どんなにゅーす?
・2017年4月上旬にトランプ政権が朝鮮近海に送り込んだはずの、カール・ビンソンを旗艦にした「空母打撃軍」が、実際には全然違う方向のインド洋での演習に向かっていたことが発覚。
・トランプ大統領は「大艦隊を朝鮮近海に送り込んだ」と語っていたものの、実際には朝鮮近海にほとんど艦隊が存在していなかった可能性がある。
・なぜこのような事態になったのははっきりしておらず、改めて空母打撃軍は朝鮮半島に向かい始めており、朝鮮近海に到着するのは4月末頃の見込みだという。
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米原子力空母 朝鮮半島と反対のインド洋へ
ホワイトハウスは先週、原子力空母「カール・ビンソン」が朝鮮半島の近海に向かっているとして、北朝鮮への「大きな抑止力になる」と説明していた。しかし、ニューヨークタイムズによると、先週の時点で「カール・ビンソン」は、予定されていた軍事演習のため朝鮮半島とは反対のインド洋に向かっていたという。
米空母、朝鮮半島向かわずインド洋に移動 連絡ミスか
(CNN) 北朝鮮による挑発行為への対抗措置として、シンガポールから朝鮮半島近海へ派遣されたはずの米原子力空母カール・ビンソンが、実際は逆方向にあるインド洋での演習に向かっていたことが19日までに分かった。
米国のある政権高官は、国防総省とホワイトハウスの間に連絡ミスがあったとの見方を示している。~省略~
複数の国防当局者がCNNに語ったところによると、打撃群は今月末までに朝鮮半島近海に到着する見通しだという。
今回派遣された打撃群は、戦闘機を60機あまり搭載できるカール・ビンソンをはじめ、ミサイル駆逐艦の「ウェイン・E・マイヤー」と「マイケル・マーフィー」、ミサイル巡洋艦「レイク・シャンプレイン」などで構成されている。
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コロンブス「インドへ行くよっ!」→アメリカに着く
アメリカ原子力空母カール・ビンソン
「朝鮮半島へ行くよっ!」→インド洋に着く結論:アメリカの船乗りにはコロンブスのDNAが受け継がれている。
— hide (@jidan99) 2017年4月19日
つかさ、今思ったんだけどさ、カールビンソンがインド方面に行って、北朝鮮が安心してミサイル発射や核実験ができるとなると、明らかに私たちにとって『不都合』なのに、「よかった」みたいな論調があるのなんで?
— さとぼん (@satobon99) 2017年4月20日
米空母「カール・ビンソン」は北朝鮮への威嚇で動いていたのではなく、オーストラリア軍との合同演習で逆方向に向かっていたと。それなら先に、自衛隊が北朝鮮の動向を視野に共同演習するといっていた先の日本政府筋の発表というのは何だったのか。意図的な煽りか、ミスか。メディアに詳報を望む。
— 加藤典洋 (@ten_kato) 2017年4月20日
あれだけ騒がれてたカール・ビンソン、朝鮮半島ではなくインド洋に向かっていたって、えぇ…(困惑) pic.twitter.com/jxEM48s9Fk
— 世界の中心で、何かを叫ぶ (@center_of_world) 2017年4月19日
【トランプ政権 北と一戦を交える気は毛頭なし】〝知日派〟元米外交官が一笑に付した金正恩斬首作戦 狙いは日本の防衛予算吊り上げ 原子力空母「カール・ビンソン」の〝緊急配備〟も〝ヤラセ〟だった 調子に乗って危機をあおろうとする日本のメディアは少し反省した方がいい(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/RyYD5Xu7Qr
— KK (@Trapelus) 2017年4月21日
【人気記事】米空母「実は北朝鮮に向かっていなかった」判明までの経緯
朝鮮半島近海へ向かっていたはずのカール・ビンソンが、実は逆方向に向かっていた――。衝撃的なニュースが伝えられたが、なぜこんなことに?https://t.co/iKeYUCii5G #北朝鮮 #空母 pic.twitter.com/ExbJqrEr73— ニューズウィーク日本版 (@Newsweek_JAPAN) 2017年4月21日
7.岩上「朝鮮半島の最新情勢について。北朝鮮を牽制するため朝鮮半島へ向かっていたはずの空母カール・ビンソンが、実際はオーストラリア軍との共同演習に参加していたことが発覚。国防総省とホワイトハウス間に『連絡ミス』なんてありえるのか…」@iwakamiyasumi
— IWJ 実況ch1 (@IWJ_ch1) 2017年4月21日
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前代未聞の珍事件が発生!トランプが送り込んだはずの「強力艦隊」、実際は全然違う海域に行っていた!?
ええええ~~っ!!
トランプさんがあんなに「朝鮮半島に強力な艦隊を送り込んだ」って自信満々に語ってたのに、実際にこの艦隊が全然違うインド洋に向かっていたなんて…っ!
こんなことって有り得るのぉ~!?
てことは、この前の4月15日の一番危なかった時も北朝鮮が万一核実験をやってもアメリカは攻撃できる状態じゃなかったってってこと!?
こりゃボクも驚いてしまったよ。
「連絡ミス」が原因との見方が報道されているけど、まさかそんなはずはないだろう。
ていうか、言い方を変えれば、「意図的な連絡ミス」だったというのであれば、有り得るかも知れないね。
このような”状況”から推測できるのは、「トランプは確かに朝鮮半島への配備」を確実に命じたものの、これが「司令官レベル」で捻じ曲げられ、「インド洋での演習に向かうように」と間違った命令が下されたと考えるべきなのではとボクは思う。
つまり、トランプ本人が今現在も米軍を掌握できていない状況であり、旧ネオコン系の上層部に米軍が牛耳られている実態があるのではないだろうか?
てことは、そのネオコン戦争屋の側は、北朝鮮に軍事攻撃を行なうことに「反対」しているってことなのかしら!?
ああ。ボクはそのように見ているよ。
つまり、これはどういうことかというと、トランプ政権(旧ネオコンと対立関係)は、ネオコンの”傀儡政権”(つまりISと似たようなもの)であるキム王朝を本気で無力化させようとしているものの、ネオコン側の戦略は、逆にキム王朝を生き永らえさせて、常に日本や韓国に対する脅威や対立を植え付けておきたいという思惑があるのではないだろうか。
な、なるほど!
北朝鮮が常に適当に暴れていたほうが、日本や韓国にいる米軍に対して、日韓での存在価値や依存性が高まっていくし、逆に北朝鮮が無力化しちゃうと、日韓のアメリカ依存が薄れて、アメリカと距離を置きやすい展開になっていくってことで、これをネオコンは嫌がっている可能性があるのね!
その通りだ。
だから、トランプが(オバマと違って)北朝鮮を本気でどうにかしようとしている状況をネオコンは心底嫌がっていて、実際に軍事攻撃を行なう可能性が最も高まっていた4月15日にこれをどうにか阻止させるよう、カール・ビンソンの艦隊を全然違う場所に行かせていたと考えれば、ある程度の辻褄が合う気がする。
この事実が発覚した現在は、ようやくカール・ビンソンを朝鮮半島近海に向かわせているみたいだけど、こういう状況である中で実際に攻撃態勢に入るのかどうか不透明になってきた気もする。
どちらにしても、やはりトランプは軍を完全に掌握できていない実態が明らかになった感じだし、改めてネオコンからの強烈な抵抗や妨害を受けている実態が分かったような気がするよ。
…てことは、やっぱりトランプ大統領は旧来の戦争屋勢力の抵抗に困っていて、いずれ完全にネオコンに取り込まれちゃう可能性もあるってことね。
(このコラムでも書いたとおり)トランプはシリア攻撃以来、なんだかネオコンのご機嫌も取りつつも、騙し騙し自分の政策を続けようとしている様子だけど、あんまり期待できる要素が少なくなってきているのは確かかもね。
何とか、武力を用いずに北を健全化させるのがベストなんだけど、ネオコンがこのような状況の中でどうなるか…。
ロシアや中国、国連などの間でも北対策の動きが徐々に出てきたみたいだけど、今後の状況を注視していくこととしよう。
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