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【自由党】森ゆうこ議員が小沢氏の希望の党との連携の動きに期待!山本太郎議員「希望に入った民進議員はトロイの木馬になって」

【自由党】森ゆうこ議員が小沢氏の希望の党との連携の動きに期待!山本太郎議員「希望に入った民進議員はトロイの木馬になって」

どんなにゅーす?

自由党の小沢一郎共同代表が希望の党との連携を模索していることについて、森ゆうこ議員や山本太郎議員がコメントを出した。

・森ゆうこ議員は、「野党は結集してほしいという国民の切なる願いを受け止めての流れであり、安倍総理の独裁か、民主主義の希望かという選挙になりつつある」と語り、自由党と希望の党の前向きな連携に期待を示した。

・また山本太郎共同代表は、「まず、安倍政権を引きずり下ろすという第1目標に向かって、世の中が進む、勝つと思います」と、まずは安倍政権を倒す流れを作ることが大切であることを語り、その上で「今さら中に行った人間を責めても仕方がない。いざという時には、有事にはトロイの木馬になれよと、それしかないです。」と、希望の党に入った民進議員は”面従腹背”で居続けて欲しい思いを打ち明けた。

自由 森参院会長 希望との連携に期待

自由党の森参議院会長は、民進党が希望の党に事実上合流する方針を決めたことに関連して、「野党は結集してほしいという国民の切なる願いを受け止めての流れであり、安倍総理大臣の独裁か、民主主義の希望かという衆議院選挙になりつつある」と指摘しました。

そのうえで森氏は「自由党は『結集』を掲げて活動してきており、小沢代表が希望の党への結集に向けて、交渉しているところだ。自由党で希望する全員が希望の党に公認されることを望んでいる」と述べ、希望の党との連携の実現に期待を示しました。

【NHK NEWS WEB 2017.9.29.】

【文字起こし掲載】「女王様の『踏み絵』――安保法制・改憲」~自由党・山本太郎議員が胸中を語る「『希望の党』に手を挙げた民進党議員で心ある人は有事には『トロイの木馬』となってくれ」

――「希望の党」とリベラル派議員との関係について

山本議員「(合流の際)安保に反対だったけれど、賛成という立場を示さなければ入れてもらえないかどうかはわからないけれど、次は『賛成』と、自分の心を偽って踏み絵を踏む人もいると思います。でも何かあった時に、中側で歯止めになれるように沢山の人が入ってもらわないと、と思います。別にみんな小池さんが好きで入ってるわけではない。だけど、野党だとできることなんてほどんどないから、という思いで行っているだろうと思うんです」

――実際合流した場合、リベラル派はどのように動くべきか

山本議員「『小池さんいいね』と言っている人たちが、何かあった時にじゃあ共産党や社民党に入れるかって言うと、話が別だと思うんです。『TVでよく映っている小池さんだから、何となく入れました』というふんわりした人たちが今の政治をもっていってる。それにどうやってアプローチしていくかを考えないといけない。デモだけじゃなく、ロビー活動だけでもなく、実際に票を動かせるということを、中に行く政治家に対しては『ちゃんと反発して、止めろよ』と圧力をかけなければいけない。

何かあった時に圧力をかけ続ける。止めろよっていう。内側から声があげられないのが一番まずいパターンじゃないですか。それは今の自民党なんだから。

民進党は丸抱えになると思う。セレクションもされるのかもしれないけれど、(『希望の党』は)数は欲しいだろうから、まだよくわからないけれど、そのまま丸抱えになるんじゃないでしょうか?」

――将来「希望の党」に合流する人たちに向けて

山本議員「私の危機感は改憲、そして日本周辺での紛争ということに関してです。小池氏は根本的には安倍氏と変わらない。『裸の王様』が『女王様』に変わっただけ。でも『女王様』は空気はすごく読んでいる。今さら中に行った人間を責めても仕方がない。いざという時には、有事にはトロイの木馬になれよと、それしかないですよね。今からどうこう言っても仕方がない。『政権が取れる』、という部分にみんなが反応しちゃってるんだから」

――自身の入党について

山本議員「はっきり言って『希望の党』には自分は行きづらい。けれど、1ミリでも『行く』という選択肢があるとすれば、それは被ばくの問題。『与党側にいれば、何かそれを進められるものがあるかもしれない』――そう考えると、無所属はその正反対です。無所属の仕事を見てくれているのは支持者の皆さん。だが、それだけでは世の中を変えるのは難しい。自由党で、小沢さんと合流することによって、今のように活躍の場も、理解してくれる人たちも増えたんだと思うと辛い」

――無所属になったとしたら

山本議員「無所属に戻ることそのものは怖くはない。ただ、小池さんがやりたいのはこのことだけじゃない。世の中が崩れていくスピードの中で、時間がない中で無所属に戻って、どうやって声を伝えていこうかと思うと悩ましい。『こういう酷い状況がある』と広く伝えられる場が、街頭演説だけになってしまうかと思うと、党にしがみつくことはないけれど、無所属というのは本当にきついです」

【IWJ 2017.9.28.】

森ゆうこ議員と山本太郎議員が、「現実的な安倍打倒プラン」で小沢氏の動きに理解を示す

自由党の小沢さんが積極的に小池さんの希望の党との連携を探っていることを受けて、同志の森ゆうこ議員と山本太郎議員がコメントを出しました。
お二人ともその言葉の使い方は異なっているものの、おっしゃっていることは大きな違いはない印象で、現状出来る中で「打倒安倍政権」を優先させる上での「現実的な策」として小沢さんや民進党の動きに理解を示した形です。

ボクも自由党を支持してきた一人だけど、二人のコメントとも、ボクが今まで言ってきたことと大体一致しているね。
ネット上では、小沢氏のこの動きに対する批判の声も多いし、森ゆうこ議員のコメントに対しても「失望した」「もう支持しない」との声も飛び出しているけど、少なからず、自由党の議員たちは、「今のこの現状の中で、どうすれば少しでも今の悪い政治状況を変えられる可能性があるか?」に全神経を注いでいる印象を受ける。
言い換えれば、「今の安倍政権が変わらない限り何も変わらない。なら、どうすれば変わる可能性があるのか?」と考え、自分たちの同志が国会に議席を確保し、影響力を持つための方法を懸命に考えている様子がうかがえる。

これはまさしく、政治家として持つべき思考回路だし、現在の日本の政治の中において、「信念を貫く」「筋を通す」だけでは、どうしても超えられない壁があるということをとても彼らはよく理解している。

インターネット上で非常に目立っている盲目的な安倍政権支持者は、日本全体で見るとごく少数だけど、日頃から安倍政権に強く怒るコメントを多く投稿している野党支持者のネットユーザーも、実はこれまた社会全体のごく少数なんだ。

山本太郎議員の言うとおり、日本の大多数は、選挙に行くこともそこまで重視していない、憲法も安保法も脱原発もそこまで興味を持っていない人々であり、テレビの報道を無意識に見つつ、何となくの気分で選挙に行くかどうかを決める人々だ。
山本議員が「TVの1%の視聴者は100万人。今この演説会で2時間喋ってどれだけの人が来てくれたか……電波は企業に握られていますよ」と話しているけど、まさに現実を非常に良く見極めている言葉だね。

ネット上では、「もう共産党しか信じられない」「民進は小池と組まずに共産と組め」「小池に入った議員は一生呪う」というようなコメントが野党支持者系のサイトに多数躍っているけど、恐らくこれは日本全体で見ると少数意見であり、ボクが見ても、彼らの要望通りに「反小池・護憲派同士」で野党勢力が新たな連合を組んだとしても、(野党票分裂によって)敗北してしまう可能性が高いのではと感じている。

そうなると、やはり森ゆうこ議員や山本太郎議員、そして小沢氏らが考えているような、小池勢力に民進・共産までをも含めた野党大共闘が、「現実的に市民密着型の反グローバリズム議員が多数生き残るための道」ということになるんじゃないかな。
(もし、森ゆうこ議員らが希望の党に入ったら、かつての自民党での亀井静香氏のようなポジションになっていく可能性も?)

つまり、こうした動きは「悪魔に魂を売り渡す」というものではなく、むしろ「戦略的に国会内に生き残っていく(=選挙に勝つ)ための可能性を探る動き」であることが考えられるということですね。

そういうことだ。
「激しく失望した」と彼らを強く叩き、「もう応援しない」と激怒している人たちは、残念ながら、まさに小池氏を送り込んだ権力層の思う壺になってしまっているし、表面的な情報にひたすら踊らされずに、様々な可能性を見つつ、その裏側を想像しながら慎重に情報を受け取り、情勢を読んでいくことが大切だね。

いずれにしても、私たち有権者は、「敵or味方」「白or黒」で両極端に思考をセッティングしてしまわないことが大事ですね。
山本議員は、小池氏が民進だけでなく自由も丸抱えする可能性を見ているみたいですが、ここが今後の重要なポイントですね。

本当なら、民進も合流ではなく、今までの「民共共闘」みたいに、あくまで「選挙協力」としてのゆるい共闘を通じた野党一本化であれば話は簡単だったんだけど…すでにこのような状況になってしまったので、これはもう仕方ない。
現状、最もベターなのは、山本議員も言っているように、民進&自由を希望が丸抱えするのが安倍政権を倒す上ではいいのかもしれないけど、果たして小池氏はどう決断するのか?
山本議員も「自分は女王様から外されるだろう」と苦笑いしながら言っているけど、どこまで小池氏が受け入れるのかがはっきりしていないし、この辺はもう少し様子を見る必要があるね。

そうですね。
まだまだ選挙に向けて大きな動きが飛び出してくる可能性がありますので、今後の展開を慎重に見守っていこうと思います。

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