高支持率・低投票率の裏でせっせと”上級国民優遇制度”を再構築
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悪しき制度再び 自民党が進める地方議員「年金復活計画」
油断も隙もない。民主党政権下の2011年6月に廃止された「地方議員年金」が、こっそり「復活」しそうだ。自民党の「地方議員年金検討プロジェクトチーム(PT)」が、地方議員の年金の新制度について本格的な議論を始めたというのだ。
「今年7月、全国都道府県議会議長会が、『地方議員のなり手が不足している』とし、地方議員も年金に加入できるよう法整備を求める決議をしました。これを受け、自民党内で年金復活をめぐる議論が顕在化したようです」(自民党関係者)
上の日刊ゲンダイの記事によると、自民党が民主党政権時代に廃止になった「地方議員年金」の復活に向けて、色々と動き出したらしい。
民主党時代に半減した天下りもほとんど元通りになっているって話も聞くし、安倍政権が強大な権力を手にして以降、自民党は凄まじいスピードで、かつて自らが構築した”身内優遇政治”の復活を進めているみたいだね。
地方議員年金とは?
なにやらまたまた、フツフツと怒りが湧いてくるような話ね。
「地方議員年金」って一体どういうものなのかしら?
地方議員年金とは、民主党時代の2011年に廃止された、任意加入の年金制度で、在職12年で受給資格を得られ、さらには国民年金や厚生年金と重複で加入することも認められている、地方議員だけのための「特権制度」だ。
この年金は、受給資格を得るのが非常に短い上に、支給の4割が公費(税金)で賄われていることで、すでに地方税がこの年金に総額6000億円以上も充てられていたことから、当時の民主党が問題視。
2011年にめでたく廃止になったものの、今でも廃止前に資格を得ていた議員OBへの支給に年間1000億円が充てられており、これがこの先70年ほど続くということだ。
政治に無関心で選挙に行こうとしない国民をいいことに、最近の自民党はやりたい放題
はあ!?
こんな身内に大甘な制度が、せっかく民主党の時に廃止になったのに、これをまた復活させようとしているなんて…完全に国民を舐めまくった、とんでもない事態なんじゃないの!?
今回の復活検討の理由として「地方議員が不足しているから」なんて言ってるけど、今の議員にとってもかなりおいしい話であることは間違いない。
とにかく、25年間納めないと受給資格が得られない一般の年金と比べてもかなり甘すぎるし、地方から国まで、最近の自民党は、自分たちだけがオイシイ思いができる制度を、再びより強固に作り上げようとしている気マンマンのように見えるね。
公務員の給料も安倍政権になってからアップし続けているし、このまま国民が政治に関心を持とうともせずに、選挙にも足を運ばない限りは、税金をがっぽり吸い上げた上で、ますます国民無視の”上級国民主体”の政治に精を出していくことになりそうだ。
本当にいい加減に、みんなが「愚民化政策」から目覚めないと、マジで取り返しのつかない世界になっていきそうだわ。
せっかく、当時の民主党はそれなりにやってくれてたのに…これじゃ完全に昔以上の腐敗した政治がどんどん蔓延していきそうね…。
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