どんなにゅーす?
・翁長沖縄県知事が、トランプ大統領の関係者に沖縄基地問題で直訴する目的で渡米したものの、目ぼしい有力者に会えずに日程を終えたことが判明。
・トランプ大統領の側近マティス国防長官が、従来どおりの辺野古移設の方針を口にしている中、基地問題を巡る沖縄の環境は依然厳しい状態が続いている。
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翁長知事、米で有力者に会えず マティス氏とは入れ違い
沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事が3日(日本時間4日)、訪米で予定された日程を終えた。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設反対をトランプ政権に訴える目的だったが、有力者には会えず、逆に米国防長官が入れ違いに訪日して辺野古移設推進を再確認する結果となった。
「(面会者の)3分の1くらいは、沖縄の問題が出たら今日聞いたことを伝えて議論したいと言ってくれた。(過去と比べて)柔軟な議論が出来た」。現地時間の3日夕、翁長知事はワシントンで会見し、成果を強調した。
翁長氏が基地問題を訴える目的で訪米するのは、2014年末の就任以来3度目。今回は下院議員12人や政府機関の日本担当者らと面会したほか、大統領も参加する朝食会で、ティラーソン国務長官にも接触した。ただ、ティラーソン氏とはあいさつを交わした程度で、トランプ氏に近い議員らとの面会もできなかった。面会できた国務省の日本部長らは「辺野古が唯一の解決策」と日本政府と同じ見解を示した。
出典:琉球朝日放送
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翁長知事ですが、トランプ新大統領の誕生で、当初は沖縄の基地問題の解決に期待していた様子でしたけど、今のところマティス長官の声を聞く限り、沖縄の辺野古移設の流れは変わらない感じがしますね…。
おまけに、こうした状況を打破するべく、解決の糸口を掴もうと渡米したものの、これもどうやら空振りに終わってしまったようです。
まだ、全て挨拶程度の表面的な話だけなので、実際にどうなっていくかを判断するのは時期尚早だとは思うし、最近のメディアは、要人の一つの発言もかなり誇張したり、印象を変えて報道することも多いからね。
なので、マティス氏のこの発言がどこまで本当なのかも話半分で聞いておいたほうがいいとは思うけど、ただ、ここまで安倍政権に一方的なアメリカに貢ぐ媚米外交をされちゃうと、翁長知事も少し厳しくなってしまうかもしれないような感じはするね。
それから翁長知事の権力も、安慶田副知事の教員採用をめぐる口利き疑惑などを通じて、最近弱体化してきており、こうした求心力の低下によって、ますます安倍政権の沖縄への圧力が強くなってきている感じがするのも少し心配な状況だ。
この表面的な情報だけで判断するのは難しいけど、日本の沖縄の基地利権を持ついわゆる「日米安保マフィア」と言われる政治家や官僚が、水面下でトランプ当選以降からあらゆる形でトランプ側に働きかけて、密かに関係を構築していた可能性もあるかもしれないし、そもそもトランプ政権のアジア戦略や各国の駐留米軍に関する考え方もまだよく分からないので、もう少し様子を見ておくことにしよう。
なるほど…。
大手メディアは「日米同盟の絆を第一に!」や「辺野古移設は変わらず!」なんて、全てを決め付けにかかったような見出しが躍っていますけど、これらにいちいち影響されずに、冷静にトランプ政権の今後の動きを見ていくことが大事ですね。
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