自民党は「スタンディングオベーションは自然発生だった」と釈明するも…
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起立・拍手、今後は自粛=与野党
民進党は27日午前の衆院議院運営委員会理事会で、26日の衆院本会議で安倍晋三首相の演説中に自民党議員が立ち上がって拍手したことについて抗議した。
共産党、日本維新の会も同調した。これに対し自民党側は「申し合わせてやったことではなく自然発生的に起こった」と釈明。
このサイトでも話題にした、安倍総理の所信表明演説の途中で自民党議員全員がスタンディングオベーションのパフォーマンスを行なった件だけど、国民や野党、(仲間であるはずの)維新までもから批判が出てきたことを受けて、自民党側は「あれは自然発生的に起こったものだ」と説明。
なんとまあ白々しいことを言うものだと思ったけど、リテラによると、あれは安倍総理の側近の幹部や閣僚が事前に指示を出していたとのことらしい。
ボクも最初の時点で、あらかじめ考えられた演出であることを疑っていたけど、やはり大方そのようだったようだね。
もはや北朝鮮、安倍首相の所信表明「自民党議員の起立・拍手」の裏側! 見た目の異様さ以上に恐ろしい事態が
「今回のパフォーマンスは、安倍さんの側近幹部や閣僚が手下の若手議員に事前に指令を出し、リードさせたものらしいですが、最終的にはほぼ自民党議員全員が立ち上がって拍手を送っていた。これは、今の自民党の状況をそのまま物語っているといえるでしょう。安倍首相の独裁体制が完全にできあがっていて、誰も逆らえない。若手議員はむしろ、政権中枢に取り入るために、率先してタカ派的姿勢、歴史修正主義的姿勢をアピールしている状態です」(政治評論家)
ウフフ、やっぱりそうだったのね。
ところで、ネット上では、安倍総理の今回の演説の「台本」らしきものの画像が出回っていて、かなり色々と盛り上がっているみたいよっ。
それが↓これなんだけど、これって本物なのかしら?
「水を飲む」も原稿通り。 pic.twitter.com/s7w5Az46lz
— 非一般ニュースはアカウント凍結 (@kininaru2014111) 2016年9月26日
今日もバカのひとつ覚えのように、アベノミクスを加速しデフレからの脱却とか言っていたが。1世帯あたりの平均所得は392万6000円で、前回2011年より12万1000円の減少だった。2005年調査との比較では73万2000円減っている。https://t.co/DuQDiC6j8zpic.twitter.com/SlYE99xcIn
— 非一般ニュースはアカウント凍結 (@kininaru2014111) 2016年9月26日
ほほう!
こりゃ、なかなか興味深いものだな。
これが本物なのか少し調べてみたけど、最新の情報によると、これはどうやら、2013年の施政方針演説においての安倍総理のカンペであったようだ。
よって、今回のカンペに拍手の指示が書かれていたのかどうかは、現時点では確認が取れていないけど、過去の演説と今回のものが酷似していたこと、そして、以前のものには確かに拍手までもが指示されているものが存在していることが分かったね。
ちなみに、これ以外にも過去の演説のカンペを見てみると、簡単な漢字に振り仮名が振っていたり、細かい指示が書かれていることが分かる。
↓過去の振り仮名が振られたカンペの一例。
出典:Twitter(@Chavern_Club)
出典:Twitter(@A_Train_Man)
※安倍首相の演説、海外でカンペ画像が報じられる「顔を上げ拍手促す」
あらら。
「日本の総理はバ○にしかやらせない」ってジャパンハンドラーのマイケル・グリーンさんが言ったらしいけど、これを見ると、結構本当みたいね…。
悲しい現実だけど、日本の国会というのも、(テレビ番組ほどではないにしろ)あらかじめある程度のシナリオが決められていて、官僚が作った文章や演出を、言われたとおりに読み上げ、演じているというのが実情ということだろう。
つまり、日本の総理大臣というのは、頭の良さや機転の良さなどよりも、「演技力の上手さ」を求められるということかもしれんな。
どちらにしても、過去のものにも拍手を促している台本が見つかっているし、やはり今回の一連のパフォーマンスは、あらかじめ一部の人間によって練られていたもので、「自然発生だった」という自民党の説明は嘘である可能性が高いかと思われる。
言ってみれば、最近の政治は、ますますテレビ番組さながらに、国民に向けてのヤラセや洗脳がふんだんに盛り込まれるようになってきたということかもしれないね。
いよいよ、メディアだけにとどまらず、何から何まで嘘や情報操作で埋め尽くされた世界に向かっていくのね。
こういう一件を見ても、ますます退廃した世界に突入したことを強く感じずにはいられないわ…。
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