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【対して日本は…】ニュージーランドで男性議員が赤ちゃんを連れて登院!議長が赤ちゃんにミルクを与える!→各所から称賛の声!

【対して日本は…】ニュージーランドで男性議員が赤ちゃんを連れて登院!議長が赤ちゃんにミルクを与える!→各所から称賛の声!

どんなにゅーす?

・2019年8月21日、ニュージーランドの議会で男性議員が生まれたばかりの赤ちゃんを抱っこして議会に登院。さらには、議長が”ベビーシッター”を買って出て、議員の代わりに哺乳瓶でミルクを与える姿が報じられ、各所で称賛の声が上がっている。

・世界の先進国では、議員が赤ちゃんを連れて登院する事例が増えてきている中で、今回のニュースと比較する形で、日本の熊本市議会において、赤ちゃんを連れて出席しようとした緒方夕佳市議が他議員に取り囲まれて批判を浴び、同伴を断念した出来事が再び報じられることに。日本社会の不寛容さや閉塞性を嘆く声が多く上がっている。

議会審議中に議長が赤ちゃんを抱っこ、ミルクも与え ニュージーランド

ニュージーランド議会で21日、与党議員が赤ちゃん誕生後に赤ちゃんを連れて初めて登院したところ、審議中に議長が議長席で代わりに赤ちゃんを抱き、哺乳瓶でミルクを与えながら議事を進める一幕があった。
トレヴァー・マラード議長は、議長席でタマティ・コフィー議員の息子を抱いている自分の姿をツイートした。

~省略~

コフィー議員はニュージーランドのニュースサイト「Newshub」に対して、「議会全体の同僚たちに本当に支えられている」気がしたと話した。
近年では世界各国の議会で、議員たちが次々に赤ちゃんを連れて登院している。
イギリスでは野党・自由民主党のジョー・スウィンソン代表が2018年に赤ちゃん同伴で審議に出席し、話題となった。オーストラリアでは2017年に緑の党のラリッサ・ウォーターズ上院議員が議席で赤ちゃんに授乳し、注目された。
日本では2017年11月、熊本市議会の緒方夕佳市議が生後7カ月の長男を抱いて市議会に出席しようとしたところ、周りの議員らに批判され、同伴を断念した。
昨年9月には、ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相が生後3カ月の娘を同伴して国連総会に出席し、初演説した。

【BBC 2019.8.22.】

国の議会の雰囲気をみれば、大抵その国の「社会の質」が分かる!ニュージーランドの”寛容さ”と日本の”不寛容さ”のコントラストが話題に!

出典:YouTube

子連れで議会出席の市議に文書での「厳重注意」 熊本市議会、押し問答、開始遅れの混乱巡り

熊本市の女性市議が赤ちゃんを連れて議会に出席しようとしたことが、議会のルールに抵触し混乱を招いたとして、熊本市議会は29日、今後の対応を協議するため、議会運営委員会を開き、議事進行を妨げたとして、文書での厳重注意とすることを決めた。

~省略~

【産経新聞 2017.11.29.】

出典:産経新聞

これはすごいですぅ!
男性議員さんが議会に連れてきた赤ちゃんを男性の議長さんが抱っこして、さらにはミルクをあげるなんて…!!
こんなの、日本じゃ絶対に考えられないような話ですぅ~!!

ニュージーランドに限らず、オーストラリアやイギリスでも赤ちゃんを連れて議会に出席するケースが増えているみたいだし、こういうニュースを観ても、私たちの日本がいかに閉鎖的で排他的な風潮に包まれているのかが痛感されるわね。

そうだね。
ちょっとみんなにも想像してみて欲しいんだけど、国家の根幹をなしている国会(や地方議会)の雰囲気をみると、その国の社会全体の性質や体質が手に取るように分かるものだ。

こんな風に赤ちゃんを気軽に同伴させることが出来るニュージーランドの議会の雰囲気をみれば、その国全体の「大らかで弱者に優しい空気」が想像できるし、一方で、北朝鮮や中国の議会の雰囲気をみれば、いかに堅苦しく息苦しい社会なのかが想像できるだろう。
ボクたちの日本の国会をみてみると、年々その質が低下し続けており、丁寧な議論も放棄しては政権の不祥事に対する説明もおざなりのまま、政権の都合がいいように次々強行採決を繰り返しているような状況だし、こうした、民主主義や三権分立を軽視するような独裁的な国会の風潮が、ボクたち一般国民の社会にも着実に浸透しつつある状況だ。

こういう風に考えてみると、女性が男性同様に気兼ねなく多くの意見を表明したり、議員が気軽に赤ちゃんを同伴できるような議会が日常的な光景になれば、おのずと社会全体が「寛容で社会弱者に優しい雰囲気」に変わっていくことが想像できるかと思うし、逆に、男尊女卑的で排他的な雰囲気が支配している議会が日常的な光景である限り、社会全体も閉鎖的で不寛容な雰囲気が支配するようになるってことだ。

私たちの国では、議員さんに加えて一般の国民の人たちからさえ、赤ちゃんの同伴や(れいわ新選組が初めて行なった)障害者の議会参加などに対して、強い拒否感や否定的な声が上がるくらいですものねぇ。
こういう「不寛容で排他的な声」が蔓延することこそ、私たちみんながより息苦しくなっていってしまうことに繋がるのに…どうしてこのような方向にいつも向かっていってしまうのでしょうかぁ。

例えて言えば、自由や権利を尊重する意識が強い欧米の人たちは、「硬い鉄製の檻」に入れられないように、常に権力に対する監視や抵抗を行なっているのに対して、日本の場合は、なぜか、その「硬い鉄製の檻」に自ら入り込み、自分たちで鍵を閉めてしまうような傾向があるように感じている。

こうした行為に走ってしまう国民が多い理由ははっきりとは分からないけど、トルーマンの時代から徹底されてきた長年にわたる”洗脳”の賜物なのかもしれない。
しかし、いよいよ日本の本格的な衰退や破綻が見えてきた以上、そろそろ日本の人たちも「自らの首を絞めるような洗脳」から脱していく必要があるかもしれないね。

最近の様々なニュースや出来事をみても、私たちの日本が世界から取り残されているどころか、逆に退化さえしてしまってきているのを感じるわ…。
ほんとにかなりヤバい事態のように思えるし、まずは、私たち自身が、ごく当たり前の「弱い人への思いやり」や「自由さや寛容さ」をもっと真剣に強く求めていくことが必要なんじゃないかしら。

こうしたかなり重たい閉鎖性や排他性が支配している日本の中で、世界的にも画期的な「重度障害者の国会参加」を実現させたれいわ新選組の功績は本当に大きいと思うし、今回灯された「明かり」をどうにか消さずに、日本も世界の先進国並みの寛容さや自由さが享受できるような社会になっていって欲しいね。

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