どんなにゅーす?
・岸田自民党新総裁が幹事長に甘利明氏を抜擢したことで、2016年に発覚し本格捜査が行なわれた甘利氏のワイロ疑惑が再燃している中、週刊文春電子版が、当時に報じた「一色武氏」による生々しい告発記事を期間限定で全文公開。ネット上で大きな話題になっている。
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《自民党幹事長就任》政界激震スクープ「甘利明大臣事務所に賄賂1200万円を渡した」実名告発——甘利氏「金銭授受」記事を再公開
岸田文雄新総裁の下で発足した自民党新執行部。幹事長に就任したのは甘利明氏(72)である。甘利氏といえば、2016年に小誌が“1200万円口利き疑惑”を報道。十分な説明責任を果たさぬまま、第二弾記事掲載号の発売日である1月28日に経済財政政策担当大臣を辞任した。
あれから約5年。記者会見で口利き疑惑について質問された甘利氏は「質問が出尽くすまでお答え致しました」と“説明責任は果たしたこと”を強調した。だが、本当にそうだろうか。そこで、すべての元となった「週刊文春」の甘利氏追及キャンペーン記事の第一弾を特別に全文無料公開とする。(※肩書きや年齢は2016年当時のまま)
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大臣室でとらやの羊羹と一緒に
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政治資金収支報告書によれば、S社名義で自民党神奈川県第十三選挙区支部には八月二十日付で百万円、神奈川県大和市第二支部には、九月六日付で百万円の政治献金がなされている。
一色氏が渡した五百万円のうち、少なくとも三百万円は闇に消えたのだ。
この“お礼”の後、清島氏の計らいにより、一色氏とS社の社長は、甘利大臣と面会することになった。
十一月十四日、一色氏らは議員会館を訪れる。
「まずは甘利事務所のMさんという女性とともに国会内を見学することになっていました。清島所長からは事前に、『Mさんにも三万円くらい商品券を用意してくださいね』と頼まれていたのですが、うっかり忘れてしまい、仕方なく、現金を封筒に入れ、議員会館の地下にある売店の側で、所長に『Mさんに渡してください』と預けました。そして国会見学を終えると、十三時過ぎから議員会館で昼食を取りました」
そして、一色氏らは清島氏に大臣室へ案内された。
「うちの社長が、桐の箱に入ったとらやの羊羹と一緒に紙袋の中に、封筒に入れた現金五十万円を添えて、『これはお礼です』と言って甘利大臣に手渡しました。紙袋を受け取ると、清島所長が大臣に何か耳打ちしていました。すると、甘利氏は『あぁ』と言って五十万円の入った封筒を取り出し、スーツの内ポケットにしまったのです。そして羊羹が入った紙袋は、椅子の横に置きました。事前に面会は十五分だけと清島氏から言われていたのですが、結局四十分くらい大臣室で雑談をしました。そして全員で記念写真を撮りましょうということになったのです。大臣に渡した五十万円は、三日前に横浜銀行東海大学駅前支店でピン札に替えて、札のナンバーがわかるようにコピーもとっておきました」
甘利事務所ぐるみで関与
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ここでも一色氏が頼ったのは甘利事務所だった。
二〇一四年二月一日の午前十時三十分。一色氏は、大和事務所の応接室で甘利大臣の到着を待っていた。
「この日は、大臣に新たなURとのトラブルを説明するために伺いました。数センチ程の厚みがある青いファイルに資料を挟み、事前に清島所長から指示されていた通り、要点をまとめたA4用紙二枚を持参しました。十時半を過ぎたころ大臣が現れ、挨拶をすませると、所長が、『この資料を見てください』と言って、私のファイルを大臣に手渡したのです。真剣に目を通していただき、『これはどういうこと?』と、いくつか質問もされました。すぐに要点を理解されたようで、やはり頭のいい方ですね。大臣は、『一色さん、ちゃんとやってるんだね。わかりました』と言い、所長に『これ(資料)、東京の河野君(現・大臣秘書官の河野一郎氏)に預けなさい』と指示しました。
そして所長が『一色さん、例のものを』と小声で言うので、私は現金五十万円が入った封筒を大臣に差し出しました。甘利さんは『ありがとう』と言って、封筒を受け取りました。そして最後に、所長がシャッターを押し、私と大臣の写真を撮ってくれたのです」
この三日前、一色氏は前回同様、現金をピン札に替えてコピーをしている。
しかし、URとの補償交渉は、甘利氏に事情を説明してから約五カ月半が経っても進展しなかった。
「七月半ば、私の誕生日が近いからという理由で所長から会いたいと連絡がありました。『大臣から預かっているものがある』と。居酒屋で所長と会うと、大臣が私に書いてくれた色紙を持ってきてくれました。私の名前を入れて『得意淡然 失意泰然』とありました。物事が上手くいっていなくても、焦らずに時節の到来を待つべきという意味だそうです。これを読み、私はじっと待つことにしたのです。甘利大臣がきっと動いてくれると信じながら」
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甘利幹事長は「説明責任を果たした」と強調していますが。
2016年のスクープ記事を無料公開します。
《自民党幹事長就任》政界激震スクープ「甘利明大臣事務所に賄賂1200万円を渡した」実名告発——甘利氏「金銭授受」記事を再公開 #週刊文春 https://t.co/pIq5IRUCfj
— 村井弦|文藝春秋 (@Murai_Gen) October 2, 2021
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読むとなぜ今度自民党の幹事長になる人がこんなに注目されているのかがわかります https://t.co/V7DeuvwMxP
— deep moon (@moonoldlight) October 3, 2021
“うちの社長が、桐の箱に入ったとらやの羊羹と一緒に紙袋の中に、封筒に入れた現金五十万円を添えて、『これはお礼です』と言って甘利大臣に手渡しました” おぬしも悪よのうの世界。完全にアウトでしょ。 / “《自民党幹事長就任》政界激震スクープ「甘利明大臣事務所に賄賂…” https://t.co/2K5mVegnPL
— あんドーナツ (@gunsandonuts) October 3, 2021
この点について説明すると言った後、睡眠障害を理由に入院されて以後5年間説明していません。https://t.co/q1RhRqnmm3
— のら (@account_202004) October 2, 2021
え、これなに?凄すぎる。ドキドキして読めない👀あとで読みます(とらやのようかんは読んだ)#甘利明さんボクらはURを忘れてないであーる
《自民党幹事長就任》政界激震スクープ「甘利明大臣事務所に賄賂1200万円を渡した」実名告発—甘利氏「金銭授受」記事再公開 #週刊文春 https://t.co/zZ4rvMwQs4
— 茶とらっしゅ/ 仔犬やばい💕可愛すぎワァー❤️ (@marunyatajohn) October 3, 2021
この記事を読む限りどう考えても甘利明は❌である。起訴されなかったのが不思議だ。何年経とうが説明責任を果たすまで忘れない。この姿勢を許せば右に倣えの輩が湧き出して増殖が止まらない。既に居るが・・
— 愛するミューちゃん (@jwyqLCnSu4lfAV2) October 3, 2021
時代小説読んだ気分。江戸の悪代官そのもので。こいつら何のために政治家やってんだろう。日本腐敗は必然の帰結#ワイロ甘利
《自民党幹事長就任》政界激震スクープ「甘利明大臣事務所に賄賂1200万円を渡した」実名告発——甘利氏「金銭授受」記事を再公開 | 週刊文春 電子版 https://t.co/7CpJ8JevTF
— nrk (@resareeht) October 2, 2021
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「日本なんてどうなったっていいんだ」の名(迷)言でも知られる、甘利新幹事長による「ワイロ受け取りの詳細」を文春がネット上で全文公開!
これは文春さんGJだわ。
2016年当時に発売された週刊文春記事の再公開だけど、(計1200万円もの現金を渡した)当事者の方がここまで詳しく具体的に証言しつつ、多くの重要かつ有力な物証まで提供していたとは思っていなかったわ。
全文をじっくり&ゆっくりと読ませてもらったけど、どこをどうみても完全にアウトだし、これで検察が捜査を途中で中止し、そのままお蔵入りになってしまったのはどう考えてもおかしいし、極めて不自然だ。
やはり、「よほど強大な力が加わった」としか思えないし、簡単にいえば、当時の安倍総理が子飼いの検察官僚・黒川弘務氏に指示を出して逮捕を握りつぶしたのだろう。
ちなみに、甘利氏については、福島原発事故に関するインタビューをめぐってテレビ東京を”恫喝訴訟”した際に、「日本なんてどうなったっていいんだ!」との究極の売国宣言を行なった過去があることも忘れてはならないうえに、消費者金融業者と癒着しながら(国民を破産から守るための)グレーゾーン金利の撤廃に反対した「サラ金のドン」としても知られている。
この他にもパチンコ業界とも太いパイプがあるようだし、簡単にいえば、(秋元司氏と同レベルの)本来であればとっくの昔に数々の犯罪行為で逮捕・収監されているような、筋金入りの「悪徳ヤクザ政治屋」であるということだ。
甘利明、黒すぎた政治活動…パチンコ・電力業界から巨額資金提供、業界利益優先に暗躍
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パチンコ業界との関係
甘利氏はパチンコ業界とも関係が深い。06~12年の7年間にパーティー券購入という形で、パチンコ業界から1400万円を超す資金提供を受けていた。「甘利明を囲む会」という政治資金集めパーティーが毎年数回開かれてきたが、06年、10年、11年の各1回、パーティー券を各150万円、計450万円分購入していたのは、パチンコ・パチスロメーカー大手のSANKYOだった。
同社の毒島秀行会長も個人的に計400万円分、さらに同会長の資産管理会社マーフコーポレーションも計450万円分のパーティー券を購入していたと報道されている。このほか、神奈川県横浜市や平塚市のパチンコ業者3社が計106万円分のパーティー券を購入していた。
グレーゾーン金利維持に動く
06年に自民党内を揺るがせたグレーゾーン金利撤廃の議論でも、甘利氏は動いていたとされる。
この年の2月、金融庁は最高裁判決を受けて、貸金業規制法施行規則の改正を行うことを表明した。4月の「貸金業制度等に関する懇談会」では、グレーゾーン金利の撤廃で意見が一致した。そして9月、金融庁がまとめた貸金業規制法改正案が明らかになったが、その内容は懇談会の答申にほど遠く、グレーゾーン金利の撤廃までの猶予期間を「9年間」とし、その間はグレーゾーン金利をほぼそのまま維持するという内容だった。
当時、自民党の「金融サービス制度を検討する会」の代表を務めていたのが甘利氏だ。この会に所属する族議員の圧力があったといわれている。
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こんな人が、何のお咎めもないままに自民党の幹事長まで上り詰めている時点で、この国そのものが「インチキ犯罪国家」であることを示しているし、日本国民がこんな(真性犯罪集団の)自民党を漫然と支持し、放任し続ける限り、確実に日本は滅びるわね。
上の文春電子版の記事は、かなり長大で壮大なものだけど、全ての国民が知るべき非常に重要なことが書かれているし、まさしく「自らのカネと欲」しか頭にない、ヤクザ・チンピラまがいの連中が日本の権力の中枢に平然と居座っている「前代未聞の危機的な現実」について、多くの国民が客観的に理解しないといけないだろう。
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