どんなにゅーす?
・2018年2月20日午前8時39分頃、米軍三沢基地を離陸したF16戦闘機にエンジン火災が発生。延焼や爆発を防ぐために補助燃料タンク2個を小川原湖に投棄し、基地に引き返すトラブルが発生した。
・小川原湖にはシジミ漁をしていた漁師がおり、水柱が上がったのを目撃したものの、人的被害はは出なかったとのこと。ところが、小川原湖には捨てた燃料の油が広がっていることから、当面の間全面禁漁が決定し、深刻な環境汚染が懸念されている。
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米軍機に火災 小川原湖に燃料タンク投棄
三沢市の情報カメラには、20日午前8時39分頃、三沢基地を離陸した戦闘機のエンジンから火のようなものが出ている様子が捉えられた。
防衛省によると20日午前8時半過ぎ、アメリカ軍三沢基地を離陸したF16戦闘機にエンジン火災が発生し、燃料タンク2本を東北町の小川原湖に投棄した。F16は直後に三沢基地に引き返し、けが人の情報はないという。
東北町によると午前8時50分頃、小川原湖に大きな水柱が上がるのを近くにいた漁師が目撃し、漁協を通じて町に連絡が入ったという。
小野寺防衛相は「アメリカ側に原因を含めた状況の説明を受け再発防止を申し伝えたい」と述べた。
↓米軍機から投棄された燃料タンクの一部。
出典:毎日新聞
F16タンク投棄の小川原湖 あすから全面禁漁 燃料流出で
青森県東北町の小川原湖は海水と淡水が入り交じる汽水湖でこの時期は全国有数の漁獲高を誇るしじみ漁のほか、ワカサギやシラウオの漁が盛んですが、20日午前にアメリカ軍三沢基地に所属する戦闘機が投棄したタンクが落ちて燃料が流出しました。
地元の小川原湖漁協によりますと、緊急の理事会を開いて対応を協議した結果、湖の水質の安全が確認されるまで漁を全面的に禁止することを決めました。
また、燃料が流れ出た方向となる現場から西側の水域で20日、取れたしじみ合わせて385キロについて、汚染のおそれがあるとしてすべて廃棄処分にすることも決めました。
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六ヶ所再処理工場と小川原湖(三沢米軍)の…
土地勘ない人には言ってもピンと来ないだろうけど…
この距離で訓練やってるんですよ…スピン報道だと言える話でもないかもね… pic.twitter.com/ZeapSVxiwZ
— しーずー (@soundmanlive123) 2018年2月20日
NHK【米軍F16 エンジン火災で湖にタンク投棄 青森】〔「大きな水しぶきが上がった」漁業者〕
小川原湖で…
しじみ漁をしていた漁師さんは…https://t.co/9tznrVS8UM pic.twitter.com/J0AUzoEDXp— しーずー (@soundmanlive123) 2018年2月20日
【「あわや惨事」の声も】F16戦闘機が、離陸後まもなく、エンジン火災の発生で燃料タンクを切り離し、基地に近い小川原湖に投棄しました。小川原湖はしじみ漁などが盛んに行われていますが、地元からは「あわや大惨事だった」という声も上がっています。 https://t.co/GuCAzn0kZs
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) 2018年2月20日
#報ステ
また米軍機がトラブル
燃料タンクを湖に投棄米軍三沢基地より発進の米軍機、エンジン火災で引火を防ぐため、燃料タンクを投下❗
…おいおい、日本の海はゴミ捨て場じゃないぞ💢
小川原湖(宝湖)はシジミ漁の最中。落下時、約100隻の船。
本土の人たちも、沖縄が他人事ではない‼ pic.twitter.com/kYa6fiwpwR
— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2018年2月20日
米軍F16 エンジン火災で湖にタンク投棄 青森 https://t.co/JGy0Q8EgFb
地元で宝湖といわれるほど漁獲量が豊富な小川原湖。シラウオ、ワカサギは全国1位、シジミは3位の漁獲高。天然ウナギも獲れる。タンク落下地点付近には漁業者も。国民の命と財産を脅かし自然を壊す米軍機は日本の空を飛ぶな!— しいさあ (@shiisaa01) 2018年2月20日
米軍が三沢基地近くの小川原湖に燃料をすてた。しじみなど、漁もさかんだけに、産業なによりも自然破壊だ。米軍の害は沖縄だけではなかった。漁場を荒らすな!地位協定かえろ!
— tk0801 (@tcat2014) 2018年2月20日
米軍戦闘機の燃料タンクが落とされた小川原湖は、水質の安全が確認されるまで漁が全面禁止に。今日採れたしじみ385キロも汚染のおそれがあるとして全て廃棄処分。地元漁師の生活を補償すべき。
F16タンク投棄の小川原湖 あすから全面禁漁 燃料流出で | NHKニュース https://t.co/aXdC9zOr6u
— ユニキタ (@unifhokkaido) 2018年2月20日
三沢基地のF-16が、燃料タンクを小川原湖に落とした…従兄弟がシジミ漁やってるんだけど、大損失だべなぁ…😓これで、また、米軍トップが、市役所に謝りに来ること決定!
— sa🎾 (@0727Sata) 2018年2月20日
まって、米軍が青森の小川原湖に燃料タンク落としたの!?
マジか、しじみ食えないじゃん(T_T)
ふざけんなください💢— 沙羅@睡眠不足 (@sara2580369abc) 2018年2月20日
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今度は青森の三沢基地で重大な米軍機事故が発生!幸い人的被害はなかったものの、自然豊かな小川原湖の水質汚染が発生し、地元漁業にも深刻な被害
米軍や自衛隊機の事故が続いている中、今度は青森県の三沢基地を飛び立った米軍機で重大な事故を引き起こしました。
小川原湖では、普段はシラウオやワカサギ、シジミ漁などの舟が多く出ているようですが、幸いにもこの日は多くが休漁だったようです。
民間人の直接的な人的被害は発生しませんでしたが、深刻な水質汚染による漁業や環境への被害が多く出てしまう見通しで、すでにこの日獲れた385キロ分のシジミの廃棄処分が決まったそうです。
ついにこの前にも(人的ミスの疑いの強い)自衛隊ヘリの民家への墜落事故(民間人の軽傷者1名・隊員2名死亡)が発生してしまったけど、今回の一件も「離陸直後のエンジントラブル」とのことで、整備不良などの人的ミスの可能性が疑われる事故だ。
湖でシジミ漁をしていた漁師の人たちが激しい水しぶきが上がるのを目撃して、怖くなって慌ててその場を離れたとのことだけど、本当に危ないところだったね…。
(沖縄の事故に続いて)米軍機から窓やら燃料タンクやらが降ってくるというのはまさに恐怖しかないし、今回の場合は、「宝湖」ともいわれる自然豊かで多様な生き物が生息している小川原湖の水質が大きく汚染されることになってしまったことで、貴重な自然環境だけでなく地元漁業にも深刻な損害を生み出してしまった。
小川原湖湖沼群および周辺には豊かな自然が残り、多種多様な生物体系を構成しており環境省より日本の重要湿地500、日本の音風景100選の指定を受けている。
湖沼群の一部においてはマリモが生育しており、また小川原湖では近年汽水性のマリモの仲間である「ウィットロキエラ・サリナ」(Wittrockiella salina)の存在が確認された。これは日本では初めてのことである。[3][4]
かつて小川原湖ではイトウが生息しており、約1トンの水揚げが記録されたこともあったが、1943年頃に絶滅した[5]。鳥類としては、オオハクチョウ、コハクチョウの渡来地となっている。
米軍側は”建前上”は自然環境への配慮などを掲げているものの、またしても、日本が一方的に米軍の支配下に置かれながら、軍産資本勢力の利益の下に、日本の人々やかけがえのない自然環境が蹂躙されている現実が明るみに出てしまいました。
このようなニュースを見ても、在日米軍の問題はまさしく(沖縄の人々だけでなく)国民全体の問題であることを感じるし、日本全国に米軍基地が多く存在している以上、日本国内どこででもこのような事故が起こりうることを認識しておくのがいい。
今回も、安倍政権側は「おざなりのクレーム」や「形だけの抗議」のみで終わってしまうのは間違いないだろうけど、一日にも早くに在日米軍が日本からいなくなる日がやってくることを願うばかりだね。
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