どんなにゅーす?
・2021年4月20日、NHKが、2期目の任期満了を迎える板野裕爾氏を専務理事に再任する人事を発表した。
・これまで、NHKの理事は「2期4年までが慣例」とされてきた中、以前より「政権に近すぎる」と多くの識者が危険視してきた板野氏による”異例”の3期目の就任に、驚きや怒りの声が上がっている。
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NHK、板野専務理事を再任 経営委「政権に近いかは意識ない」
NHKは20日、任期満了を迎える板野裕爾専務理事(67)を再任させるなどの執行部の人事を発表した。同日の経営委員会で同意を得た。板野氏は、過去に政権の意向を番組編成に反映させたと取り沙汰されたことがあり、以前から局内外から「政権と近すぎる」と懸念する声が上がっている。
森下俊三委員長(関西情報センター会長)は同日の経営委後に記者会見し、板野氏の再任案に委員12人中2人が高齢を理由に反対したことを明かし、「政権に近いか近くないかは意識していない。委員にもそういう意見は一切なかった」と述べた。
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「政権に近すぎる」NHK役員を再任 元幹部「異常だ」
驚きのNHK役員人事 編集委員・後藤洋平
「本当ですか……。いやはや、驚きです」
NHKの元幹部はこう言って絶句した。20日にNHKが、経済部の記者出身で専務理事の板野裕爾氏(67)を再任した人事を伝えたときの反応だ。
一部のNHK幹部やある政府関係者は、板野氏を「政権側との橋渡し役」と評する。番組制作のトップである放送総局長を務めた2016年には、権力に厳しい姿勢で臨むことで知られた「クローズアップ現代」が終了し(その後キャスターや放送時間を替えてクローズアップ現代+がスタート)、当時の複数の幹部が「最終的に板野氏の意向で事実上の打ち切りが決まった」と証言している。
板野氏はこれまでに理事と専務理事を計6年務めており、「2期4年までが慣例」(元NHK経営委員)という中、3度目の再任だ。
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政府に押し付けられた受信料値下げ、専門性を薄める新人事制度導入、政権に近すぎる役員の再任。NHKの実質的国営放送化が完成の段階に入りつつあるようだ。
【「政権に近すぎる」NHK役員を再任 元幹部「異常だ」】
https://t.co/Smajwso9Xn— m TAKANO (@mt3678mt) April 21, 2021
一報にリンクが貼られるスピード感で、これだけ詳しく内部の反応が読めるの凄い。
「政権に近すぎる」NHK役員を再任 元幹部「異常だ」:朝日新聞デジタル https://t.co/BApkugG0kr pic.twitter.com/UtiK9GhN9u
— 古田大輔 (@masurakusuo) April 20, 2021
長く #NHK を取材してきた後藤洋平編集委員 @Yohei_Goto が、今回の人事について取材しまくりました。衝撃が広がっています。
「政権に近すぎる」NHK役員を再任 元幹部「異常だ」:朝日新聞デジタル https://t.co/9vlE6latjv
— 佐藤卓史 (@tasatotakashi) April 20, 2021
今回再任された板野裕爾ってさ、2年前に再任されたときも毎日新聞や日経新聞が政権に近い人物で、複数のNHK経営委員が懸念していると記事にしてるほど、曰く付きの人物なんだよな。 https://t.co/tCzHRvcSky
— nohohon6098 (@nohohon_6098) April 20, 2021
就任会見で「政府が右というものを左という訳にはいかない」とまで言った、安部前首相の息が掛かった前会長の籾井勝人前会長にさえ「NHKの独立性失うから絶対に戻してはいけない」とまで言われながら専務理事に復帰したかつての放送総局長、“アベ友”板野裕爾をまた再任したんですね。酷いですね。😥
— S_Shimizu (@cao58020) April 21, 2021
「政権と近すぎる」と子会社社長に転出し、おととしNHKの専務理事に返り咲いていた板野裕爾が、また専務理事に再任された。異例の3度目の再任。この人事が決まったのは、わずか4日前。https://t.co/w6XbtxN5qw
板野ってNHKの黒川弘務みたいだな☹️
NHKとの繋がりはスガ政権でも変わらないってことだ🤔— やまっち (@yskms_kirian) April 21, 2021
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「政権と近すぎる理事」板野裕爾氏が異例の3期目のNHK理事に就任!「皆さまのNHK」は着実に「菅さまのNHK」に!
出典:NHK
やっぱり、NHKはひたすら「堕落の道」を突き進んでいるみたいねっ!
元NHK幹部も思わず絶句するくらいなんだから、それだけでもかなりの「異常な人事」であることがよく分かるわっ!
ああ、「皆さまのNHK」が着実に「菅さまのNHK」になりつつある感じだね。
板野裕爾氏はこれまで「安倍トモ幹部」として知られていたけど、今回の動きを見ると、どうやら菅総理とも非常に近しい関係にあるようだね。
最近のNHKの動きを見ると、菅総理に(ほんの少しだけの)抵抗を見せたNW9の有馬キャスターが3月いっぱいでクビになってしまったし、二階幹事長を激怒させたクローズアップ現代の武田アナも番組を去ったうえに、番組自体も21年度いっぱいで終了するとの情報が出てきている。
こうした一連の動きの背後にも菅官邸の意向が多分に影響しているとみていいだろうし、官邸からの”指示”を受けた板野氏が現場に圧力をかけたことで有馬キャスターや竹田アナのクビが飛んだ可能性がある。
簡単に言えば、まさにNHKが自民政権広報局(菅さまのNHK)になりつつあるってことだし、まさにこれは(日頃から安くない受信料を払っている)日本国民にとっては看過してはいけない事態だ。
CM料を払っている大企業や電通に支配されている民放のテレビ局も深刻な劣化に見舞われているけど、スポンサーの意向の影響を受けないNHKですらもこんな有様なのだから、もうどうしようもない状況だわ。
(NHK側はこうした御託を並べてそれを否定しているけど)元々NHKそのものも事実上「半官半民」ともいえるような今一つはっきりしない組織だったし、そうした”曖昧さ”が安倍・菅政権によってますます急激に「良くない方向」に傾いてしまっている…といった感じかな。
とにかく、NHKから民放、そして記者クラブマスコミまで、全ての「大手マスメディア」について、自民政権やグローバル資本勢力と密接に繋がった「腐敗した権力層の一部」であることを認識すべきだし、安倍政権から急速に進んできている「既存の民主主義システムの破壊」と同期する形で、「真に国民に寄り添った報道」が完全に死に絶えてしまう寸前にあることは間違いないことだろう。
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