どんなにゅーす?
・2020年4月6日、緊急事態宣言を発令した安倍総理が「PCR検査を1日2万件にまで拡大する」などと豪語したものの、20日以上経過した4月29日時点でも、一日たりとも1万件を超えた日すらない事態になっている。
・厚労省発表の資料によると、現時点で最新の4月27日の検査数は5576件で、「PCR検査を増やす」との掛け声ばかりで、一向にPCR検査の拡大が実行されていないことが明らかに。国民からの批判や反発を嫌がっている安倍政権が、意図的に国内の検査数を抑制している疑いがある。
|
|
PCR検査1日2万件に 首相が表明
安倍晋三首相は6日の新型コロナウイルス感染症対策本部の会合で、感染を調べるPCR検査の1日の実施数を現在の倍の2万件に増やすと表明した。保健所の体制整備と合わせてクラスター(感染者集団)対策を強化する。重症者の急増に備え、全国の空き病床数をいまの2万8千床から5万床に増やす方針も明らかにした。
「重症者対策を中心とした医療提供体制の整備を急ぐ」と強調した。重症者の治療に使う人工呼吸器について「1万5千台を確保するとともにさらに増産する」と語った。加藤勝信厚生労働相は5日に「人工呼吸器は3日時点で8000台が使用可能」と話していた。
~省略~
↓厚労省発表の全国のPCR検査数。
↓ここ最近のPCR検査数(一番下が合計値)。
出典:厚労省
PCR検査費1日1500件のア然…“1日2万件”は予算案から消えた
~省略~
コロナ対策の最前線に立つ厚労省の補正予算案は総額1兆6371億円。大まかな内訳は▼感染拡大防止策と医療提供体制の整備及び治療薬の開発=6695億円▼雇用の維持と事業の継続=9627億円▼強靱な経済構造の構築=54億円――だ。この中身について、NHK「日曜討論」(26日放送)で国民民主党の泉健太政調会長がこう発言していた。
「PCR関係には49億円の費用がついている。厚労省にどういう算定なんだと聞いたら、55万件分のPCR検査のお金だと。1日あたりに直すと1500件なんですよ」
絶句である。この期に及んで検査体制の拡充を棚上げするつもりなのか。確かに、厚労省の補正予算案には〈検査体制の確保49億円〉とあり、〈PCR検査等に係る地方衛生研究所における検査費及び保険適用された検査の自己負担分、新型コロナウイルス感染症の発生動向調査等に要する経費を支援する〉と書かれている。過少検査を批判された安倍首相は6日、「PCR検査体制の1日2万件への倍増」を表明したものの、いまだ数千人しか検査せず、累計検査人数は15万692件(27日正午現在)にとどまる。厚労省に問い合わせると、泉への説明を認め、こう答えた。
■「国民の健康と生命を守る」はやはり嘘
「49億円は実績ベースで算出したもので、国内で実施される全てのPCR検査費用に充当します。足りなくなった場合は、追加の補正予算や予備費の活用などでの対応を検討します。予備費も足りなくなれば、財務省と協議することになると思います」(結核感染症課)
~省略~
|
|
安倍首相が4月6日に1日のPCR件数実施件数を「2万件」に増やすと言って2週間以上が経過しましたが、あれから1度も1万件すら超えた試しがありません。 pic.twitter.com/f0EWurcIsD
— 異邦人 (@Narodovlastiye) 2020年4月22日
【口だけ無能宰相】アベはPCR検査2万件を言ってきたが、ちっとも増えず。マスクは欠陥品でしかもわずか4%配れず。休業助成せずに、休業の「強制化」を強めるばかり。やっぱり独裁化か。院内感染も医療崩壊も対策なしでひたすらステイホームの専門家会議がそれを支えている。https://t.co/4TO724KpSR
— 金子勝 (@masaru_kaneko) 2020年4月28日
PCR検査件数を1日2万件に拡大する予算が無くなってたそうです。
PCR検査の結果待ちで亡くなった人や、法医学者が検査すべきと言ったのに、検査しきれないなど、必要な検査がされていません。
「闇雲に検査を増やす話」とは別で、医者が必要と言った検査が出来てないのに。。
https://t.co/vID7LEhPnZ— ひろゆき, Hiroyuki Nishimura (@hiroyuki_ni) 2020年4月28日
首相「医者が必要と考える場合にはすべての患者がPCR検査を受けることができる十分な検査能力を確保する」(2/29)
首相「1日2万件の検査能力を目標」(4/6)
厚労省「1日に約1万5600件の検査ができる」(4/25)実際の検査件数は今月中旬以降の平日だと約7千~約9千件
(朝日)https://t.co/oQSHQ1ry06— 佐藤龍一 (@RyuichiSato) 2020年4月29日
ところで安倍さんはPCR検査2万件って言ったけど一度も2万件いったことないよね。
あれどういうことなんだろ。
まさか一日ではなく累計で2万件ってオチなのかね?— 愛国心の足りないなまけ者 (@tacowasabi0141) 2020年4月25日
「検査件数が減ってる」というから調べたら本当だった。マジで怒りを覚える。
都の20日までのPCR検査数です。
助けを求めるコールは鳴りっぱなしなのに、逆に検査件数は減り続けている。
院内感染激増で検査能力喪失か?1日2万件の検査可能とウソついたアベ、許し難い。https://t.co/2EmXn51DsZ pic.twitter.com/QDKc42u9Fo
— たんぽぽ新別館 (@huwawatanpopo20) 2020年4月22日
改訂でさらに「検査抑制」へ
「厚生労働省にこんな政策決定をさせたのは誰か。これじゃあ、感染者は増えるばかりだ。拡散の抑止ができない」厚労省事務官
安倍政権のPCR検査「ハードル高すぎ」に、厚労官僚からも怒りの声 韓国ではとっくに1日2万件なのに…
https://t.co/ocM2GnIi1i— 昭和おやじ 【安倍政権を打倒せよ】 (@syouwaoyaji) 2020年4月25日
PCR検査1日2万件の目標も5割すら達成できないどころか、住所地あたりマスク2枚の目標すら4%達成の瀬戸際が続いている安倍政権の体たらくと比較してみれば、外出自粛要請により主要都市で人手が7〜8割程度減ったというのは驚異的な成果です。市民はよくやっています。政府がゴミなんです。
— じこぼう (@kinkuma0327) 2020年4月28日
|
|
安倍総理による「PCR検査を1日2万件に増やす」はやっぱりウソ!それどころか予算が全く足りていない疑いも…
出典:YouTube
初めて緊急事態宣言が出された時に、安倍総理が「PCR検査を1日2万件にまで拡大する」なんて豪語してたけど、私たちが強く疑っていた通り、やっぱり大ウソだったわね!
ていうか、そもそも、PCR検査の予算そのものが全く足りてない疑いすら出てきちゃってるじゃないのよっ!!
ほんとに、笑っちゃうくらいに予想通りだったね。
そもそも、PCR検査を大幅に増やせば増やすほど、政府発表の感染者数がどんどん膨れ上がっていくことは当然なのだから、そうなると、場合によっては、鉄道などの交通手段も止める必要に迫られる可能性がある上に、初期段階においての対応のまずさや、五輪を強行したいがために大々的な感染拡大防止策を怠っていたことなどをより強く追及されることになるのは確実だからね。
そういう意味でも、「誠実・素直・真面目」などから最もかけ離れた精神性を持つ安倍総理が、しかるべき水準までにPCR検査を拡大させることそのものが、ちょっと考えられないことなんだよね。
そして、ボクが見たところ、やはり、「安倍総理の緊急事態宣言がある程度うまくいっている」ことを演出するための工作や情報操作などが行なわれているように感じられるし、今後も同じような調子で、PCR検査が抑制されていく可能性が高いのではとみている。
政府が発表している感染者数は、ここ数日で都内や全国規模でやや少なくなってきているけど、確かに、(真面目で従順な日本国民によって)不要不急の外出が大きく減っていることで、感染スピードが弱まっている可能性はあるもの、その一方で、(PCR検査の抑制などの)意図的な操作によって、感染者が少なく出されている疑いも拭いきれない。
新型コロナ(COVID-19)は、主にS型とL型という異なるタイプがあるものとみられており、日本国内で蔓延しているのは、比較的攻撃性が低いS型とみられているけど、いまだ多くの謎に包まれているCOVID-19のより詳しい実態を知るためにも、出来るだけ多くのPCR検査を行なうことで、感染数や死亡率などの出来るだけ詳細なデータを把握する必要があるはずなんだけど…。
安倍政権がこれらを全くやろうとしないせいで、COVID-19の詳しい生態や性質を把握する点においても「大きな妨げ」になってしまっているのが現状だ。
とにかく、相変わらず安倍政権は、新型コロナの感染実態を意図的にモヤモヤにしては、真相や実態を握りつぶすような動きを見せているってことね!
どちらにしても、安倍総理の重大な嘘発言を見逃すわけにはいかないですし、私たち自身が感性と判断力を失わないようにしながら、自分自身を守るための対応を徹底していく必要がありそうだわ。
この記事が「良かった」「共感した」「参考になった」「役に立った」と思ったら、カンパ(ご支援)いただけますと嬉しいです!
●(new)クリエイター支援サイト「Ci-en」を通じた支援(クレジット・銀行振込・電子マネー等多くの支払い方法に対応)
100円~50,000円まで、自由に金額を設定しチップを贈ることが出来ます。(Ci-enを通じた詳しい支援の仕方はこちら)
↓「Ci-en」を通じた当サイトへのご支援はこちらから↓
●「note」を通じての支援(ゆるねとにゅーすイメージソングの購入…価格500円・税込・クレジットまたはモバイル決済)
楽曲の購入とは別に、クリエイターサポート機能を利用することで、100円~10万円までご支援いただけます。
楽曲を購入せずに、サポートのみ(100円~10万円)を行なうことも可能です。
(サポート機能について詳しくはこちら)
●月額ウェブマガジン「ゆるねとパートナーズ」のご購読(クレジット決済または銀行自動引き落とし)
およそ3日に一度配信(月10回)されるウェブマガジン「ゆるねと通信」や、管理人やキャラクターによる動画配信、不定期配信の会員限定記事などをお届けいたします。
金額は月500円~ご自由にお選びいただけます。
決済方法は、PayPalによるクレジット決済または銀行の自動引き落としです。
詳しくは「ゆるねとパートナーズ」のウェブサイトをご覧くださいませ。
|
|