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(ゆるねと通信 2022年4月12日号)
日本映画界の闇と腐敗が次々と明らかに!性加害報道の園子温監督がメディアへの法的措置を表明!
園子温の性加害を出演女優らが告発!「主演にはだいたい手を出した」と豪語する大物監督の“卑劣な要求”
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一連の報道を受けて、西川美和、是枝裕和などの映画監督有志らが、
《加害行為は、最近になって突然増えたわけではありません。残念ながらはるか以前から繰り返されてきました》
と声明を発表。
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「確かに、すべての監督がそうでないにせよ、少なからず現実に起こっている“異常”な実態があるんです」
そう話すのは、さる映画配給会社の幹部だ。話を続ける。
「今も平気で“俺とヤッたら仕事をやる”と言う映画監督がいます。彼の作る映画は評価が高く、作品に出たがる女優はたくさんいます。それを利用して、彼は当たり前のように女優たちに手を出している。それが、園子温です」
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前出の映画配給会社の幹部が明かす。
「出演予定の女優を園監督が自分の事務所に呼び出して、性行為を迫ったけれど、彼女は断った。すると園監督は前の作品に出ていた別の女優を呼び出して、目の前で性行為を始めたというんです。それを見せられた女優が驚いて固まっていたら、一緒にいた助監督が外に連れ出してくれて。助かった……と思っていたら、今度はその助監督が彼女をラブホテルに連れ込もうとしたというのです……」
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別の女優からは、こんな話も聞いたという。
「マネージャーと一緒にアトリエに呼ばれて3人でビールを飲んでいたら、いきなり園さんが脱ぎ始めて“ふたりでして”と要求してきたそうです。結局、園さんは飲みすぎたせいか、途中でやめてしまったみたいですけど」
これだけではない。元女優で音楽活動もしていたCさんは、怒りをあらわにする。
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別の女優からは、こんな話も聞いたという。
「10年ほど前、枕営業を公言していた女優さんに誘われて、俳優Tの自宅で行われていた7~8人ほどでの飲み会に参加しました。時間が深くなると参加者たちはなんとなく帰るような空気になり、私もそのタイミングで帰ろうと、エレベーターで降りました。
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向かいに座っていたはずの園だったが、話をしながらだんだんCさんに近寄ってきて、いつの間にか隣に。
「肩に腕を回して、突然キスされて……。私は驚いて“本当にやめてください。さっき、奥さんに感謝してるって言ってたじゃないですか”と。すると、今度は違う話をし始めて、抱きついてきたんです」
その後も押し問答が続く。
「ずっと抵抗していると“俺は業界で有名なヤリチンだよ?”って言ってきました。言い間違えだったようで“違う、違う! 有名なアゲチン!”と焦っていましたが……。そして“俺、ハットがすごい好きなんだよ。コレクション見せるよ”と、別の部屋に案内されました」
その部屋が、寝室だった。
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「私は、絶対に寝室に入りたくなかったので、ドアの外からハットを見ていました。でも、強引に腕を引っ張られ、ベッドに押し倒されて馬乗りされました。そして、キスをされたり、首元を舐められたり、胸を揉まれたり……。私の身体に股間を押しつけてきて触らせようとしてきたり、服の首元から、中に手を入れられたりもしました」
どうにか部屋を出ようと、Cさんは床に転がり下りた。
「園は服を脱いで、“見て見て”と言ってきました。その隙に荷物を取って、なんとか逃げ帰ることができて。お酒が入っていたこともあり、追いかけてはきませんでした」
しかし、その後も一方的な連絡が続いたという。
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園子温監督めぐり千秋が過去に意味深ツイート 「脱ぐのはやだったんだ」…性加害報道後に再注目
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一連の報道を受け、千秋さんによる過去のツイートに再び注目が集まっている。千秋さんは2014年6月、デビュー前に園監督からスカウトを受けたとして当時を振り返る投稿をしていた。
「事務所も勿論知らないし初めて言うんだけど、デビュー前の素人時代に園子温監督にスカウトされたことがあるんだが、監督は覚えてないだろうな。中野の事務所に行った事がある。あの時の呪いなのか、わたしは未だに映画というものに出れた事がない。無縁極まりない。でも脱ぐのはやだったんだ」
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出典:YouTube
「園子温監督の右腕」有名プロデューサーが女優に性的写真要求メール
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女優のA子さんが梅川氏からの性被害を明かす。
「出会ったのは2019年7月。私が出演していた舞台に招待枠で観劇に来ていました。打ち上げにも同席して、別れ際に『舞台の感想とかお話ししたいから、お食事しましょう』と言われ、連絡先を交換しました」
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「最初は舞台の話をしていたのですが、杯を重ねるにつれ性的な話題ばかりになった。『彼氏はいるの? どんなセックスが好きなの?』『女優は脱がなきゃいけないときもある。セックスについてちゃんと話をしてもいいと思うよ』などと言われて戸惑いました」
トイレで性的な写真を撮影して送るように強要
さらに酔いが進んだ梅川氏は、そろそろ終電なので帰りたい旨を伝えるA子さんに、「女優としてやっていきたいなら、もうちょっと飲もう。お付き合いは大事だよ。二軒目、僕がよく行く店があるから」などと言い、帰ることを許そうとしなかった。
それでも帰りたいとA子が訴えると、トイレで性的な写真を撮影して送るように強要したのだった。
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さらに、梅川氏による女優に対する性加害を巡っては、他の関係者からも、女優を強引にハプニングバーに連れていくなどの多くの証言が寄せられた。
プロデューサーの優越的地位を最大限に利用してもいた。
「女優の自宅までついて行き、性行為を断られると、その女優のキャスティングはすでに決まっていたのに、降板させました」(映画関係者)
梅川氏に質問状を送り回答を求めると、当初は「分かりました」と言ったが、結局回答はなく、本人に直撃するも、「今回はノーコメントで」と言うだけだった。
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想像通りに、日本映画界における常軌を逸した性加害の実態が芋づる式に出てきています。
榊英雄氏、木下ほうか氏に続き、新たに週刊誌が報じたのは、園子温監督と彼の右腕とされてきた映画プロデューサー・梅川治男氏で、是枝監督らによる「加害行為は、最近になって突然増えたわけではありません。残念ながらはるか以前から繰り返されてきました」との声明が全てを物語っているといえるでしょう。
特に一昔前の映画やテレビドラマなどは、現在と比べても性的なシーンが作品内に多く差し込まれていたように感じるけど、おそらくその頃から、飲み会やオーデイション、打ち合わせなどの段階から、女優さんに対して性行為を強要したり、「演技指導」などと称したセクハラが当たり前のように横行してきたのだろう。
これらはまさしく、監督・プロデューサーなどの権威や肩書を悪用した性暴力行為にほかならず、これらの性暴力によって数えきれないほどの女優さんが心に深い傷を負わされてきたことが想像される。
上に名前が出ている中では、特に園子温監督の映画においては、性的なシーンが多く描かれているけど、性的な描写をどうしても取り入れたいのであれば、事務所や書面などを通じて事前にキャスト側ときちんと合意形成をしていくことが必要不可欠だろう。
日本の映画界において最も問題なのは、地位や立場の差をいいことに、(自らの性的欲求を満たすために)女優さんとの合意形成もないままに無理やり性的行為を強要していることであり、やっていることは、安倍トモジャーナリストの立場を悪用して伊藤詩織さんに性暴力を働いた山口敬之氏などとも大差ありません。
それだけ、女性側の尊厳や権利を軽視しているということだろうし、(出演強要問題などを機に)事前に書面などを通じてきちんと合意形成した上で撮影を行なうようになっているAV業界よりもよっぽど腐っているといわざるを得ない。
園子温監督は「事実と異なる部分がある」としてメディアに対して法的措置を行なうことを明言しているけど、制作者側が自分たちの腐敗体質を真摯に認め根本的に体質改善しようとしない限り、今後も女優側からの告発が止まらなくなっていくことで、日本映画界は自滅の道を突き進んでいくことになりそうだ。
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