■ゆるねとにゅーすからのお知らせはこちら■

自民党広報の「アベノミクスで名目GDP過去最高50兆円増!」の宣伝が虚偽広告である疑いが浮上!「新基準」でかさ増しした上で改ざんの可能性も!?

自民党広報の「アベノミクスで名目GDP過去最高50兆円増!」の宣伝が虚偽広告である疑いが浮上!「新基準」でかさ増しした上で改ざんの可能性も!?

どんなにゅーす?

・衆院総選挙において、自民党広報がツイッター上で「アベノミクスによって名目GDP過去最高50兆円増」などと派手に宣伝しているものの、この内容に虚偽が含まれている可能性が浮上している。

↓問題となっている自民党広報の宣伝ツイート。

GDP、基準改定で19.8兆円かさ上げ
内閣府、11年の試算値

内閣府は15日、12月に予定する国内総生産(GDP)の推計方法の見直しで、新たな基準年となる2011年の名目GDPが19.8兆円かさ上げされるという試算値を発表した。これまで付加価値を生まない「経費」として扱った研究開発費を付加価値を生む「投資」と見なし、GDPに加算することが主因だ。

新基準は統計の基礎となる産業連関表を、実勢に近い11年分に切り替える。これまでは05年分を使っていた。また国連の最新の基準を使い、推計方法も見直す。四半期ベースのGDPを新基準に改めるのは、12月8日に公表する16年7~9月期の改定値からだ。

新基準で推計した11年の名目GDPは491.4兆円となった。旧基準の471.6兆円より4.2%増えた。主因は研究開発費の加算で、それだけで16.6兆円上振れした。このほか特許使用料の加算が1.4兆円、不動産仲介手数料の加算が0.9兆円のかさ上げ要因となった。

GDPの項目別にみると、設備投資の押し上げ幅が最も大きかった。民間企業の研究開発費が加わるためで、11年の設備投資を6.3兆円押し上げた。公共事業が3.4兆円、政府消費が3.1兆円、個人消費が2.0兆円それぞれ上振れした。

政府は20年に基礎的財政収支の黒字化を財政健全化の目標に掲げている。推計方法の見直しでGDPが20兆円ほどかさ上げされれば、足元の赤字幅のGDP比率は見かけ上圧縮されることになる。

【日経新聞 2016.9.15.】

自民党広報のツイートに物申す~みんなこのインチキに気付いてくれ~

SNA新基準対応に伴い名目GDPが大きくかさ上げされたのは事実だ。

しかし,それ「だけ」で31兆円かさ上げされた,との認識は誤りである。

専門家の池田信夫氏ですら気付いていないおぞましい事実がある。

これはアベノミクスに批判的な他の専門家達も気付いていない。

今度の選挙は自民党が大勝しそうな勢いだが,これを全国民が知ったら果たして自民党に投票するだろうか。

結論から言うと,「最新の国際的GDP算出基準への対応」を隠れ蓑にし,GDPが改ざんされている可能性が非常に高い。私はほぼ確信に至っている。

~省略~

2015年度の名目GDPは「2008SNA対応」で24.1兆円,「その他」で7.5兆円もかさ上げされ,合計で実に31.6兆円のかさ上げ。

他方,改定前に史上最高額だった1997年度は,「2008SNA対応」で16.9兆円,「その他」でマイナス5兆円,合計で11.9兆円のかさ上げ。

同じ基準で改定したはずなのに,かさ上げ額に20兆円も差があるのだ。

その原因は,2008SNA対応部分でのかさ上げにも大きく差がある上,「その他」でさらに差を付けられたからである。

「その他」の部分だけ見ると,2015年度と1997年度には実に12.5兆円もの差が付いている。

この結果,改定後の2015年度名目GDPは,史上最高額である1997年度にほとんど追いついた。

そして・・・2016年度の名目GDPは1997年度を追い抜き,史上最高の537.5兆円を記録した。

もう一度言う。「その他」は2008SNAと全く関係無い。

この全く関係無い部分でかさ上げ額の不自然な調整がされ,2016年度名目GDPが「史上最高」を記録するという現象が起きている。

「その他」の内訳について,内閣府に問い合わせてみたが「内訳は無い」との回答であった。

じゃあどうやってこの空前絶後のかさ上げ額を算出したんだよ。

私はこの回答をもって,GDP改ざんを確信した。

【モノシリンの3分でまとめるモノシリ話 2017.10.12.】

 

あの手この手で国民を騙し続けてきた前代未聞の詐欺政権!安倍政権が出すあらゆる指標やデータに疑いを持って見るべし

自民党広報が自民党の実績をアピールする目的で出してきたツイートに、虚偽が含まれている可能性が指摘されています。
上記のように「アベノミクスによって過去最高の”名目GDP50兆円増”を実現」などと(お札のイラストをちらつかせながら)高らかに謳っていますが、これは安倍政権が始めた新基準のかさ上げに加えて、改ざんされた疑いまで浮上している状況です。

上記の「改ざんされた疑い」に触れている記事、様々な図表やデータを交えながら非常に詳しく丁寧に説明しているので、是非とも全文読んでみることをオススメするよ。

ボクも、特に安倍政権が出すあらゆるデータに対しては、常に疑いを持って見るようにしているし、過去にも別の指標(貿易統計)で数値を不当に操作していたことも明らかになっているので、GDPにおいても、「アベノミクスの成功」を”偽装”するために、様々なトリックやインチキを行なっていても何らおかしくはないね。

そもそも、”アベノミクスの成功”を偽装し、株の高値を「演出」するために、公的年金や日銀が大量の日経平均の株を日々爆買いし続けているのも立派なヤラセに当たるかと思いますし、このような真偽の非常に怪しい表面的な数字よりも、自分自身の生活による”肌感覚”や、エンゲル係数などのシンプルかつ庶民の生活レベルが反映されたデータの方に重きを置くことも重要かと思います。

森友や加計疑獄でも一目瞭然であるように、安倍総理というのは、常日頃から様々な嘘が口をついて出てくるし、自身に不利な情報が流れないように自身のオトモダチをメディア界に多数送り込んだり、大量のネット工作員を使って激しいネット上の世論操作を行なったりと、あらゆる分野でヤラセやインチキ、ごまかしを多用するのが最大の特徴だ。

このような「騙しのプロフェッショナル」ともいえる安倍政権がやることなすことに対しては、ボクたちは絶対に鵜呑みにしてはいけないし、すでに散々安倍政権に騙され続けてきた日本国民は、そろそろその反省を活かして、金輪際これらの騙しの手口に引っかからないようにしなくてはならないね。

非常に重要な衆院選が刻一刻と迫ってきていますが、とにかく、極限まで投票率を上げることで、どうにかしてこんな安倍政権の大勝利を徹底阻止していくことが何より重要かと思います!

================

この記事が「良かった」「共感した」「参考になった」「役に立った」と思ったら、カンパ(ご支援)いただけますと嬉しいです!

(new)クリエイター支援サイト「Ci-en」を通じた支援(クレジット・銀行振込・電子マネー等多くの支払い方法に対応)

100円~50,000円まで、自由に金額を設定しチップを贈ることが出来ます。(Ci-enを通じた詳しい支援の仕方はこちら

↓「Ci-en」を通じた当サイトへのご支援はこちらから↓



「note」を通じての支援(ゆるねとにゅーすイメージソングの購入…価格500円・税込・クレジットまたはモバイル決済)

楽曲の購入とは別に、クリエイターサポート機能を利用することで、100円~1万円までご支援いただけます。
楽曲を購入せずに、サポートのみ(100円~1万円)を行なうことも可能です。
サポート機能について詳しくはこちら




月額ウェブマガジン「ゆるねとパートナーズ」のご購読(クレジット決済または銀行自動引き落とし)



およそ3日に一度配信(月10回)されるウェブマガジン「ゆるねと通信」や、管理人やキャラクターによる動画配信、不定期配信の会員限定記事などをお届けいたします。
金額は月500円~ご自由にお選びいただけます。
決済方法は、PayPalによるクレジット決済または銀行の自動引き落としです。

詳しくは「ゆるねとパートナーズ」のウェブサイトをご覧くださいませ。

サイトの存続と安定的な運営のために、ご支援をよろしくお願いいたします。

日本のにゅーすカテゴリの最新記事