主義・主張はコロコロ変わっても、核武装のスタンスだけは維持か?
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鳥肌立った…。
小池百合子候補「非核都市宣言は致しません。明確にそれは申し上げます。」 pic.twitter.com/aEFAL3SQiV— あや (@ayakumahotcake) 2016年7月29日
当サイトでも、過去の発言の変遷やその不気味さを追い続けてきた「謎の政治家」小池百合子氏だけど、鳥越さんとの討論で、彼女が「非核都市宣言は私はしない」とはっきり言ったようだね。
その一方で、「核武装論者では?」との指摘に対しては、彼女は「捏造だ」と言っているんだけど、これは一体どういうことなんだろうか?
そのままこの言葉を受け取ると、「私は核武装論者ではないけど、非核都市宣言はしない」…ということになりますね…。
そもそも「非核平和都市宣言」とは何か?というと、公式ホームページによると、下記のようなものみたいだ。
非核宣言自治体とは、核兵器廃絶や非核三原則の遵守などを求める内容の自治体宣言や議会決議を行った自治体のことです。
非核宣言自治体が世界に広がっていく契機となったのは1980年のイギリスのマンチェスター市での非核宣言で、米、ソ冷戦のさなか、核兵器の脅威をなくすため、自らのまちを非核兵器地帯であると宣言し、他の自治体にも同じような宣言をするように求め、すぐにイギリス国内の多くの自治体が賛同しました。
その後、この宣言運動は世界に広がり、日本でも1980年代からこの非核宣言を行う自治体が増え続け、現在では日本の自治体の約90%の約1,600自治体が宣言を行っています。
簡単に言うと、「世界的な核兵器の縮小や廃絶を求めて、核のない世界を目指していく”意思表示”を自治体ごとに行なっていく」という趣旨のものみたいだ。
法的な拘束力などはなく、あくまで非核の思想や意思を自治体レベルで示していくというもので、現在日本の90%もの自治体がこれを宣言しているということなので、「宣言していない方が珍しい」ということになるだろう。
・・・なるほど。小池氏はこのような「非核都市宣言」することを強く否定をしている、ということですね。
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やはり小池氏は「嘘」と「騙し」を巧みに織り交ぜる”ペテン政治家”か?
ここまでポピュラーな非核都市宣言を、唯一の被爆国の首都である東京がしていないのは確かにちょっと不自然なことで、鳥越さんがこれを「宣言する」と明言しているのは、全く整合性が取れていると思うし、ボクも賛成だ。
だけど、小池氏はこんな非核都市宣言を明確に拒否した上で、核武装論者である疑いに対しては「捏造だ」と言う。
これは、腹の底は、”核”に対するかなり肯定的な思想を持っていると疑われても仕方なく、なおかつ「現在」はそれを表に出さずに、密かに隠している疑いがある。
これは、安倍政権が憲法改正を隠しながら参院選を戦ったのと似ていて、このような彼女のやり方に一種の”ペテン的な要素”をボクは感じている。
「東京をアニメランドに」「コミケを応援する」などと、政治に疎いアニメファンの支持も集めているみたいだけど、これも、過去の発言や思想(漫画やアニメの表現規制に賛成しており、それに関する請願書を国会に提出している)を見ると、はっきり言って信用できないと思っていた。
鳥越氏が、いささか不器用で民衆を巧みに扇動するのが得意でない「素直な」人物であるなら、小池氏は真逆で、無垢な民衆を巧みに騙し、世論を扇動する天才的な「ペテン師」であるようにボクには思えてきたよ。
とにかくも、こんな小池氏が都知事になることは非常に危険だと思う。
最終情勢では小池氏がトップで抜けているとの報道が出ているけど、またしても都民はこんな”テクニック”に騙されてしまうのだろうか?
前から小池氏のことを色々と怪しんできたボクとしては、非常に心配しているよ。
本当ですね…。
私も、小池氏のこの動画の様子を見て、少しコワくなってきました。
場合によっては、徹底的に都民を裏切る可能性もありそうな気もしますね…。
やはり、今回は既得権や黒い人脈に満ちた自民党で長らくやってきたような人物ではなく、(クリーンさと既得権にメスを入れることを真剣に求めるのなら)政治家の経験のなかった人物にやらせる方がいいと思っている。
ここまで涼しげな顔で、嘘や騙しを平気で差し挟んでくる小池氏は、えもいわれぬ気味の悪さを感じるし、その腹の中に抱えている思想の恐ろしさもあいまって、ボクは彼女が当選するのはまずいのではと思う。
いよいよ明日がそんな都知事選の投開票当日。一体どのような結果になるのか、固唾を呑んで見守ろうと思うよ。
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