規制委員会の勧告を無視して存続を強行
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政府、もんじゅ存続表明へ 機構に代わる受け皿探しは難航
原子力規制委員会が廃炉も含めた運転主体の見直しを勧告していた高速増殖炉原型炉「もんじゅ」（福井県）について、政府が存続の方針を表明することが１４日、分かった。
～省略～
もんじゅをめぐっては、規制委が昨年１１月１３日、原子力機構について「運転を安全に行う資質がない」と断定。機構に代わる運転主体を具体的に特定し、新たな受け皿が見つからない場合はもんじゅの抜本的な見直しをするよう、機構を主管する馳浩文科相に勧告した。
なんか嫌な予感がしてたけど、やはり安倍政権はもんじゅの存続を強引に決めてしまったか。
こりゃ、ボクたちの安全がおびやかされるどころか、ますます貴重な血税をどぶに捨てられることになりそうな感じだな。
ちょ・・・ちょっと待ってよ！規制委員会が「安全性に問題がある」って判断して、廃炉の方向に向かうものとばかり思っていたけど、まさか、こんなことになるなんて…！
規制委員会は（表向きには）独立性を確保した上で、それなりの権限を持っていたと思ったけど、これも簡単に無視できるくらいに安倍政権は強くなっちゃったってことかな。とにかく、有識者や専門家の勧告も無視して、まさに独裁的に何でも決めて強行するような姿が当たり前に見られるようになってきたね。
もんじゅの年間維持費は２００億円以上
もんじゅは昔から度重なるトラブルを起こしてきた上に、その維持費も半端無く高くて、その額は年間２００億以上って言われてきてるんだよ。
※参考サイト：今後「もんじゅ」の研究開発に必要な事業費（予算額）はいくらか？
そ、そんなにお金がかかるの！？計画も全くうまくいってないみたいだし、さっさとこんなものやめちゃえばいいのに…どうして、政府はここまでもんじゅに異常にこだわってるの！？
当初は、核エネルギーを効率的に再利用できるとの触れ込みで「夢の技術」なんてもてはやされたけど、今や事実上「計画は失敗」と見るのがいいと思うよ。
そうとなれば、一刻も早くストップさせて、廃炉に向かわせるのがいいと思うけど、何故か、規制委員会の勧告を無視してまで、安倍政権は存続を決定させてしまった。
つまり、そこまでこだわりたい理由が今の安倍政権にはあるってことだろう。
果たしてその理由とは何か？
ボクは安倍政権（安倍総理）の持つ核思想とも無関係ではないかと思ってるんだ。
安倍総理は「日本が核兵器を使用するのは憲法に違反しない」って過去に発言したくらいに、実は核兵器に対して肯定的な考えの持ち主なんだよ。この他にも内外的に深い理由があるようにも思えるけど、その１つは安倍政権の持っている「核への憧れ」のようなものが作用しているんじゃないのかな。
※安倍総理が官房副長官時代に「核兵器使用は合憲」との仰天発言をしていた！
引用：一輪の花
つまり、原発もそうだけど、「いつでも強力な核兵器を作ることができる技術を持っていたい」…っていう思惑が働いているのかもしれない。だけどその一方で、原発やもんじゅが稼動しているってことは、諸外国（敵国）やテロ組織に対して、格好の攻撃のターゲットを与えていることにも繋がる。だから安倍政権は、日本という国を守るためとは違う理由で核を欲しがっているようにも見えるんだな。
まあ、色んな意味で、本当に不気味だね。
・・・なんか、色々聞くと怖くなってくるわ。日本ってとても安全な国だと思っていたけど、それも安倍政権になってからは大きく変わってきているのね。
わたしも、もんじゅを含めて、日本が危険な計画から足を洗って、もっとクリーンで安全な国づくりを進めていってほしいと思うわ。
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