どんなにゅーす?
・内閣府が展開している、「薬物を使った性犯罪の被害相談」を推奨する特設サイトに対し、ネット上で怒りの声が殺到している。
・具体事例として紹介されているのが、中村格刑事部長(当時)が揉み消した山口敬之氏が伊藤詩織さんに対して及んだレイプの手口とほとんど同じな上に、レイプという「犯罪行為」に対して「セックス」という文言を用いている点など、多くの批判が相次いでおり、現在進行形で炎上状態に。
|
|
↓内閣府の問題のツイートとHPより。
「飲み物を飲んだら急に眠くなって、気が付いたらセックスの最中だった!」
内閣府のホームページでは、このような薬物やアルコールなどを使用した性犯罪・性暴力の被害事例や相談窓口、相談をする際のポイントなどを紹介しています。
⇒https://t.co/YMAEunsv4k— 内閣府 (@cao_japan) 2018年3月26日
それって犯罪かも!
睡眠薬などのクスリを飲み物や食べ物に混ぜて、相手の意識をもうろうとさせ、抵抗できない状況にして、セックスをするなどという性暴力の被害が起きています。相手が抵抗できない状態で、性交やわいせつな行為を行うことは、性別を問わず刑法の処罰の対象となり得ます。
もしも被害にあった場合は、証拠を残しておくことが大切です。できるだけ早く、警察や性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターに相談してください。検査を受けることや、これからどのようにしたらよいか相談することができます。
気が付いたら胸や下半身を触られていた…
OKしたつもりはないのに、セックスされたかも…
その時、「何かおかしい」
「いつもと違う」と思いませんでしたか?・いつもなら酔わない量なのに、酔いの回りがとても早かった。
・急に耐えられないほど眠くなった。
・からだが思うように動かなかった。だるかった。気持ち悪かった。
・意識がもうろうとした。
・記憶がない。記憶が途切れ途切れであいまいだ。
・記憶はないけど、いつもはしないような行動をしていたようだ。まずは相談を!
安心して相談できる窓口があります。プライバシーは守られます。
|
|
内閣男女共同参画局は、泥酔中或いは薬物により抗拒不能状態の中で同意の無い(出来ない、しようがない)性行為を”強制させられている”ことを、「レイプ」ではなく「セックス」と表現するのか?性暴力撲滅を推進する貴社が同意有ってしか成立し得ない「セックス」の語を使用する理由の説明を求めます。
— T.Katsumi💫 (@tkatsumi06j) 2018年3月26日
サイトにあるダウンロード可能なPDFはもっと酷いです。しかも性暴力救援ワンストップセンターの助言を経てこの内容です。「レイプ」という言葉から逃げて、未成年者に『セックスされている』と思わせることの害悪、ケア当事者らが考えないんでしょうか。信じられないです。 pic.twitter.com/oK9Bh1UmpX
— T.Katsumi💫 (@tkatsumi06j) 2018年3月26日
「飲み物を飲んだら急に眠くなって、気が付いたらセックスの最中だった!」……って、内閣府はこういう状況を「セックス」だと認識しているのでしょうか?信じられません。
— 相沢かえで/ #緑色LED絶滅しろよマジで (@aizawakaede) 2018年3月26日
みなさんが指摘されているように表現が間違っています。「飲み物を飲んだら急に眠くなって、気が付いたら“レイプ”されていた!」が正しい表現です。本人の同意なく、意識もない状態で一方的にセックス行為を行うことをレイプと呼ばないのですか? 内閣府界隈では。
— 小田切裕介 (@odagiri_yuusuke) 2018年3月26日
まず、山口さんを逮捕してね。
— eric (@ericsy99) 2018年3月26日
内閣府・男女共同参画局は自殺してはいけない。薬物レイプを「セックス」に書き換えるよう指示された物証を持って、報道機関か野党に駆け込め。きっと、こういうメモがあるんだろ?pic.twitter.com/dQXKkj2edk
— kinokuniyanet (@kinokuniyanet) 2018年3月26日
ツイートしてる暇あんなら山口敬之のおっさんに言えよ!
— モトマツ (@A69348455) 2018年3月26日
強姦もみ消し事件を自虐したネタ?
— スティーブ・ジョブお (@13_9_billion_yr) 2018年3月26日
野獣さん pic.twitter.com/PtZYH0i20b
— ゆくえーぬ (@yousewiyukuwe) 2018年3月27日
相談窓口を紹介したって、揉み消されたら意味がない。
— 地平を駈ける獅子を見たい (@IPPAN_SHIMINN) 2018年3月26日
何の冗談だ。恥を知れ。
— kix (@Sho__Nuf) 2018年3月26日
これまさに詩織さんが訴えていることじゃないですか!
— ぱくちゃん (@paku2016) 2018年3月26日
なぜレイプという言葉を出さないんですか?安倍総理の本を2冊書いた元TBSワシントン局長がやったと言われる手口だからですか? https://t.co/UKvbuXfk7z
— ホワイト労働を広める会 (@WhiteworkJP) 2018年3月26日
権力がレイプ犯を擁護する。
こんな胸糞の悪い国を変えたいんですが。— な (@qLIToPEeY2mJWrK) 2018年3月26日
まず、山口敬之氏と中村格氏に教えてあげて。そしてちゃんと性犯罪を犯した罪をつぐなうように指導してあげて。あと、もみ消すことも犯罪だから。
— るー (@GmailRei) 2018年3月26日
まず襟を正せ
— オペまさ(masanobu) (@buncyan25) 2018年3月26日
北村滋や中村格が暗躍して捜査を握り潰してしまう「山口敬之」事案のような場合は何処へ相談すればよいのでしょうか?
— フレディ (@53avIrors9ScKAj) 2018年3月26日
もみ消し方の指南でもするのかな。
— とむそん (@sinobiaside) 2018年3月26日
すごい内容。
というか自分たちの首を絞める内容なだけにどういう意図で組んだのだろうか?— msk@義を大切に (@masakkno) 2018年3月26日
中村さんに相談しよう。(加害者の場合に限る)
— tad (@tadashiyoshida4) 2018年3月26日
この人の手口? pic.twitter.com/O7fJYHRTt7
— アレ (@middleage16) 2018年3月26日
相談窓口ではあるけど、レイプした側は、不起訴になるってことだよね?
— m_oobmi (@moobmi) 2018年3月26日
どの口が言うんだ、、、、(呆)
— 本田亮 (@ryoillust) 2018年3月26日
内閣府の文書とは思えません。誰もこの表現がおかしいと思わなかったんでしょうか…
— と (@sat_abc) 2018年3月26日
|
|
山口敬之氏のレイプ揉み消しを遂行した安倍政権が、山口氏の手口とそっくりな「薬物レイプ」の被害相談窓口を開設という、「笑えないギャグ」
はあああ!?
自分たちが凶悪レイプ犯罪を積極的に揉み消しておきながら、どの口が言っているのよ!!
「具体例」として紹介されているのって、まるっきり、伊藤詩織さんが訴えている事例と同じじゃないのよっ!!
ちなみに、先日に詩織さんがニューヨークの国連本部で記者会見を行ない、自らのレイプ被害をその場で語ったんだけど、それに対し、ニューヨーク市の司法当局者は「強姦や性暴力に対する法律は、ニューヨーク市が(日本より)ずっと進んでいる」と話した上で、「コミュニケーションできない状態、身体が動かない状態でのレイプは、法律で最も重い犯罪に位置付けられており、懲役で最大25年、その他の罪が加われば終身刑にもなる。伊藤さんのビデオは、この国では有力な証拠となる」と話し、皆一様に日本の現状に驚いたそうだ。
日本の性暴力はアメリカでどう受け止められているのか——あまりに貧弱な日本の救済制度
TBSの元ワシントン支局長からの性暴力を告発したジャーナリスト、伊藤詩織さん(28)が3月中旬、ニューヨークの国連本部で開かれた女性地位委員会(CSW)に参加し、国連記者協会(UNCA)が主催した記者会見で日本の国外で初の記者会見を行った(元支局長は不起訴処分が決定)。
~省略~
関連イベントのパネルディスカッションに招待された、ニューヨーク市ブロンクス区検事局のジョゼフ・マロフ性犯罪特捜班チーフは、伊藤さんの証言を、目を見開きながら聞いていた。「強姦や性暴力に対する法律は、ニューヨーク市が(日本より)ずっと進んでいると言わざるを得ない。捜査システムも、私が担当し始めた17年前から、ずっと進歩を遂げている」と発言した。
マロフ氏によると、ニューヨーク市では性暴力被害者に対し、以下の体制が整えられている。1)「性暴力レスポンスチーム」があり、被害を警察や病院に報告した際、病院でも他の患者と一緒に扱われることはなく、1時間以内にスペシャリストが来て、「レイプクライシスキット」を使って証拠を集め始める。
2)警察にも「性暴力特捜班」があり、訓練を受けた刑事が常駐している。
3)「法医学トラウマインタビュー」という仕組みがあり、トラウマに対応するための専門家との相談が受けられる。伊藤さんが意識がないまま、ホテルに連れ込まれるビデオがあったことについては、「コミュニケーションできない状態、身体が動かない状態でのレイプは、法律で最も悪質な重犯罪と位置付けられており、懲役で最大25年で、その他の罪状が加算されれば終身刑にもなる。伊藤さんのビデオは、この国では有力な証拠となる」と語った。
その一方で、この内閣府の公式サイトを見ても、何から何までレイプに対する認識が根底から狂っていることが分かるし、すでに怒りのコメントが殺到しているように、自らが積極的にレイプを揉み消し、不起訴にしている現状を棚に上げて、こんな被害相談啓発キャンペーンを展開しているとは、何かの悪い冗談としか思えない。
それとも、山口敬之氏や権力者と密着した「安倍トモ」「特権階級」の人々は、あらゆる性暴力すらも”セックス”扱いになり、森友よろしく”特例措置”になるということなのかな?
んもぉ!!とにかく、この国は安倍政権によってますます根底からメチャクチャになってしまったのは確かだわ!
性犯罪被害者だけじゃなく、私たちまでもが著しく不快になるようなデタラメな啓発キャンペーンをやっている暇があったら、まずは、詩織さんの提示した証拠の映像を丁寧に検証して、せめて公正にレイプ犯罪を厳しく裁くような国家体制を作りなさいよっ!
まったくだ。
いくらこの番号に電話をかけたところで、詩織さんのケースのように政府組織ぐるみで揉み消されてしまっては、我々国民は手の施しようがなくなってしまうし、まずはこの国の政府が、どんな階級や立場の人間でも、全てが平等にレイプ犯罪を罰する体制の構築と、権力者そのものが最低限のモラルと良識を持ってもらわない限り、全てが始まらないということだ。
この記事が「良かった」「共感した」「参考になった」「役に立った」と思ったら、カンパ(ご支援)いただけますと嬉しいです!
●(new)クリエイター支援サイト「Ci-en」を通じた支援(クレジット・銀行振込・電子マネー等多くの支払い方法に対応)
100円~50,000円まで、自由に金額を設定しチップを贈ることが出来ます。(Ci-enを通じた詳しい支援の仕方はこちら)
↓「Ci-en」を通じた当サイトへのご支援はこちらから↓
●「note」を通じての支援(ゆるねとにゅーすイメージソングの購入…価格500円・税込・クレジットまたはモバイル決済)
楽曲の購入とは別に、クリエイターサポート機能を利用することで、100円~10万円までご支援いただけます。
楽曲を購入せずに、サポートのみ(100円~10万円)を行なうことも可能です。
(サポート機能について詳しくはこちら)
●月額ウェブマガジン「ゆるねとパートナーズ」のご購読(クレジット決済または銀行自動引き落とし)
およそ3日に一度配信(月10回)されるウェブマガジン「ゆるねと通信」や、管理人やキャラクターによる動画配信、不定期配信の会員限定記事などをお届けいたします。
金額は月500円~ご自由にお選びいただけます。
決済方法は、PayPalによるクレジット決済または銀行の自動引き落としです。
詳しくは「ゆるねとパートナーズ」のウェブサイトをご覧くださいませ。
|
|