どんなにゅーす?
・菅政権の日本政府が国会に提出した法案の条文や説明資料に重大な誤字・脱字が相次いで見つかっている中、今度は、防衛省設置法改正案の自衛隊から他国軍への物品提供について、「カナダ軍」を「英国軍」と誤記していたことが判明した。
・菅政権が今国会で提出した法案のうち、およそ3割に当たる計20本の法案・条約において大量のミスが発覚している中、野党側は政府が全体にわたる精査を行なわない限り審議を継続することを拒否。公明党の山口代表も「断じて許されない」とコメントするなど、与党内からも批判の声が上がっている。
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法案・条約のミス、20本に拡大 12府省庁が誤記や脱字見落とし 今国会提出の3割に
政府提出法案に誤記などが相次いでいる問題で、立憲民主党は24日、これまでの判明分も含めて計20本の法案・条約にミスが見つかったと明らかにした。今国会に出した約70本の3割近くに不備があるという異例の事態。野党は政府に全法案の再点検と速やかな結果の報告を要求。加藤勝信官房長官が25日の衆院議院運営委員会理事会で説明する。
野党側の説明によると、今国会には16府省庁が法案や条約を出しているが、条文や説明資料などの誤記や脱字などを見落としていたのは12府省庁に上る。24日にミスが判明した防衛省設置法改正案では、自衛隊から他国軍への物品提供に関して「カナダ軍」とすべきところを「英国軍」と記している部分があるという。
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相次ぐ法案ミス 公明代表「断じて許されない」
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「行政府の側が度重なるミスを犯しているということは、断じて許されないと思う」(公明党 山口那津男代表)
公明党の山口代表は24日、党の会合のなかで、政府提出法案に多数のミスが見つかっていることについてこのように述べ、政府側を厳しく批判しました。
また、山口代表は、ミスが与党側にも速やかに伝わっていないと指摘した上で、与党としても国会審議に責任をもってあたるために、法案を再チェックするよう求めました。
出典:FNNプライムオンライン
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政府が国会に提出した法案の条文や参考資料に、ミスが相次いでいる問題。
「野党が審議拒否」「細かいミスをいちいち批判するな」といった声がありますが、ここは国会ですよ。ミスのある法案を審議すれば、審議自体が間違ったものになります。政府は、点検後にあらためて閣議決定を行なうべきです。
— 立憲民主党 (@CDP2017) March 24, 2021
皆様、私もこんなご報告ばかりで、本当に気が滅入りますが、今朝も経産省から法案本体1ヶ所、関連資料20ヶ所のミスの追加報告が入りました。夕方以降も多くの省庁から続々と追加の続報が入りつつあります💦https://t.co/9CYo1rLTCf
— 小川淳也 (@junyaog) March 23, 2021
私の官僚時代には考えられないようなミス(※)も多発している。
法の支配を蹂躙し続けた安倍・菅政権によって、官僚の意識低下、組織の機能低下が起きているのではないか。
※ 法案の参照条文(現条文)の間違いなど。現条文だから政府の法令サイトからコピペすればいいだけのもの。 https://t.co/2YwC7dFd2h
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) March 24, 2021
私も法案を何本も手がけたが、内閣法制局は条文のプロでありその審査でミスが発生することは考えられなかった。各省庁が責任をもつ参照条文等の大量ミスも。日本の官僚システムの劣化ではないか。政府に全ての提出法案のチェックを求めることが問題だろうか。 #審議拒否 https://t.co/m6tqIbAV2e
— 奥野総一郎(衆議院議員/千葉9区) (@sokuno2) March 24, 2021
野党の審議拒否が例によって話題になっているけれども、首相肝いりの法案にミスが45ヶ所も見つかるという粗雑さで野党が審議拒否をしない方がおかしい。これだけ夥しいミスを抱えた法案をゴリ押ししようとする政府与党の姿勢こそ、議会制民主主義を嘲弄する蛮行であって断じて許容出来ない。
— 異邦人 (@Narodovlastiye) March 24, 2021
結局のところ法案ミスの件は、国会議員達が「官僚の働き方改革なんて票にならないから」等の理由で、労務改善や人材投資をケチってきたからに尽きると思うよ。月何百時間も残業してミス無くすなんて無理。ミスの予兆は何回もあったし、私はずっと言ってきた。むしろ騒ぐの遅すぎだろと思っている。
— おもち@おもちクエスト連載中 (@ex_kanryo_mochi) March 24, 2021
こういう凡ミスが重なるのは、官僚の気のゆるみが原因というよりも、政治家が政治を歪め、官僚は主体的な仕事ができず、トップダウンで降りてきた仕事をただだこなすだけになっているから、ではないかな。
政府法案、確認済むまで審議拒否=20法案・条約にミス判明―立憲 https://t.co/fnHP6eavA3
— 肉球新党「猫の生活が第一」 (@cat_pad299) March 24, 2021
維新を除く野党が、給付も補償も不十分と国会延長の要求をしたにも関わらず、応じなかったのは菅政権。その挙句、提出した法案がミスだらけで全く議論に耐えうる状況ではないのに、聞き分けのない子供の様に議論しろよと菅政権。#選挙キケンで自民公明維新ふえるとキケンだよ#菅義偉に殺される pic.twitter.com/pOJdTCRKrO
— HIRO (@cooo55) March 24, 2021
案の定、野党の法案審議拒否について「サボり」という声が散見されるが、審議不能なミスの量という状態で審議を進めようという与党の姿勢こそが「職務怠慢」だろ。国政舐めてんのか🙄
— 法學院狂魔 (@Adepteater029) March 24, 2021
内閣法制局がまともに機能しないようにしてきたツケだよなこれ。 https://t.co/hH6vOVeFkb
— GEISTE (@J_geiste) March 23, 2021
審議してはダメだ
— 白牡丹 (@h6xmW41eXuX3qHv) March 23, 2021
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(軽く)調査した結果、菅政権提出の法案に凄まじい数の誤字・脱字が発覚!さらには「内容が全く異なってしまっている」箇所も!
これはかなり深刻&本格的な「異常事態」としか言いようがないわっ!!
ネット上では、審議拒否の姿勢を示した野党に非難の声が上がってるけど、ここまで酷すぎる状況である以上、こんな状態で法案を審議したり、そのまま採決することは絶対にやっちゃいけないわっ!!
なんせ、接続詞や助詞などの脱字・誤字どころか、防衛省関連の法案では「カナダ軍」を「英国軍」と誤記しているなど、内容そのものが全く間違ったものになってしまっているではないか。
この日本が(国家を運営する上で、「法律」が最も重要で基礎的な根幹である)「法治国家」であることを理解している人であれば、こうした事態がどれだけヤバいことなのかが理解できると思うけど、相変わらず(「自民サポ軍団」を筆頭に)知性著しく欠けた”野党非難”のコメントが多いね。
ここまで大量の誤字・脱字が大量に発生している原因については、多面的かつ慎重に精査・考察していく必要がありそうだけど…非常に簡単に言えば、一貫して当サイトが警鐘を鳴らしてきたように、「日本の国家や知性がどんどんと”崩壊”(グローバリストが推し進めている「グレートリセット」)に向かっている」ことを強烈に示しているという他ない。
官僚における労働環境や、仕事の質、人材の質などもどんどん低下していることが考えられるし、今の日本の官界は「腐敗した政権に有無も言わずに付き従う”ヒラメ官僚”しかやっていけない環境」が根付いてしまっており、本来官僚の職に就くべき「国家公務員としての誇りや良心・教養を持っている人たち」は、近年霞が関からどんどん出ていってしまっているのか、あるいは官僚そのものを目指さなくなっているのかもしれない。
何が原因なのかは一概には断言できなさそうだし、様々な要因があるのかもしれないけど、どちらにしても、私たちの日本の国家がどんどんと劣化・崩壊の道を突き進んでしまっているのは間違いのないことだわ…!
ここまで著しく質が悪い、誤字脱字だらけの条文に基づいた法案について、野党は安易に審議に応じるべきではないし、改めて「法治国家」の原則をしっかりと踏まえつつ、今一度、菅政権が提出した全ての法案について徹底的に内容を精査し、最低限の質が確保された法案のみ審議に応じていくべきなんじゃないかな。
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