どんなにゅーす?
・安倍総理が、中国が主導するAIIB(アジアインフラ投資銀行)の参加に突如前向きな発言を行なった。
・ところが、安倍総理はAIIBについて、過去には「悪い高利貸」 などと酷評したり、鳩山元総理が同銀行の顧問委員に就任した上で日本の参加を呼びかけたところ、安倍政権のネット支持者から誹謗中傷が殺到していた経緯があることから、今回の安倍総理の変わり身の早さなどに呆れる声も相次いでいる。
|
|
疑問解消ならAIIB参加も=中韓首脳と7月会談意向-安倍首相
安倍晋三首相は15日、CNBCなどのインタビューで、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加について「疑問点が解消されれば前向きに考える」と表明した。従来の慎重姿勢を修正した形だ。
~省略~
首相はまた、7月にドイツで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせ、中国の習近平国家主席、韓国の文在寅大統領とそれぞれ首脳会談を行いたいとの意向を表明。今月下旬のイタリアでの先進7カ国(G7)首脳会議では、トランプ米大統領と北朝鮮問題を協議する考えを示した。
出典:中国の反応ブログ
|
|
↓過去に安倍総理はAIIBを「悪い高利貸」と酷評。
首相、アジア投資銀は「悪い高利貸」
G7で懸念共有安倍晋三首相は20日のBSフジ番組で、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)を「悪い高利貸からお金を借りた企業は、その場しのぎとしても未来を失ってしまう」とけん制した。組織運営を問題視した形で「参加を表明している主要7カ国(G7)も基本的に同じ懸念を持っている」とも指摘した。
参加する英独仏と「AIIBの中、外で協力しながら中国に懸念の答えを求めると一致している」とし、日本の参加は「国民の富を出資するわけだから当然慎重でなければならない」と語った。
●鳩山氏「AIIB顧問」就任報道が波紋 ツイッターは炎上、与党からも「国益損なう」の声【J-CASTニュース 2016.6.26.】
↓さらには、鳩山氏からの参加呼びかけに対し、つい先日には産経新聞が安倍政権ネット支持者と一緒に鳩山氏を小バカにしながら攻撃。
鳩山由紀夫元首相「日本は今こそAIIBに入るべきです」 ツイッターに皮肉や批判殺到
鳩山由紀夫元首相が自身のツイッターで、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席の首脳会談に言及し、「日本のメディアには政府にとって面白くないから書かないのでしょうが、トランプと習近平の首脳会談でトランプはアジアインフラ投資銀行(AIIB)について前向きな発言をしたとのこと」(原文ママ)と記していたことが19日、分かった。
その上で、「日本はアメリカの後塵(こうじん)を拝してはいけません。今こそ日本はAIIBに入るべきです」と訴えた。
~省略~
ツイッターには鳩山氏への皮肉や批判的なコメントが殺到。「国賊的活動はいい加減に止めて下さいね」「私は鳩山由紀夫先生に孔子平和賞をという運動を立ち上げたい」「ワシはイグノーベル賞を推薦したい」などと投稿される結果を招いた。
|
|
トランプ政権が辿り始めた親中路線とにわかにシンクロし始めた安倍政権!あまりの変わり身の早さとポリシーのなさに呆れる声が多数
2015年鳩山元首相、クリミア半島を訪問。
普通の日本人は、鳩山は国賊だと激昂した。
2016年安倍首相「クリミア問題を議論する事はない」2016年鳩山元首相、AIIB顧問就任。
普通の日本人は、鳩山は国賊だと激昂した。
2017年安倍首相「(AIIB参加を)前向きに考える」— 日本人ジョーク(bot) (@Japanese_Joke) 2017年5月15日
ああみっともない。「疑問解消ならAIIB参加も=中韓首脳と7月会談意向―安倍首相」どんな疑問があってどう解消したんですかね。米国が14日北京で「一帯一路」の国際会議に国家安全保障会議上級アジア部長であるポッティンガー氏を派遣したのを見て、慌てているだけじゃないですか。
— 孫崎 享 (@magosaki_ukeru) 2017年5月15日
首相、AIIB参加前向きhttps://t.co/UCPE0g7VSr
安倍晋三一味界隈は、鳩山由紀夫と同じように安倍晋三も罵倒するのかね?— 空 【安倍政権打倒!】 (@kskt21) 2017年5月16日
自民党にもまともな経済政策を提言できる人がいた。AIIB不参加は数多い安倍政権の経済失策の中でもかなりでかいミスだからなぁ。 / “自民・二階俊博幹事長、中国主導のAIIB「日本参加の早期決断を」 – 産経ニュース” https://t.co/r3RjvrLywE
— でかいの (@dekaino) 2017年5月15日
時代はウォール街金融資本や1%グローバリストを利するだけのTPPから中国主導のAIIBへ。1%オリガルヒと国営級の崩壊寸前の大銀行に貢ぐためにジャブジャブ裏付けのない紙幣を刷ったFRBから金本位制の新金融システムへ。
もはや世界は安倍晋三なんかに用はない。— BillyCane (@GandhiJump) 2017年5月12日
安倍とその取り巻きのウヨが言っていた中国包囲網とやらはどこにいった
首相、AIIB参加前向き 疑問解消されれば検討 | 2017/5/16 – 共同通信 47NEWS https://t.co/zHO0DmuwUh— kansasland (@joe_sat_an) 2017年5月16日
鳩山由紀夫が同じこと言ったらみんな叩いたのに、安倍さんが言うと叩かない? / 首相、AIIB参加前向き 疑問解消されれば検討 (共同通信 47NEWS)https://t.co/yWi52FdzZn #NewsPicks
— 中山達樹 Tatsu Nakayama (@77Tatsu) 2017年5月16日
安倍晋三首相 AIIB参加「疑問解消されれば前向きに考える」 米との連携強調 https://t.co/KWtnNeqD28 @Sankei_newsから
AIIBを批判していたにも関わらず、他国がどんどん参加して中国包囲網とかどこかいっちゃったもんな。— けびいし (@kebiisi) 2017年5月16日
安倍総理が、過去にあそこまで酷評していたAIIBの参加に突如前向きな発言を行なったようです。
この突然の変わり身の早さにネット上でも批判が殺到していて、慌てて閣僚たちが火消しに走っているようですが、見たところ、安倍政権は最近特に加速させていた「中国敵視政策」を急に引っ込め始めたみたいです。
北朝鮮問題やそれに伴うトランプ政権の動きなどとあいまって、最近急に中国の存在感が世界的に増してきている感じがあるし、平たく言うと、最近アメリカ政府が急激に中国と距離を縮め始めてきているので、安倍政権も脊髄反射的にこれに同調し、「中国敵視政策」を引っ込め始めているということだろう。
確かに、ここまで中国の影響力が世界で増してきている中で、全面的に中国と対立してもいいことはほとんどないし、そもそも、すでに中国とは経済的に切っても切れないほどに互恵関係が出来上がっている状況なので、中国と関係を断絶すればそれこそ日本の方が大打撃を食らうのは誰が考えても分かるだろう。
(国内経済がまるでダメな中で、安倍総理もちゃっかりと中国人観光客に日本経済の下支えを頼っちゃっている状況だからね。)
今回のAIIB参加の動きも親中派の二階氏が一枚噛んでいることが考えられるけど、まあそれにしても、安倍総理のポリシーのなさや鳩山元総理への誹謗中傷の件は本当に酷い。
毎度お馴染みの産経新聞が、安倍政権断固支持の思考停止のネット民(ネット工作員含む)と一緒になって鳩山氏をおもしろおかしく中傷する記事を出しているけど、鳩山氏が言うと罵詈雑言を浴びせるのに、安倍総理が同じことを言うと今度は支持しちゃうのだろうか?
こうした連中のあまりの身勝手さと反知性、インチキすぎる報道姿勢に呆れて物も言えないけど、これでますます安倍政権による、ただ無条件にアメリカの動きの追随するだけの「マリオネット(操り人形)ぶり」が明らかになったといえるだろう。
とにかく、産経新聞や安倍政権をカルト宗教のように信奉しているネットユーザーたちに悪影響を受けないように、私たちはこれらを常に批判的に見ておく必要がありますね。
このサイトを日頃から見てくれている読者のみんなであれば、もはやこういう類の連中に引っ掛かることはないと思うけど、今回の安倍政権の絶望的なアメポチ具合と節操のなさについても、強く批判をしていく必要があると思うよ。
この記事が「良かった」「共感した」「参考になった」「役に立った」と思ったら、カンパ(ご支援)いただけますと嬉しいです!
●(new)クリエイター支援サイト「Ci-en」を通じた支援(クレジット・銀行振込・電子マネー等多くの支払い方法に対応)
100円~50,000円まで、自由に金額を設定しチップを贈ることが出来ます。(Ci-enを通じた詳しい支援の仕方はこちら)
↓「Ci-en」を通じた当サイトへのご支援はこちらから↓
●「note」を通じての支援(ゆるねとにゅーすイメージソングの購入…価格500円・税込・クレジットまたはモバイル決済)
楽曲の購入とは別に、クリエイターサポート機能を利用することで、100円~10万円までご支援いただけます。
楽曲を購入せずに、サポートのみ(100円~10万円)を行なうことも可能です。
(サポート機能について詳しくはこちら)
●月額ウェブマガジン「ゆるねとパートナーズ」のご購読(クレジット決済または銀行自動引き落とし)
およそ3日に一度配信(月10回)されるウェブマガジン「ゆるねと通信」や、管理人やキャラクターによる動画配信、不定期配信の会員限定記事などをお届けいたします。
金額は月500円~ご自由にお選びいただけます。
決済方法は、PayPalによるクレジット決済または銀行の自動引き落としです。
詳しくは「ゆるねとパートナーズ」のウェブサイトをご覧くださいませ。
|
|