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【終わりのない論争】パリ五輪女子ボクシングの「性別騒動」、IOCが声明を発表!IOC「(出場できる)選手の性別と年齢はパスポートに基づいている」

【終わりのない論争】パリ五輪女子ボクシングの「性別騒動」、IOCが声明を発表!IOC「(出場できる)選手の性別と年齢はパスポートに基づいている」

どんなにゅーす?

昨年の女子ボクシング世界選手権で、一般的に男性であることを示す「XY染色体」を持っていることが判明し不合格となったイマネ・カリフ選手がパリ五輪の女子競技に出場していることに批判が殺到している中、IOCが声明を発表した。

IOCは「すべての人は差別なくスポーツをする権利がある」としつつ「選手の性別と年齢はパスポートに基づいている」と強調。カリフ選手は東京五輪などの過去の主要な大会にも出場しており、問題ないとの認識を示したものの、イタリアのメローニ首相が「公平な土俵ではなかった」と批判を唱えるなど、世界で多くの論争を湧き起こしている。

「もう戦うことはできなかった」 XY染色体を持つ女子ボクサー相手に開始46秒で涙の棄権 パリ五輪

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この試合には数日前から注目が集まっていた。XY染色体を持つアルジェリアのイマネ・カリフ(26)が出場するからだ。

カリフは今回出場する女子ボクシング選手の中で、台湾のリン・ユーチン(28)と共に昨年の世界選手権で国際ボクシング協会(IBA)から失格処分を受けた選手だ。カリフとリン・ユーチンは一般的に男性であることを示すXY染色体を持つからだった。

しかしここ最近相次いだ判定不正や組織の腐敗などを理由にIBAは国際オリンピック委員会(IOC)からオリンピック競技を管理する権利を剝奪された。IOCは「染色体だけで性別を決めることはできない」として2人の選手の女子ボクシング出場には問題がないと判断した。

このようないきさつの中でカリフと対戦することになったイタリアのアンジェラ・カリニ(25)は涙を流すしかなかった。

カリニは試合が始まると同時にカリフに激しく強打された。カリニは開始30秒でコーナーに戻りヘッドギアを直したが、直後に棄権を宣言した。結局カリニは涙を流しながらリングを後にした。

外信の報道によると、カリニは棄権後「祖国のためにいつも忠誠を尽くしてきたが、今回はもう戦うことはできなかったので、試合を放棄した」「鼻に強い痛みを感じてこれ以上対戦できなかった」とコメントしたという。

【Yahoo!ニュース(中央日報) 2024.8.2.】

「IOCは恥を知れ」性別騒動の女子ボクサーをめぐり元世界王者が私見 「ショッキングで不公平な五輪」

プロボクシングの元WBA世界フェザー級王者のバリー・マクギガン氏(64)が2024年8月1日にXを更新し、性別騒動が起こっている女子ボクシングについて私見を述べた。

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「危険かつ極めて不公平な行為」
女子ボクシングで性別騒動が起こっていると報じた英紙の記事を添付し、「2024年大会におけるIOCの公平性の考え方は次の通り 女性と少女にとってショッキングで不公平なオリンピック」と投稿した。

そして、最初の投稿から3時間後に「女性と少女に対する衝撃的で危険かつ極めて不公平な行為。IOC は恥を知れ」と、協議を運営するIOCに怒りの矛先を向けた。

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海外メディアの報道によると、46秒で棄権したカリニは「あれほど強いパンチを受けたことは今までなかった」と、ケリフの強打を振り返ったという。

【Yahoo!ニュース(J-CASTニュース) 2024.8.2.】

【ボクシング】性別騒動の女子ボクサー巡り、IOC声明発表「性別はパスポートに基づいている」

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IOCは「すべての人は差別なくスポーツをする権利がある」という一文から始まる4ページの英語長文を発表。「2024年パリオリンピックのボクシング競技に参加するすべての選手は、競技の資格と参加規則、およびパリ2024ボクシングユニット(PBU)が定めるすべての医療規則に従う。これまでのオリンピックボクシング競技と同様に、選手の性別と年齢はパスポートに基づいている」とした。

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さらに、今大会に出場しているヘリフを含めた2人の女性選手が「誤解を招くような情報が報道されている」とした。そして「2人の選手は、東京大会、国際ボクシング協会(IBA)世界選手権、IBA公認トーナメントなど、女子カテゴリーで長年国際ボクシング大会に出場してきた。この2人の選手は、IBAによる突然の恣意(しい)的な決定の犠牲者だった。2023年のIBA世界選手権の終わりごろ、彼らは正当な手続きなしに突然失格となった」と説明した。

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試合後、カリニは涙を流した。BBCスポーツによると「鼻に強い痛みを感じた。自分の命も守らなければならなかった」などと話したという。

ヘリフは前回の2021年東京大会も出場している。

【日刊スポーツ 2024.8.2.】

もはや、スポーツの存在意義そのものを問う事態!「性差の希釈や崩壊」は、運動競技そのものの公平性や存在価値を否定することに!

出典:IOC

女子ボクシングのイマネ・カリフ選手をめぐる”性別騒動”の波紋がますます大きくなっています。
カリフ選手について、「性分化疾患による先天的なもの」との情報が出てきていますが、実際のところ、染色体やホルモンの数値についても女性とは大きく異なっているとの事実がある以上、スポーツとしての公平性に大きな疑問符を付けられているのは仕方のないことです。

「性分化疾患」がどのようなものなのかについては、Wikipediaのページが大きな参考になるだろう。
23年の世界選手権においては、一般的に男性であることを示すXY染色体を持っていることが判明した上に、男性ホルモンであるテストステロンの数値が基準値を上回ったことで不合格となったとのことだけど、これが最も科学的かつ安全性が高い基準なのではないかな。
実際のところ、テストステロンは、五輪においても禁止薬物(ドーピング)の一つに含まれているし、それだけ、テストステロンの量は筋肉や骨格の形成において大きな違いを生み出すことを示している。

IOCは、出場可否の判断基準をパスポートの性別に基づいていると発表しましたが、実際のところ、性別の判断は国によっても違いがあるでしょうし、近年、トランスジェンダーが転換後の性別で競技に出場することについて、多くの論争が沸き起こっている現状があります。

●過去参考記事:
仏女子ラグビー・「元男性のトランスジェンダー」の参加を認める!(2023.2.18.)

中でも、ボクシングなどの格闘技については、骨格の強靭さや筋肉量の違いによって相手が致命的なケガを負う危険性が高いし、パスポートの性別だけで安易に出場可否を決めてしまったIOCの対応には大きな問題があるだろう。
そして、近年は医学の発達によって以前よりも性転換手術が盛んに行なわれるようになってきた中で、スポーツ競技を巡る性別論争はますます激しくなっていくことが予想される。

もはや、「スポーツの存在意義そのもの」を問いただすような事態になってきているともいえるかもしれませんね。
私たちは、グローバリストが強力に推進してきた「性差の撤廃運動」について一貫して強く批判し続けてきましたが、こうした「性差の希釈や崩壊」は、運動競技そのものの公平性や存在価値を否定することに繋がっていくのではないでしょうか。

当サイトでは、これまでもスポーツ競技が持っている負の側面を問題提起し、オリンピックそのものが孕んでいる多くの重大な問題や弊害を指摘し続けてきた。
今回の女子ボクシングをめぐる論争も全く終わりがみえないし、いっそのこと、オリンピックそのものを完全に廃止した方が、すべての人々が救われ、かえって平和になるのではないかな。

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