どんなにゅーす?
・2017年4月29日から福島県浪江町の十万山で発生していた山火事は、12日目の5月10日にようやく鎮火。
・その中で、火災の後に設置した測定器において、5月8日に測定した大気中の粉塵に含まれる放射性セシウム濃度が、浪江町や双葉町などで前日の3倍~9倍に上昇していたことが判明。
・福島県は「強風で舞い上がった灰が影響した可能性も否定できない」などとコメントし、山林火災がセシウム濃度の上昇に影響を及ぼした可能性について触れた。
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福島の山火事が鎮火 放射性物質濃度上昇も
先月29日に浪江町の帰還困難区域内にある十万山で発生した火災は、10日午後3時すぎに「鎮火」が確認された。合同災害対策本部によると、隣接する双葉町側の山にも延焼が拡大し、浪江町22ヘクタール、双葉町53ヘクタールの、計約75ヘクタールを焼失したという。
一方、火災の後に県が設置した大気中の塵(ちり)に含まれる放射性物質の測定器で今月8日の放射性セシウムの値が浪江町では前日の約3倍、双葉町では前日の約9倍に上昇していた。
山林火災との因果関係について県は、「現時点では判断できないが、強風で燃えた灰が舞い上がった影響も否定できない」としている。空間の放射線量には大きな変動はなく、県は専門家の意見を参考にしながら影響を評価するとしている。
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福島の山火事の影響で、放射性物質の値が上昇はデマって言うてたけど、やっぱりデマって言うのはウソやったやんか(-_-#)>RT
— ひろみ49 (@nukolove44) 2017年5月11日
散々「山火事で放射性物質拡散はデマ」とか叩かれたけど、やっぱり上がったじゃん。火事と時間差で影響が出るというデータがわからなかっただけで。
福島・浪江 放射性物質の値が上昇 https://t.co/7xhwENp7xh #FNN
— Poko【ぽっちゃり女性専門写真家】 (@Poko_IDOHORININ) 2017年5月11日
福島の山火事が鎮火 放射性物質濃度上昇も|日テレNEWS24 https://t.co/KOU3srFWE3
思った通り、軽くなった分浮遊しやすくなったということ。なるべく外出を控える、出かける時は高機能マスクをすること。— 影山竜(ビールと弁当) (@bontaro_1) 2017年5月11日
福島県の放射線監視室は山火事のせいじゃなくて「周辺の土ぼこりや焼却灰の舞い上がりの影響も否定できない。」って言ってるけど、本末転倒っていうか完全に狂ってるよね。:浪江の山林火災:放射性セシウム、3~9倍に上昇 – 毎日新聞 https://t.co/rnFx8wRvTw
— CAVU (@cavu311) 2017年5月11日
福島の山火事が鎮火 放射性セシウム濃度が、前日比で浪江町が3倍・双葉町が9倍に上昇#日テレNEWS24 #日テレ #ntv https://t.co/Mrs0QNea7t
それでも「空間の放射線量には大きな変動はない」と言い張る。
— o-hara (@se20sun) 2017年5月10日
批判が間違っていたではないか。放射線濃度が上がったではないか。謝罪を取り消してもう一度コラムで訴えるべし。
「火災で放射性物質拡散」 批判相次ぎ紀伊民報陳謝https://t.co/Vzx7i9SyEa
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) 2017年5月11日
あれ、「放射脳のデマ」とか言ってる人いなかったっけ?これで空間線量が上がるということは、、放射性の微粒子が空中を舞ってることになるので、空間線量の増加より、内部被ばくが気になる。 https://t.co/171XO6mHXV
— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) 2017年5月10日
ほらあ、県だの産経が言ってたことウソだったじゃん。紀伊民報が正しかった。誰だよデマとか正義感で批判してたのは。
浪江・十万山の山林火災:放射性セシウム、3~9倍に上昇 /福島 – 毎日新聞 https://t.co/XwbnP2tSFs
— 天牛ver.EM (@tengyu60) 2017年5月10日
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国のデータを盲信するだけでなく、事実が確定していない段階から「デマ」認定し、注意を促す人々を攻撃する「カルト」勢力に要注意
福島の山火事、やっぱり現場の近くはある程度に放射能濃度が上がっていたみたいね。
ネットだけじゃなく、大手メディアも一緒になって注意を促している人たちを否定して、彼らを叩く動きが盛り上がっていたみたいだけど、そりゃ、放射性物質が蓄積している山林であそこまでの火事が発生すれば、こうなるのは想像に難くないわ。
当サイトでも、多少の放射線量の上昇に注意するように記事に書いたけど、やはりそうだったか。
少し前に紀伊民報のコラムでこの件について注意を呼びかけたところ、批判が殺到してその後陳謝するような事態になったみたいだけど…終わってみれば、このコラムが言っているのもまるっきり間違ってもいなかったということだ。
「火災で放射性物質拡散」 批判相次ぎ紀伊民報陳謝
和歌山県の夕刊紙紀伊民報は、東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域になっている福島県浪江町の火災について「放射性物質が飛散する」などと記述したことに批判が相次いだとして、9日付紙面で「多くの方に心配をかけ、迷惑をかけた」と陳謝した。
問題となったのは2日付のコラム。浪江町の国有林で4月29日に起きた火災に触れ、「放射能汚染の激しい地域では森林除染ができておらず、火災が起きれば花粉が飛ぶように放射性物質が飛散するという」と書いた。
コラムはインターネットなどで拡散。紀伊民報によると、福島県の農家らから、批判のメールや電話が約30件あった。
例えばこの記事などでも、根底から放射性物質の拡散を「デマ」と決め付けているような様子が見られる(後に、細かい追記でエキスキューズをつけている状況)けど…どうも、注意を呼びかけている人々や事実が確定していない事柄までも、ことに放射能関連の話題についてはなんでもかんでも「デマ」「風評被害」「放射脳」と決め付けて、誹謗中傷やイメージ操作に躍起になっている勢力が多くいるようだ。
そして、こうした連中にマスコミも同調しつつ、国や県が出すデータを根拠なく盲信。その結果、「放射能は怖くない」「何があっても健康に影響はない」という世論形成がなされている様子が見られるね。
確かに、必要以上に不安を煽ることは良くないけど、やり過ぎなくらいに神経質になって、何でも「デマ」「風評被害」にしてしまう動きが目立っている気がするわ。
それに、つい先日にうちのサイトでも国が意図的にデータ(貿易統計)を改ざんしていた実態を紹介したけど、放射線関連の情報だって、国や県のデータが100%正しいなんていう根拠はどこにもないわ。
こうした世論や論調を広げたいのも、福島原発事故を「なかったこと」にしてしまいたい、安倍政権と東電などの電力業界の思惑が絡んでいるのは言うまでもないだろう。
そう考えると、これらの論調をことさら広げているのは、安倍政権などと関係するネット工作組織や、利害の絡んでいる既得権勢力の関係者、そして、これに加えて「放射能・原発信仰」をしているようなカルト宗教団体(神社本庁・日本会議・幸福の科学など)が存在しているものと考えている。
いずれも、国民の利益とは真逆の方向に世論を誘導しようとしている勢力であることは間違いなく、こうした巨大な資本勢力(ネオコン軍産・原子力マフィア)をルーツとした連中による危険な世論誘導には気をつけたほうがいいと思うよ。
ネット上では、今もすでに結構おかしな方向に向かい始めているし、このままじゃ、しまいには「放射能はむしろ身体にいい」なんていう世論が出回って行きそうな事態にもなりかねないわね。
私たちは、世の中の仕組みや社会構造などをあらかじめある程度理解しておいた上で、世間に出回るあらゆる情報に対して、一定の距離感を保ちつつ、しっかりと選別していくことが大事なんじゃないかしら?
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