どんなにゅーす?
・福島原発事故の汚染水対策関連の作業で、2014年に複数の外国人が「偽装請負」の形で違法に雇われていた疑いが浮上している。
・雇われていた外国人たちは、法で定められた放射線防護教育も十分に受けていなかった可能性があるという。
・偽装請負で雇われていた外国人の多くはブラジル人で、その多くは日本語の読み書きが不自由な上、会話も片言の人もいたという。
|
|
汚染水対策 廃炉 外国人に偽装請負か 事前教育も不十分
東京電力福島第1原発の汚染水対策で2014年、違法な偽装請負が疑われるかたちで複数の外国人が働いていたことが、関係者への取材で分かった。法令に基づく事前の放射線防護教育も作業員は十分に受けていなかったという。事故後の第1原発で外国人の労働実態が明らかになるのは初めて。【関谷俊介】
第1原発では当時、汚染水問題が切迫し、東電は漏れにくい溶接型貯蔵タンクの建設を大手ゼネコンに発注。2次下請けの東京の溶接会社で「必要な日本人がそろわなかった」(社長)ため、7人前後の外国人溶接工が急きょ集められた。
集めた日系ブラジル人の溶接工、石川剛ホーニーさん(43)らによると、石川さんは溶接会社から1基200万円で建設を受注。作業員と個別に業務請負契約を結んで溶接を頼んだ。石川さんは途中で現場を離れ、その後は溶接会社などが作業を指示した。雇わずに業務を請け負わせ、発注者以外の指示で作業するのは、安全管理責任などをあいまいにする偽装請負として職業安定法などが禁じている。
溶接会社の社長は「社員でないと第1原発に入れず、上の会社に(外国人を)社員と報告したが、請負の方が効率が上がる」と話し、偽装の意図はなかったと釈明している。
言葉にならない。排外主義的風潮が、ますます目につくようになってきたこの国で。 / 廃炉に外国人:「我々がやるしかない」 被ばくに不安の声 (毎日新聞)https://t.co/zmahM4MU2y #NewsPicks
— 平野啓一郎 (@hiranok) 2016年11月7日
要は立場が弱い労働者使わなきゃ回らないってことなんでしょうな。次は「研修生」ですかね。原発がリアリズムだと信じるお歴々に、こういうクソみたいな現状の感想を聞いてみたいもんだ。
廃炉に外国人:「我々がやるしかない」 被ばくに不安の声 https://t.co/ILvrK8GPFO
— 瀬川深@「チューバはうたう」小学館文庫 (@segawashin) 2016年11月7日
|
|
これ酷くね? 絶対事故につながるでしょ→「日本人と同じ講義で通訳もなく、漢字の形を暗記した」 / “廃炉に外国人:「我々がやるしかない」 被ばくに不安の声 – 毎日新聞” https://t.co/wYaijcSlrC
— KASUGA, Sho (@skasuga) 2016年11月7日
@skasuga
昔「3K仕事」今「原発除染・廃炉作業」になりつつある~言葉通じない外国人にとは酷すぎる!— 漂流老人 (@binvouseikatutu) 2016年11月7日
何故ブラジル人の出稼ぎ労働者に福島原発の危険な廃炉作業をやらせるのだろう? 依頼するにしても東電が正社員雇用をしてから、正社員だけで責任をもって実施するべきだと思う。
廃炉に外国人:「我々がやるしかない」 被ばくに不安の声 https://t.co/M62pHseL6i
— Nobuo Okamoto (@okamotonobuo) 2016年11月7日
これは国恥というしかないでしょう。これから先、いったいどんな顔で外国人と会えばいいのか。
廃炉に外国人:「我々がやるしかない」 被ばくに不安の声 – 毎日新聞 https://t.co/QzACGM3jMA
— わさび特盛 (@bionzx) 2016年11月7日
@bionzx@mainichi リスクを外部化して、引き受けさせた相手が何か言おうとすれば「嫌なら出ていけ」と叫んで寄ってたかって叩き潰す。沖縄でやっていることと同じ図式、同じ根拠でしょう。従順な土人だけがいい土人、従順な外人だけがいい外人という訳だ。
— nw (@nwazakita) 2016年11月7日
日本の原発政策がもたらした過酷事故の処理を、外国人に請け負わせざるを得ないという「現実」と「闇」
原発事故の事故処理作業を、ここまで外国人労働者にやらせていたとは、あまり知りませんでした。
前から暴力団が中に入っていたり、かなりブラックだということは聞いていましたが…。
発覚していないだけで、他にもこうした外国人労働者が大勢いる可能性もあるのではないでしょうか?
日本が(一部の原子力ムラの利権ために)原発を乱立させて、安全対策もおざなり状態で、その結果発生した深刻事故の(被ばくの危険性も高い)処理作業を、よりによって外国人の出稼ぎ労働者にやらせるとは…いかにも日本特有の人権無視の「奴隷文化」を象徴するような一件だね。
しかも、放射線に対する知識も十分に教えず、違法な偽装請負でこれをやっていたのだとしたら、さらに大問題だ。
こうした話も、原発というものの中の「一つの面」だし、こういう”現実”や”闇”を全て認識をした上で、日本がどのようなエネルギー政策を進めていくべきかを、国民みんなで考えていかなければいけないはずだ。
社会の中の「誰か」が必ず、ある程度の被ばくをしながら命を削り、人権無視に近いほどの過酷な労働を強いられていることで初めて成り立っているのが「原発」だということを、もっと多くの人が知っていって欲しいと思っているよ。
この記事が「良かった」「共感した」「参考になった」「役に立った」と思ったら、カンパ(ご支援)いただけますと嬉しいです!
●(new)クリエイター支援サイト「Ci-en」を通じた支援(クレジット・銀行振込・電子マネー等多くの支払い方法に対応)
100円~50,000円まで、自由に金額を設定しチップを贈ることが出来ます。(Ci-enを通じた詳しい支援の仕方はこちら)
↓「Ci-en」を通じた当サイトへのご支援はこちらから↓
●「note」を通じての支援(ゆるねとにゅーすイメージソングの購入…価格500円・税込・クレジットまたはモバイル決済)
楽曲の購入とは別に、クリエイターサポート機能を利用することで、100円~10万円までご支援いただけます。
楽曲を購入せずに、サポートのみ(100円~10万円)を行なうことも可能です。
(サポート機能について詳しくはこちら)
●月額ウェブマガジン「ゆるねとパートナーズ」のご購読(クレジット決済または銀行自動引き落とし)
およそ3日に一度配信(月10回)されるウェブマガジン「ゆるねと通信」や、管理人やキャラクターによる動画配信、不定期配信の会員限定記事などをお届けいたします。
金額は月500円~ご自由にお選びいただけます。
決済方法は、PayPalによるクレジット決済または銀行の自動引き落としです。
詳しくは「ゆるねとパートナーズ」のウェブサイトをご覧くださいませ。
|
|