に初めて命名権が与えられた「113番元素」について、化学に関する国際機関が、名前の案を日本ということばを取り入れた「ニホニウム」に決めたことが分かりました。国際機関は日本時間の8日午後10時半に発表する予定です。
ほほう、113番目の新しく見つかった元素記号に、「日本」の意味合いがこめられた「ニホニウム」という名前がついたそうだ。
この元素を発見したのが日本の研究チームだったことから、日本側に命名権が与えられたとのことだね。
つまり、「キミたちが発見したんだから、自由に名前をつけてよろしい!」「それじゃ、ニホニウムで!」ってなことらしい。
にゃはぁ~!「ニホニウム」かにゃ~!?
なんか、妙にかわいらしい響きだにゃ~!
えっ、ちょっと待って。
「日本」っていうなら、「ニッポニウム」でもいいような気がするけど…。例えば、バレーボールとかで応援する時なんか「ニッポン!(チャチャチャ)」とかって言うし…。
そもそも日本の呼び名って、「ニホン」と「ニッポン」、どっちが正しいの?
お!多くの日本人がほとんど何も考えずに素通りしている中で、この「疑問点」に気づくとは、あおいちゃんは最近ますます冴えてるね!
・・・てなわけで、ボクたちが無意識に口にしている「にほん」と「にっぽん」、一体どちらが正しいのか?
この「疑問」について、過去の出来事などを織り交ぜて紹介していこう。
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どちらも間違いではないものの、やや「ニッポン」が本道に近いか!?
少し調べてみたところ、「NHK放送文化研究所」のこんなサイトを見つけた。
これによると、さかのぼること昭和9年に、当時の「文部省臨時国語調査会」なるものが「日本の呼び方を統一したほうがいい」ということで、「ニッポンに統一したらどうか!?」と提言したものの、結局閣議決定には至らなかったとのこと。
この後も何度か日本の呼び名を統一する案は出たようで、最近では2009年に民主党の岩國哲人議員が「今後は呼び名を統一した方がいいのではないか?」と提案したものの、これも「どちらかに統一する必要はない」との結論でそのままお開きになったようだ。(J-CASTニュース)
それでも、NHKの場合は過去の政治の動きを考慮してか、「にっぽん」との呼び名を正式な国名として認識しているみたいで、基本はこの方針に従っているようだ。
歴史的に見てみると、「にほん」の方が後から出てきた読み方みたいで、ただ、いつ頃から読まれるようになったのかははっきりしていないみたいだ。(分かっているだけでも、昭和初期に呼び名を統一する話が出ていることから、すでにこの頃には二つの呼び名が完全に混在していたことが想像できるね。)
ちなみに、最近の傾向では、「にほん」と呼ぶ人の方が増えているみたいで、2004年のNHKの調査によると「にほん」が61%、「にっぽん」が37%だったとのことで、若い人のほうに「にほん」と読む人が多かったということだ。
つまりは、どっちも間違いではないものの、やや「にっぽん」が正統な方向に近いということみたいだね。(以前、「にっぽん」が正しい呼び名だと小耳に挟んだことがあったけど、あながちその話も間違っていなかったということかな?)
へえ、そんなに古くから「ニホン」も「ニッポン」も同じくらいに呼ばれてきたのね。
でも、どっちも同じくらいにたくさん使われてきたから、いつも白黒はっきりつけることができなかったのね、きっと。
にゃこは、よく考えてみたら普段は「にほん」って言っているけど、何故かスポーツとかで応援する時は「にっぽん」って言ってるにゃ!
なんでそうなるのか、とっても不思議だにゃ~!
確かに、「言葉」っていうのは、本当に不思議なもんだよね。
んで今回は「ニッポニウム」ではなくて「ニホニウム」になったわけだけど、「ニッポン」ではなく「ニホン」を選んだ理由はなんだったのかな?
単に語呂の良さや思い付きでそうなったのか、それとも何かの深い理由があったのか…ちょっとばかり気になるところだね。
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