どんなにゅーす?
・アメリカなどが主導して採決しようとしていた、南スーダンへの武器輸出禁止決議案について、日本が予想外の棄権をしたことが話題になっている。
・アメリカのパワー国連大使は、日本などの反対した国に対して、「非常にがっかりだ」などと述べ、強い遺憾の意を表明した。
|
|
国連安保理 南スーダン制裁決議採択されず 日本は棄権
南スーダンでは、自衛隊が派遣されている首都ジュバを除いて民族間の衝突など相次いでいて、アメリカは「これ以上武器が出回り虐殺などに発展するのを防ぐため」として、現地の政府を含む紛争当事者に武器禁輸などの制裁を科す安保理決議案を提出していました。
23日行われた採決では、安保理15か国のうちアメリカやイギリスなど7か国が賛成したものの、ロシアや中国といった常任理事国や日本など8か国は棄権し、決議は採択されませんでした。採決を棄権した理由についてロシアや中国の代表は、「南スーダン政府に圧力をかけ和平を危うくする」としており、日本の別所国連大使も「政府が反政府勢力との対話や周辺国の部隊の受け入れを進めようとする中、制裁は逆効果になりかねない」と述べました。
|
|
自衛隊を派遣しているから、南スーダン政府の機嫌を損ねるわけにいかず、武器禁輸決議を棄権し、廃案にしてしまった。何と本末転倒な対応か。武器は政府軍側にも流れ、虐殺に使われている。安倍政権の積極的平和主義のまやかしを端的に示す事象だ。https://t.co/Bjw1wA3igJ
— 鮫島浩 (@SamejimaH) 2016年12月24日
国連安保理に提出された南スーダン政府に対する武器禁輸を定めた制裁決議案に、日本政府は中ロ等とともに棄権、決議案を否決した。「南スーダン政府を刺激したくないから」というが、自衛隊派兵を続けるために、内戦による悲劇を抑え込むための国際社会の努力を妨害するとは、本末転倒もきわまれりだ!
— 志位和夫 (@shiikazuo) 2016年12月24日
大雑把に分類すると、南スーダン政府をめぐって「もう信用できない」派と「もう少し辛抱して信じてみよう」派に分かれたと思います。アフリカの非常任理事国3か国がいずれも棄権に回った点も重要かと →日本、南スーダン制裁を棄権 https://t.co/RxWLSWZULa
— 金成隆一 (@kanariryuichi) 2016年12月25日
PKOに危険、懸念 日本、南スーダン制裁を棄権:朝日新聞デジタル https://t.co/5Lmr8b4WW4 日本酷い。人道に対する罪に加担→〈潘基文(パンギムン)事務総長は「キール大統領らが反政府勢力に軍事攻撃を計画中との情報がある」と述べ、制裁に同意するよう求めた。〉
— 石田昌隆 (@masataka_ishida) 2016年12月24日
日本は、南スーダンの武器禁輸決議に棄権しただけでなく、核兵器禁止条約の交渉開始決議にも反対したのか。唯一の被爆国なのに…。これが「積極的平和主義」なのか?
「核兵器禁止条約」制定交渉の国連決議、日本は反対 https://t.co/l2k3D30zSF
— 布施祐仁 (@yujinfuse) 2016年12月24日
日本は棄権。しかしこの場合の棄権とは現状を推進することに過ぎない。この棄権の本当の意味はやがて歴史が明らかにするだろう。
東京新聞:安保理南スーダン制裁、日本棄権 決議案否決、PKO影響懸念:国際(TOKYO Web) https://t.co/xNMndfPBoL
— 清水 潔 (@NOSUKE0607) 2016年12月24日
●南スーダン武器禁輸案投票に棄権した国。
日本、★中国、★ロシア、マレーシア、エジプト、セネガル、アンゴラ、ベネズエラ●同賛成した国
★アメリカ、★イギリス、★フランス、スペイン、ニュージーランド、ウクライナ、ウルグアイ(★マークは常任理事国)
— 松井計 (@matsuikei) 2016年12月24日
なんだか、だんだんへんてこりになってきたぞ。日本の棄権で否決。
南スーダン制裁決議案否決、日本は棄権(TBS系(JNN)) – Yahoo!ニュース https://t.co/ErZocoDXVy #Yahooニュース— 中沢けい (@kei_nakazawa) 2016年12月23日
自衛隊を出したことで南スーダン政府におもねた日本が、国連の南スーダン制裁決議に棄権して、決議が否決される、という最悪の事態。陸自日報は廃棄するし。安倍政権が安保法の実績を作ることのみ考えている結果、最悪の事態。何のためのPKO派遣か。
— 川口創(弁護士) (@kahajime) 2016年12月23日
日本政府の認識ははっきり言って甘すぎる。
〈日本の別所浩郎国連大使は採決後、南スーダン政府による国民対話などを評価した上で…〉
南スーダン制裁決議採択されず=陸自派遣の日本棄権-米「歴史は厳しい判断」と批判:時事ドットコム https://t.co/0gDtDv4292
— 布施祐仁 (@yujinfuse) 2016年12月23日
安保理の南スーダン制裁で、日本は棄権。決議案は否決される。この深刻さは、米提案の安保理決議を、日本が棄権で否決に追い込んだこと。日本は、これからアフリカの闇に呑み込まれていく。一日も早い撤退しかない。https://t.co/skvavqgCoA
— 兵頭正俊 (@hyodo_masatoshi) 2016年12月23日
自分たちがPKOを出すのに不都合だから、南スーダン制裁決議には反対って、どれだけ倒錯しているのか。
東京新聞:安保理南スーダン制裁、日本棄権 決議案否決、PKO影響懸念:国際(TOKYO Web) https://t.co/VjYUlVkQmL
— 岩上安身 (@iwakamiyasumi) 2016年12月23日
武器禁輸に反対か棄権へ=対南スーダン、米提案に乗らず―日本(時事通信) – Yahoo!ニュース https://t.co/xbBF7qND0o
PKOに参加する陸上自衛隊部隊のリスクが高まりかねないと判断。
米国は「理解できない」と批判。これからを左右する重大な局面だ。
— ジョンレモン (@horiris) 2016年12月21日
|
|
アフリカの「深い闇」に(されるがままに)足を突っ込んでしまった安倍政権、日本は一体どこへ行く!?
国連による南スーダンの武器禁輸決議案、なんと安倍政権がアメリカに逆らい棄権をしたことが話題になっています。
理由は、「南スーダン政府を刺激することで自衛隊がますます危険な事態になる可能性がある」ということですが、これを見ても、日本の自衛隊はかなり危険な状況下に置かれていることが痛感されますね…。
この記事を見ても、(アーミテージ・ナイレポートなどを通じて)南スーダンのPKO派遣も、背後でアメリカの圧力があったことが想像されるけど、この状況を見ると、アメリカの身勝手さというか、日本の愚かしさというか、そのどちらもが如実に浮かび上がってきてるね。
こうした武器禁輸決議を出すのであれば、自衛隊が「駆けつけ警護」に足を突っ込むずっと前に実行すべきだし、少し穿った見方をすると、これは、ロシアに懐柔されつつある安倍政権に対するオバマからの嫌がらせという可能性もあるのではないだろうか?
確かに南スーダン政府も、これを棄権した国を評価しているみたいだし、すでに南スーダンには武器が隅々まで行き渡ってしまっているので、こうした制裁を行なうと、政府側・反政府側ともに(国連派遣という形の)日本の自衛隊が徹底的に標的にされ、血みどろの惨劇が起こってしまう可能性は十分にある。
まあ、こういう「最悪の展開」が頭にちらついてしまうことで、棄権をする日本政府の言い分は分からなくもないけど…全ての過ちの発端は、そもそも、ここまでグチャグチャになっている南スーダンに、日本の大事な自衛隊の隊員を易々と派遣してしまったことにある。
そういう意味じゃ、日本はアメリカの「罠」にまんまとはまってしまっている状態だといえるし、現に、ロシアにもアメリカにもただ尻尾を振っているせいで、どんどんとマズイ状況に追い込まれてきているわけで、このままでは日本は一体どこに行ってしまうのか?
国民の税金をばら撒くしか能がない安倍政権の「ATM外交」も、いよいよ通用しなくなってきたどころか、このせいでどんどん日本が泥沼にはまりつつあるような状況だね。
そして、いよいよ、日本の自衛隊もいつ戦死してもおかしくない状況となってきました。
一部の情報では、南スーダンで近く大規模虐殺が起こる可能性を指摘しているものもありますし、(当サイトでも以前に紹介しましたが)南スーダンに派遣されている自衛隊の日誌が破棄されている事実も明らかになっています。
残りあと僅かのオバマ政権が日本に次々嫌がらせをしてくる可能性も十分ありえますし、「反知性の極み」ともいえる安倍政権が日本の舵を取り続ける限りは、このまま日本がどんどんと地獄の道に突き進んでしまうのは自明の理といえるかもしれません。
この記事が「良かった」「共感した」「参考になった」「役に立った」と思ったら、カンパ(ご支援)いただけますと嬉しいです!
●(new)クリエイター支援サイト「Ci-en」を通じた支援(クレジット・銀行振込・電子マネー等多くの支払い方法に対応)
100円~50,000円まで、自由に金額を設定しチップを贈ることが出来ます。(Ci-enを通じた詳しい支援の仕方はこちら)
↓「Ci-en」を通じた当サイトへのご支援はこちらから↓
●「note」を通じての支援(ゆるねとにゅーすイメージソングの購入…価格500円・税込・クレジットまたはモバイル決済)
楽曲の購入とは別に、クリエイターサポート機能を利用することで、100円~10万円までご支援いただけます。
楽曲を購入せずに、サポートのみ(100円~10万円)を行なうことも可能です。
(サポート機能について詳しくはこちら)
●月額ウェブマガジン「ゆるねとパートナーズ」のご購読(クレジット決済または銀行自動引き落とし)
およそ3日に一度配信(月10回)されるウェブマガジン「ゆるねと通信」や、管理人やキャラクターによる動画配信、不定期配信の会員限定記事などをお届けいたします。
金額は月500円~ご自由にお選びいただけます。
決済方法は、PayPalによるクレジット決済または銀行の自動引き落としです。
詳しくは「ゆるねとパートナーズ」のウェブサイトをご覧くださいませ。
|
|