どんなにゅーす?
・日本のプリンターメーカー大手エプソンに対して、フランス検察当局が「意図的に製品寿命を短くしている疑い」で捜査をしていることが明らかになった。
・フランスでは消費者保護法に基づき、日本のメーカーを中心にプリンターに関する苦情が相次いでおり、消費者団体HOPは日本のキヤノンやブラザー、米HPに「インクがまだ残っているにもかかわらず、不当に買い換えを促している疑いがある」として申し立てを行なっているとのこと。
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意図的に買い替えを強制か、エプソンを調査 仏検察
【AFP=時事】大手プリンターメーカーのエプソン(Epson)が製品の寿命を計画的に短くしているとして、フランスの検察当局が消費者保護法に基づき調査を進めていることが28日、明らかになった。司法筋が同日、AFPの取材に明らかにしたところによると、調査は11月に開始されたという。
これに先立ち、消費者団体HOPは9月、エプソンに加え、ブラザー(Brother)やキヤノン(Canon)、米HPが、プリンターのインクがまだ残っているにもかかわらず、消費者をだまして買い替えを促しているとして申し立てを行っていた。
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アップル、エプソンは製品の寿命を縮めるとされるフランスの法的苦情に直面https://t.co/2UM8wrqT4f
”計画的陳腐化”とか呼ばれる意図的な製品寿命の設定。
有罪になったら最大で懲役2年、300,000ユーロまたは”違反による利益に比例した年間平均売上高の5%”とかけっこう厳しい— ゆきまさかずよし (@Kyukimasa) 2017年12月28日
【電子版】仏検察、エプソンを捜査 プリンター“計画的な老朽化”の疑い | 日刊工業新聞 電子版 https://t.co/SYb08w5OZs
ひとつ申し上げておくと、そんな技術を開発する能力があるくらいなら、もっと別の(まともな)方向に労力を注いだほうが得なんだってばよ。— ア力ペラP (@acappellaP) 2017年12月29日
この法律は素晴らしい。日本にも必要〉フランスでは2015年、意図的に製品の寿命を短くして消費者に買い替えを強制することを禁止する法律が可決=意図的に買い替えを強制か、エプソンを調査 仏検察 https://t.co/pSwmXah818 @afpbbcom
— 紀藤正樹 MasakiKito (@masaki_kito) 2017年12月30日
さすがフランスだ、日本ではエプソンだけではなくキャノンもブラザーも似たようなもんだ、それをうすうす解っていながら誰も摘発しない。また外国から始まる日本人「すごい」か、悪い方の意味で。恥ずかしいね。
— 俳愚人(倒木更新) (@haigujin) 2017年12月30日
インクカートリッジにチップつけたの、エプソンが最初で、動作回数で交換サインを出す仕様で、インクが半分近く残っている、と、ネットで話題になって、理セッターが出回ったの、10年以上前じゃなかったかな。
ぞして他社も追従。
— でぐち ユキヲ (@deguchi_yukio) 2017年12月30日
エプソンのプリンターは安くてタダ同然ですが、エプソンのプリンターを買ったらエプソンの高い純正インクを毎回買わされます。彼らが狙っているのはもっと儲かる新しいインクを沢山売りたいのだと思います。エプソンはインクで稼いでいる会社なのです。
— 青木正雄 (@ouendan10) 2017年12月29日
「フランス発」で、日本のメーカーにはびこる「タイマー商法」「インク買い換え商法」が本格的に問題視される!
ええっ!?日本の大手プリンターのエプソンさんにフランス検察が捜査に入ったのですかぁ!
なんだか、日本のメーカーの不祥事がどんどん世界で注目されつつありますですぅ!
まさに、違う意味で「日本すげえ!」っていう事態になっているね。
ボクも以前より、プリンターを仕事上コアに使ってきたユーザーの一人だけど、以前よりエプソンはもとより、キヤノンの「インク商法」には相当に腹を立ててきた一人だ。
前から日本のプリンター界では、「本体を極力安く売って、その分(継続的に購入せざるを得ない)インクを独占的に高く売りつけ、大きな利益を上げる」手口が指摘されてきたし、ボク自身もその実態に直面してきたよ。
しかもキヤノンの場合では、かつては中のインクの残量が透けて見える仕様になっていたものの、(インクの残量を隠しつつ、安価な他社の詰め替えインクを買わせたくなかったのか)途中からこれが隠されて残量が全く見えない仕様に変わってしまったし、新しい製品と合わせてインクも新しく開発し、従来のインクの互換性を意図的に失わせるというのも、なかなかあくどい手口だね。
結局、私たちにとって利便性や利益をもたらすことよりも、自分たちのお金儲けのために、新技術や創造的なアイデアに全力を傾けてしまっているのですねぇ。
これじゃ、フランスの人たちも怒り出すのも当たり前ですし、これも私たち日本人の大人しさ(従順さ)が生み出してしまったものなのかもしれませんねぇ…。
こうしたフランスでの動きを機に、日本のメーカーが少しでも消費者目線の姿勢に変わってくれればいいんだけど…まあ何とも情けない事態だ。
近年の日本ではびこり始めている「金儲けのためには手段を選ばず」「金こそ世の中の全て」「自分さえ良ければいい」などの思想が、日本の大手メーカーにもより蔓延してきていることを示すニュースだけど、ボクたちもこうしたフランスの市民を少し見習って、「ただ強いものに付き従う」のではなく、権力や巨大グローバル企業に対しておかしいと思ったことをどんどん主張して、ボクたちの暮らしを少しでも向上させていくために積極的に問題提起いくことが大事なんじゃないかな?
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