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こんにちは、管理人です。4月26日でチェルノブイリ原発事故から30年が経過しました。みんなはこの原発事故については知っているかい?
うん。すさまじい放射能が広がって、付近に住んでいた人たちが大変な健康被害を受けたんでしょ?
私たちはまだ生まれてなかったけど、何となく話を聞いて知っているです。
前代未聞の大規模な原発の爆発事故は、大勢の死傷者を出し、放出された放射能は世界中に広がったんだ。もちろん日本にも微量の放射性物質が飛んできたんだよ。
遠く離れた日本にまで飛んできたのね。今も健康被害に苦しんでいる人もいるんでしょ?
例えば、甲状腺がんに関しては約700件近い症例でWHO(世界保健機関)がチェルノブイリ事故との因果関係を認めた(Wikipedia)他にも、様々な病気との関連が複数の研究者から指摘されていて、その全貌は未だに解明されきっていないんだよ。
・・・てことは、もっとすごくたくさんの人が健康被害にあっている、ってことなんですかぁ?
そう考えておくのが良さそうだね。もちろん、これは他人事じゃなくて、われわれ日本人こそ、この問題を重く考える必要があると思う。
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ボクたち日本人が直視しなければいけない厳しい現実
そうよね…。私たちの国でもあんな原発事故が起きちゃったんだもんね。
現実逃避をしたくなったり、無視したくなったり、忘れたい気持ちもよく分かるけど、残念ながら、これは現実に起きたことだからね。なんせ、チェルノブイリとはまた違った意味で、前代未聞の原発の大事故がこの国で起こってしまったんだよ。
・・・えっと、3つ、じゃなくて4つ?の原子炉が壊れちゃったんですよね?
分かっているだけで運転中だった3機、そして点検中だった1機の計4機が爆発したことが判明しているけど、事故の全容はまだ完全に把握できていないのが現状で、溶け落ちた核燃料も一体どこに行ってしまったのか、それすらもいまだにはっきりと分かっていないんだよ。
※チェルノブイリと同じく、最も重篤なレベル7に定められた福島原発事故
じゃあ、その核燃料がどっか、例えば地下水に流されて海とかに全部流れ出ちゃった可能性もあるってこと!?
行方が分かっていない分、その可能性も否定はできないね。
なんか、私もちょっと忘れかけちゃってたけど、改めて考えると、本当に恐ろしいことが起こっちゃったんですね…。
まあ、それも無理はないさ。まだこの世界には全ての核物質を正確に計測する技術が確立されていない分、厳密に安全性を優先してしまうと、多くの土地で住めなくなるどころか、野菜も魚も肉もほとんど売ることができなくなってしまうからね。
ある意味、みんなに忘れてもらうしかなかったのかもしれないし、事実、そのようなメディア誘導や世論操作が施されて、多くの日本人は、ほとんど放射性物質を気にしなくなってしまっているからね。
※放射性ストロンチウムは危険度が高いと言われている上、測定をするのが難しい。
そ・・・そんな!それじゃあ、私たち、この先どうなっちゃうの!?本当のことから目を逸らして、知らないうちに病気になっちゃったりしたら…。。。
あまり全てをネガティブに考えすぎるのは、逆に正しい考え方や判断から遠ざかってしまうかもしれないよ。
今現実として言えることは、事故から5年が経って、東京に住んでいるボクや君たちはまだ元気に病気もせずに生きている。ただ、福島の子供たちの間で今まででは考えられなかった数の甲状腺がんが見つかっていて、ほかにも色々な病気が増えてきている報告が上がってきている、といったファクターから個人がそれぞれ自己判断していくしかない。
※福島県では小児甲状腺がんが166人まで増加している他、糖尿病などのその他の病気も増加しているとの情報も。
この前のコラムでも勉強したけど、ただニュースとかメディアに影響を受けて、バラエティ番組とかに笑っているだけじゃ、大事な現実を忘れちゃったりするのね…。
もう起こってしまったことは仕方ないけど、大事なのは、ここからどういったことをボク達が学べるか、ということと、この現実をしっかりと見つめた上で、どうすれば自分自身の身を守ることができるか…だと思う。
はっきり言えるのは、今の資本制度や国のシステムがある限り、国やメディアは自分達を決して守ってはくれないってこと。出来ることから一つずつ実践しながら、今この国で起こっている難局を乗り越えていくことを考えていこうね。
はい!がんばります!
まとめ
福島原発事故の全容や、自然界や人間に対する影響や健康被害の実態は、前例が無い分、全くの未知数。それゆえに唯一の近似事例、チェルノブイリ原発事故のケースに真摯に向かい合い、そこからこの先の未来予想図を思い描き、それに見合った対策を一人一人が考え、実践していくことが大事だとボクは思う。
チェルノブイリ事故から30年を機に、みんなももっと真剣に考えてみよう。
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