オレンジの服を着せられていたのは、イスラム国(ISIS)に引き渡すことの意思表明か
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ネット画像、シリアで不明の安田さんか 手書きの日本語
さらに、日本側が応じなければ、過激派組織「イスラム国」(IS)と人質を交換するため安田さんを引き渡すだろう、とも述べたという。実際にヌスラ戦線が安田さんを拘束しているのかどうかは不明で、別の組織が名前を利用している可能性もある。
安田さんが、湯川さんや後藤さんと同じオレンジ色の服を着させられていることが気になったけど、これはどうやら安田さんを拘束しているヌスラ戦線がイスラム国に引き渡す意思表明のために着せた可能性があるね。
・・・ということは、このまま放っておくと、いよいよ湯川さんや後藤さんと同じように、イスラム国に残忍な方法で殺害されてしまう可能性が出てくるな。(これは非常にマズい状況だ。)
やっぱり、いくら自分の判断でシリアに入ったとはいえ、このまま見殺しにしまうのはあんまりだと思うわ。
だって、前の記事でも管理人さんに教えてもらったけど、危険地帯に入って取材をするような戦場ジャーナリストって、やっぱり私たちにとって必要な人だと思うもの。
例えば、ツイッターなんかを見ると、過去のこんな安田さんの発言を根拠に「こういうヤツは助ける必要が無い!」っていう意見が多数出ているようだ。
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他人を簡単に見捨てる人間は、いつか必ず自分も見捨てられる
↓ネット上で批判が殺到している安田さんの過去のツイッター上での発言。
引用:安田純平 Twitter
・・・
これはとっても大事なことだから、しっかりと話そうと思うんだけど…
その人個人がいくら過去にどんな発言をしようが、何回か武装勢力に捕まってその度に助けてもらっていようが、日本国憲法(13条)において「国民(個人)の生命を尊重」する規定が書かれている以上、政府は日本国民の生命を優先的に守らなければならないんだ。
もし政府がこんな憲法の規定を守らずに、安田さんを見殺しにしてしまった場合、国民がそれに同調をしたのだとしたら、言い換えると安倍政権が憲法を守らなかったことに国民が同意してしまったことになるんだよ。
「勝手に危険地帯に行ったんだから、もう助ける必要はない」っていう考え方も分からなくはないけれど、政府が国民の命を守る憲法の大原則を破ることを認めてしまったり、これ自体が国民にとって普通の感覚になっていくと、いずれは思わぬところで国民自身にすべて跳ね返って来るとボクは思う。いわゆるブーメランってヤツだ。
例えば、安田さんのこの話を「自己責任だ」と言って、「命乞いをするな」「帰ってくるな」って突き放すのだとしたら、自分たちが憲法を改正しようとする安倍政権を支持したことで、その先に日本国内で戦争や無差別テロが起こったのだとしたら、「あの時安倍政権を選んだ国民の自己責任だ、諦めて犠牲になれ!」ってな話になっても誰も文句が言えなくなる。
人に「自己責任」を突きつけるのだとしたら、自分自身も同じような「自己責任」を負わなければならなくなる。
別に仕事上の失敗や他愛のないものなら自己責任論もいいと思うけど、人間の生命に関わる話に自己責任論を安易に持ち出すのは、このようにとても危ういものなんだよ。
つ、つまり、命に関わる話で自己責任論を人に突きつけてしまうと、いつかそれが自分にも返ってきてしまう…ってことね。
そしてさらに言えば、それは憲法を無視することにも繋がって、私たちの生命がますます軽くなっていってしまうことにも繋がるってことなのね。
あおいちゃん、その通りだ。
こういう例からも分かるように、憲法が定められている法治国家では、ボクたちも政治家も「憲法を守ること」を何より優先させなければならない。
そして、それによって、よりボクたちの命の価値も高まって、生命を最大限に尊重されて、安心安全な生活が送れることに繋がるんだよ。
・・・だけど、今の多くの日本人は、そういう根本的な本質を完全に忘れられてしまっていて(つまり、権力側から完全に洗脳されてしまっていて)、自らの生命をますます自分から危険な状況に晒していってしまう方向に進んできていることが、とても気になる。
「自殺に向かっている日本人」って揶揄している記事を見たことがあるけど、ボクもこのままではますます危うい方向に向かっていってしまうことを心配している。
とにかく、「人に対して冷酷に振舞った人間は、いつか必ずそれが自分に返ってきてしまう」ということをまずは覚えておこう。(これってすごく当たり前のことだけどね…)
管理人さん、分かったわ!
私も普段から、もっと自分に謙虚になりつつ、人に優しくするように気をつけようと思うわ!
もちろん、必要以上に謙虚になりすぎて卑屈になる必要はないし、要は、無力な国民同士、いがみ合わず仲良くしていこうってことだ。
あおいちゃんの、そのおかしなところをズバッという切れの鋭さも最高の個性だし、権力についている人間や強い者たちのおかしいと思った部分は恐れずにしっかりと声を上げていこう。
それならまかせて!わたしらしさを失わないように、これからもしっかりと自分の意見を言えるようにするわね。
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