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パキスタンで男性が妻の親族に「名誉殺人?」で殺害される!世界の一部地域で執り行われてきた恐ろしい風習「名誉殺人」とは?

パキスタンで男性が妻の親族に「名誉殺人?」で殺害される!世界の一部地域で執り行われてきた恐ろしい風習「名誉殺人」とは?

主に女性に対して行われる「名誉の殺人」とは?

ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんの出身国パキスタンでは、名誉殺人が各地で多く行なわれているという。
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名誉殺人で男性を殺害、まれな事例 パキスタン

【AFP=時事】パキスタン北東部パンジャブ(Punjab)州ブレワラ(Burewala)で17日、夫が結婚に反対する妻の親族にのどを刃物で切られて死亡した。警察は18日、新たな「名誉殺人」事件として捜査していることを明らかにした。

パキスタンの保守的なイスラム社会では、毎年数百人の女性が名誉殺人の犠牲になっているものの、男性が殺害されるケースはまれ。

【Yahoo!ニュース(AFP=時事)2016.6.19.】

管理人

「名誉殺人」が社会問題になっているパキスタンで、男性が「名誉殺人」で殺される(?)という珍しい事件が起こったみたいだ。

どうやら、この被害者の男性は、ある女性と結婚したものの、女性の親族に猛反対され、彼らに殺されることを恐れて遠くに逃げていたものの、自身の親に会うために一時的に戻っていたところを妻の親族に襲われて殺されてしまったとのことだ。

ただし、このケースは一般的な名誉殺人とは違うケースであるような気がするんだけど、違うかな?

あおいちゃん驚きssaえっと・・・聞きなれない言葉が出ているけど、「名誉殺人」って一体何なのかしら?

管理人名誉殺人とは、主にイスラム圏内やその他の一部の地域で昔から伝わってきた風習の一つで、女性が結婚前に男性と行為を行うことを「最大の悪しき行為」と考えている風習を持つ地域や、行為を行なった女性の家族が、その一族の”名誉”を守るために、行為を行なった女性を殺してしまうことをいうんだ。(そういう意味でも、このニュースのケースは、名誉殺人にはちょっと当てはまらないように思えるね…。)

特に、女性の結婚前の処女の喪失を「重罪」と考えている、厳格で保守的なイスラム地域や、近代社会と隔絶しているような部族社会に色濃く残っていて、例えばパキスタンでは、年間数百人もの女性が名誉殺人で殺されてしまっていると言われているんだ。ウィキペディアより)

あおいちゃんキレ1ssaそ、そんな!!たかがそんなことで女性が殺されなきゃいけないなんて…!!

だって、日本ではそんなこと全然珍しくも何ともないし、しかも女性の親やきょうだいが大事な家族を殺してしまうなんて、そんなことって・・・。

この日本でも、かつては名誉殺人に似たような制度があった

管理人つまり、日本ではごく普通のことが、所変われば、とんでもない「悪行・犯罪」と認識されるってことが、この世界には色々とあるということだね。

この風習がある地域では、名誉殺人はある意味「当たり前のもの」として認識されているみたいで、驚くことに日本でも、江戸時代以前には密懐法(びっかいほう)という、これと似たような法律があったんだ。
これは、例えば女性が夫以外の男性と性行為を行なった場合などに、代々の名誉を守るために女性の父親も女性の殺害が認められたりするもので、明治時代に制定された刑法でも、女性が不倫をした場合は死刑相当の重罪が課せられることも珍しくなかったようだ。

現代社会では、こんな名誉殺人は「常軌を逸した忌まわしき風習」として、世界的に問題視されつつあるんだけど・・・なんせ、「これ」が当たり前だと思っている人々は、地域ぐるみでこれを執り行なっているものだから、どうしても外部が調査をしても実態の把握が難しい一面がある。
さらに宗教的な思想によってこのような考え方が横行しているから、易々と外部が干渉したり禁止をするのもなかなかやりづらい部分がある。

そういう色々な要素が絡み合って、なかなか名誉殺人の根絶が難しい状況なんだけど、とりあえず、名誉殺人という文化もなく、自由気ままに恋愛を謳歌できるボクたちは、今のこの時代の日本に生まれ、暮らしていることを喜んでおこう。

あおいちゃんかなり困りssaなんか、最近のいろんなニュースを聞いていて、日本がとっても最悪最低な国だと思ってばかりいたけど、もっと怖くて酷い国もたくさんあるものなのね。。
わたしも、こんな名誉殺人とかが行なわれているような、とっても厳しくて高圧的な国に生まれないで、本当に良かったわ。

管理人まあ、日本も今までは結構良かったけど、安倍政権の一途独裁化によって、今後は少しマズイ方向に向かいつつありそうだけどね…。

どうか、今までの日本に当たり前のようにあった、自由や優しさがこれ以上失われないためにも・・・ボクたちも政府や権力がこれ以上暴走しないよう、しっかりと厳しくチェックしていって、「これは危ない、おかしい」などと思ったら、恐れずしっかりと声を上げていこうね。

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